【感想・ネタバレ】大菩薩峠(12)のレビュー

あらすじ

竜之助との間を理由ありげに噂され、お雪は不安を募らせていた。宿を訪れる人がみな、竜之助を捜しているように見えてくる。ついには白骨を去り、白川郷へ向かおうと決意する。そのころ兵馬は飛騨高山に歩を進めていた。一方、お銀様は再び故郷を離れ、お角に同道して鳴海、熱田へ。道庵と米友もまた、木曽から尾張へ入り、名古屋城天守に登って御満悦。ある夜その城中奥深く、がんりきの百蔵が忍び入った……。「年魚市の巻」「畜生谷の巻」を収録。

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Posted by ブクログ

久々に再開した大菩薩峠。懐かしい登場人物を思い出しながら、時間の流れも感じながら読み進めていました。他の本を何冊も読んでからこの作品を読むと、あらためて表現のうまさ、言い回しの豊富さを感じますね。最低限必要な語彙でするレベルでのコミュニケーションからずいぶん離れたところにいるな、と感じてそういう一工夫を自分もできるようになりたいと思いました。作品の中の話は、少しずつ展開しているものの大きな事件もなかったので、次を読み進めてみたいと思います。

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2015年11月01日

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