【感想・ネタバレ】ヒカルの碁 23のレビュー

あらすじ

韓国戦で大将を任されたヒカルは、韓国の大将・高永夏と激突。アキラ、社も闘志を剥き出しにした打ち回しをみせる。緊迫の日韓戦の行方は!? 若き猛勇の棋士達が、意地と才能をぶつけ合う怒濤の「北斗杯編」、ここに完結!!

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囲碁の盤面が織りなすは、白黒つける勝負の世界。
その棋士ひとりひとりには、数多の色に彩られた人生が見えてくる――。

主人公・進藤ヒカルは、囲碁などとは縁遠い活発な小学生。しかし、平安時代の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)の霊と出会い、囲碁の世界に身を投じることに。
同じ小学生にしてプロ級の腕前を持つ少年・塔矢アキラや、その父にして名人段位を持つ塔矢行洋(とうやこうよう)。
彼らを始め、数多の棋士達との邂逅を経て、ヒカルはその人生を大きく変えながら成長していく――。

20年ほど前に若者の間で“囲碁ブーム”というものが起きたのをご存じでしょうか?
その火付け役となったのが、この『ヒカルの碁』。
対局シーンでの鬼気迫る表情や額に浮かべる汗、互いの戦略を探り合う思考のせめぎ合いなどを見ていると、思わずこちらも力がこもってしまいます。心理描写を繊細に描くタッチはさすが小畑健氏、囲碁のルールを知らなくても全然違和感なく惹き込まれる…。
中でもメインとなるのが、ヒカルとアキラ、そして佐為の物語です。
子供だった彼らが大人に近づくにつれて、内面や顔つきの変化していく様がとても丁寧に描かれています。あんなに丸顔だったのにこんなにシュッとした凛々しいお顔に…そんなところも少年好きの女性にはグッとくるポイントかも。二人の少年の出会いが囲碁界を変えていく大きな渦となり、生涯のライバルになるまでの長い道のりが本作の軸となっています。
そして、ヒカルの成長を見守る佐為の存在は、彼の良き友人であり、師匠であり、親であるような温かさを感じます。そんな二人の重要な転機となるエピソードがあるのですが…これが涙なくして語れない…。
彼らに限らず、濃密な時間を過ごしたキャラクター同士の関係性があるからこそ生まれる“人間ドラマ”が、本作最大の魅力です!

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ネタバレ 購入済み

よおく考えたら・・・

小5で院生順位1組14位と16位ってバケモンだよね、岡と庄司ってw
フクは小6で16位以内と思われるが、
なぜか誰も凄いとは思っていない。
海王中の岸本なんて1回しか1組に上がれなかったのに。
(つまり、翌月には2組に落ちたという事)
まぁ将棋界と違って劇中ですら
中学生でプロになっても騒がれもしない訳だけど。
(にも拘らず、主人公たち以外は誰一人、
そんな経歴の先輩プロは登場しないが)
あくまで番外編に過ぎないけど、
原作者(ほったゆみ)が危惧したように
確かに強さのインフレが起きてる感じは否めない。

0
2018年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

愛読していた光の囲碁もこれで終わりかと思うとさみしい。
続刊を期待します。

女性を主人公にした,サイドストーリもいいかも。

0
2012年03月04日

ネタバレ 購入済み

がっかり

せっかくの名作がこんな終わり方?原作者と漫画家、なんかうまく行ってなかったのかな?どちらかが疲れちゃったのか?

0
2024年01月17日

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