【感想・ネタバレ】大菩薩峠(7)のレビュー

あらすじ

米友の長屋をでた竜之助は染井の化物屋敷に戻るが、まもなく屋敷が全焼。竜之助は、一夜巣鴨で助けたお若に導かれ、小名路から高尾蛇滝へ赴いた。目を癒すべく参龍堂にこもること百日、やがて微光のごときがきざす。ついでお若の妹・お雪に助けられて、竜之助は甲州上野原から信州白骨へ。一方、遊女身請けの金に窮し、その工面とひきかえに暗殺の旅へでる兵馬は、竜之助の後を追うお銀様とであう……。「無明の巻」「白骨の巻(一~十五)」を収録。

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Posted by ブクログ

ようやく7巻まで来ました。。^^;これまでに読んだ一番長かったのはきっと三国志とか坂の上の雲あたりだろうけど、それならもう終わりに近づいてる巻だってのにまだまだ新しく舞台は信州にも飛び火していく。読みながら旅行しているような気分にさせてもらえるのはいいですね。なんだろう、会話の調子がいいのかな、こういうとこへ配慮してそれぞれの登場人物が話すであろう言葉を丁寧に齟齬の内容に積み重ねていくって簡単なことじゃないだろうに、それをこの量でできてしまうのは本当にすごい、の一言です。

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2012年08月25日

Posted by ブクログ

どこまでもじれったい展開、書き手と読み手の時間の余裕に関する共同性がないと成立しないなぁ、これは。その意味で幸せな作品とも言えるかも。
それにしても絡みあって錯綜しているようで、確かに幾つもの話が並走している、読むのに骨が折れますが確かに凄い本ではあります。

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2016年06月08日

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