あらすじ
亜国(あこく)の姫でありながら冷遇されている亜姫(あき)。幼いながらも母の世話をしながら、明るく生きる亜姫はある日、金の髪と天の色の眼を持つ奴隷の少年・薄星(はくせい)と出会う。境遇の違いを超えて、強い絆で結ばれる二人だったが、その先に待っていたのは…!?
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号泣必死!!! 和泉かねよしが描く、壮大な大河ロマンスストーリー!!!
舞台は、戦乱の世。
主人公は、亜(あ)国の姫君である亜姫(あき)。彼女は病弱な正妃の子であるということから、しいたげられた生活を送っていた。
ある日、亜紀は異民族の奴隷の少年、薄星(はくせい)に出会う。薄星は自分のことを奴隷扱いしない亜姫を気に入り、自分の一生を彼女に捧げることを誓う。
やがて2人は、主従関係以上の強い絆で結ばれていく。
しかし、様々な不幸や避けられない過酷な運命が、2人を襲っていくのであった…。
陰謀が渦巻く壮大な歴史ストーリー、
亜姫と薄星の身分違いの恋、
そしてラストにかけての見事な伏線の回収など
読み応え抜群の作品です。
戦乱の世を駆け抜ける、亜姫と薄星のラストをぜひ見届けてください!
感情タグBEST3
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匿名
めっちゃ面白かった✨
母様が毒で亡くなった時、姫様が「お前(薄星)が付いていながら何故」って言ってて同じ気持ちで読んでたんだけど、母様の意思だったって終盤でわかって泣いた(TT)
Posted by ブクログ
※話の本筋には関係ない考察あり
衝動買いした大好きな作品です。
毎巻泣きながら読みましたが、何が1番悲しいかって主人公の名前が一切出てこないことだと思います。曾の王子も名はありますし、亜姫にも勿論あるでしょうが、その名前を呼んでくれる人は亜姫の人生にはいなかった。亜姫だって名も称号に過ぎないと考えていることでしょう。だけど、彼女がただの女の子になってその名前を薄星が呼んだら、そうしたら本当に亜姫はただの女の子だ、と考えてそう考えると素晴らしいラストでした。
ところで10巻27話、王子の絵が構図的にもあまりに高諷に似ておりゾワっとしたんですけど、これはさすがに気の所為?(書くところがないのでここで)
匿名
大好きな漫画
大好きな作品で久しぶりに見つけたので読んでみました。初期はどうせハッピーエンドで終わるだろうとか思って呑気に読み進めてたけど最期を知ってから飲むと全然思う事が違うなあ
姫
昔々、古代の大国、亜の姫君と、姫に仕える元奴隷、薄星の物語。
「妾は優しさより恨みを
穏やかな死より 苛烈な生をあの子に残します
妾の愛しい姫 どうか生きて」
この巻を集約している言葉に感じてならない。
Posted by ブクログ
金髪碧眼の異国人の奴隷と、後ろ盾のないお姫様の主従が織りなす中華風大河ファンタジー。
主従ものと言うだけでときめかざるを得ませんが!
主人公2人には幸せになって欲しいけど、どうも報われなそうな空気がプロローグの時点で漂っていたりして(笑)、取りあえず先が気になる作品です。
他にも魅力的なキャラクターはたくさんいますが取り合えずやっぱり金髪碧眼で美しく一途な従者というのは最強です。
Posted by ブクログ
あぁ ああああああぁ
姫様…ひめさまッ
何もないっ 私にはもう何もないっ
何一つ…もう 生きてはいけない…
姫様ッ
それでも この手の中には俺がいます
ひっ ぐ…
あんたの手から天運も国も親すらもこぼれ落ちても 俺が残ります
〝千年の花” 〝千年の花”
覚えてますか?こどものころのあの まじない
命が果てるその時まで 俺だけは あんたの手の中に
〝千年の花”それは願いの花 そして 誓いの花
この時の亜姫と薄星のセリフが凄かった!!
Posted by ブクログ
最近ハマっている少女漫画。
私は中国史がけっこう好きなので、
この物語はまさにツボです。
切ないラブストーリーとちょっとしたコメディと
国をめぐる壮大な物語です。
この作者の絵が本当に大好きなので、
絵の美しさ、見せ方にいつも惚れ惚れです。
大好きです。結婚してください。と言いたいくらいに。笑
この人の描く女の子は図太いようで繊細で、
そしてめちゃめちゃかっこいいです。
(敵に涙を見せず、ぐっとこらえたりするとことか)
キャラクターも魅力的なので、おすすめ^^
Posted by ブクログ
「二の姫の物語」が面白かったので、即買いでした。
なかなか続きが出なかったけど、やっと「メンズ校」が完結して、2巻が出たので、復習の意味で再読み。
やっぱ、こういう中華っぽい話、好きですし、おもしろいです。
母の実家の勢力が弱く、正妃なのにないがしろにされてた亜姫の元に、金色の髪、空色の瞳の簿星が現れ、形見の狭い思いをしながらも、密かに文武の才を身につけていきます。
その結果を父王にみせようと、狩りでがんばりますが、それが逆に土妃や王の逆鱗に触れてしまい、母を殺され、亜国を追い出されてしまいます。
普通なら、ここで絶望しそうですが、いやぁ亜姫様、強い、強い。
また、亜国に戻ってくるって宣言して、やる気満々です。
前向きですし。
たぶん、最後は一発逆転になると思いますが、楽しみです♪
ラストまで
今までの作者が普通の学園ものが多かったので
びっくりしました。ラストがどうやらハッピーエンドじゃない
ような感じなので楽しみです。
Posted by ブクログ
姫でありながら冷遇されている亜姫の過酷な運命を描く中華ファンタジー。奴隷で亜姫とは主従である薄星との、身分の差を越えて、支え、支えられる関係が素敵。
Posted by ブクログ
二人を見ていると
とても優しく微笑ましい
気持ちになるんだけど、
最終的に本当にこの二人が望む
関係になれるのか、読むごとに
不安を感じずには居られない。
「女王」としての生き方か
「一人の女性」としての生き方か。
出来れば両方選べればいいけど…
どういう結末が待っているのか
気になる所ではある。
Posted by ブクログ
姫でありながら冷遇されている少女の成長。
おもしろい!畳み掛けるような試練の連続、傷つきながらもいろいろな事を学び、前に突き進んでいくヒロイン。その側で一生彼女を守る事を誓った奴隷の少年。彼女の今後が非常に気になる。
Posted by ブクログ
途中まで読みましたが最初は微妙。1話目で急ぎすぎたような気がします。聡明なお姫様の設定らしいけど「え……?聡明?????」と思うシーンが多々。主人公たちにうまく感情移入できないまま1巻が終わってしまいましたが、巻が進む内に面白くなってきた。
言葉遣いが 良くない
まだ、最初の 4冊ほどしか読んでいないのですが、ただの恋愛漫画としてなら、絵も綺麗でとても面白いと思います。
しかし舞台背景については、ストーリーにリアリティがなく、都合よすぎますし、何より主従関係のはずなのに、なぜ現代のタメ口なんでしょうか。
そういうところが薄っぺらく軽く感じてしまい、そういった人物の周りの事はただの設定だけだなと思ってしまいました。
暇つぶしにはいいけれど、ずっと取っておきたいマンガではないので、漫喫などで 1度読んだら充分だと思いました。