あらすじ
甲府勤番に左遷されて、なお悪行を企む神尾主膳。その邸に身をひそめ、夜ごと辻斬りにでる机竜之介。はからずも竜之介と結ばれる、傲慢な馬大尽の娘お銀様。からくも囚われの獄を脱出する宇津木兵馬。兵馬を慕う娘お松。さらには、もと女芸人お君、異形の槍の達人米友、盗賊がんりきの百蔵等々、悪縁善縁があやなして甲府に展開される人間模様……。「如法闇夜の巻」「お銀様の巻」「慢心和尚の巻(一~七)」を収録。
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Posted by ブクログ
単純でもあり複雑でもある同構造の組み合わせが確かに堪らんという気が。昨今よくわる二つの話の並行展開ではなく、複数の人物の(作家の頭の中ではおそらく整然として秩序だった)交錯は並大抵の業ではないですなぁ。でも繰り返しだけれどもまだ4巻でござる、、、