【感想・ネタバレ】夏目友人帳 18巻のレビュー

あらすじ

師匠の元で学ぶ妖・シロと遭遇し、いきなり審判を依頼された夏目。話を聞くともう一人の弟子・アケと後継者の座をかけ勝負したいという。だがアケはなぜか隠れ回っていて…? 夏目&ニャンコ先生と少女の一日を描く特別編も収録。あやかし契約奇談第18巻!!

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妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。

妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!

祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。

幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。

名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ついに名取に友人帳のことを打ち明ける夏目。自分からではなく妖の口から名取の耳に入るというのが、何とも夏目らしい。でも何も聞かなかったことにすると言う名取に、知られてしまったのならと自分の言葉で伝えようと決めた夏目の瞳が意外な強さで少し驚いた。本当に強くなったんだなあ。名取がこれまで以上に気に病まないか心配ではあるけれど、漸く話せたことで肩の荷が下りたようでほっとしました。

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2015年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わりました!





第七十二話。。
名取さんに、ついに友人帳のことが知られて
「大丈夫、大丈夫だよ。何も聞かなかったことにする」と言った言葉も表情も切ない……
と一瞬、思ったけどその後の夏目の言葉が

次どうなるのとページを捲るのドキドキしました////



少しずつこの二人の関係が変わってきたような感じがして
嬉しくなりました(〃ω〃)
これからどうなるんだろうと楽しみです♪
名取さんと夏目の絡みが大好き♡






主様。。妖かしと一緒楽しそうだけど
心のどこかでは寂しいんだろうなと思う

人恋しいと…

木の葉を眺める後ろ姿が切ないよ。。。









今回もかわいい妖かしさんが沢山出てきました♡♡
梟さん。。ふわふわモフモフしてそうで触りたくなりますね(笑)
もしタキだったら飛びついちゃっていたかもですね!


一番最初の妖怪さんもかわいかった。。
アケとシロ良いコンビだと思います!
アケはきっとシロのことが好きなのではと
勝手に想像してしまいました////



夏目のこと、モヤシ兄さんと……名前がツボです(≧ω≦。)プププ
他にも色々な名前を言われてましたww

それにしても。。夏目…よく吹きますね(笑)
そういうシーン面白くて好きです!






最後の特別編のお話。。切なかったです。:゚(。ノω\。)゚・。


夏目の気持ちが痛いほど分かる……

しきたりはしきたりなんだけど…
こんな結末は切ないよ。。



もしかして夏目と出会ったことまで忘れちゃったということ?

そんな。。切なすぎる(ノω・、) ウゥ・・・






ふと。。『夢十夜』という言葉が浮かびました









あの女の子。。レイコさんやタキに似てますね!
最初見たとき、レイコさん!?と思ってしまいました(^^;)

時空を超えてニャンコ先生や夏目に会った不思議な話なのかと…
でも全然違ってた。。笑

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2014年12月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

祖母(夏目レイコ)が残した友人帳により、妖怪の『名前』を返還したり襲われたりしている 主人公は夏目貴史(たかし)。

今回は龍の变化のお話と
名取と「箱崎氏」の遺産騒動。
そこで箱崎氏の式(龍)と話し、式が遺産を燃やす。
実は男性で、夏目に似た人と会った事が有るという式。
それは誰??
残った物を拾い集める夏目と名取。
去ってしまった龍。友人帳の事を話す夏目。
森の中で出会った少女「タマミ」。
白梟に赤い石のリングを返しに来たと言う。
出会った夏目は一緒に探すことに。
実はその梟は夏目の探す森の主の変わり身。
そして。
タマミの記憶を消して、その場から去る。
公園のベンチで目を覚ますタマミ。
手には一欠片らの赤い石。

相変わらず、やんわり、切ない…。

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2020年07月10日

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ネタバレ

夏目が名取へ友人帳の存在を語るのには、唐突感が。指輪物語の指輪みたいな感じですかね。レイコ以外の存在をしれっと放り込んできましたよ。

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2015年12月30日

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ネタバレ

作者のあとがきまで読んで「・・・そーだよな。作者がわかってないとこういう風にキャラが動かないよな」って納得しました。名取さんのことです。
この巻は、名取さん巻だわ、龍が二連続だわでちょっといきあたりばったりなのかな?

最後の話がよかった。というか夏目と「女性」(ただし七瀬さん以外)が絡むと空気があったかくなる感じがするからいいなあ。

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2015年08月14日

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ネタバレ

読み直しも18冊目。
こちらは、大妖の弟子二人のすれ違いに夏目が巻き込まれる話「できること」、妖怪研究の大家の遺産に絡めた名取さんと夏目の話「閉ざされた部屋」、そして最後が普通の女の子と神守クラスの妖と普通の女の子が関わってしまった「夢幻のかけら」の3話構成。

連続で龍が出てくるというのはなんか夏目としては珍しいような。箱崎さんの話は家族とのつながり、妖とのつながりがいつもに比べると深堀されなかったような気がしました。

それにしても、その後、友人帳の件で名取さんとは何もなかったようなと書いていたら、なんと次の巻でちゃんと回収してるじゃないですか。知ってても特に何もしなかったから印象に残ろなかったのかな。記憶ってあやふやなものですね。

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2020年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ついに名取さんに友人帳のことを知られてしまい、話すことを決めた夏目…!
夏目は友人帳について秘密を貫くつもりでいた反面、自分を心配してくれる人たちに肝心なことを話せないでいるもどかしさもあったと思うんで、きっかけはどうあれ自分の言葉で伝えられる時がきたのは、それはそれで良かったんじゃないかなーと。ヾ(´ω`o)
少なくとも名取さんは、基本的に夏目が悲しむようなことはしないと思うので(妖に対してはわからんけど)、その辺は大丈夫かなと。

巻末収録の特別編16は、珍しく(?)感じのいい女の子が出てきて、少し切ないけど温かくなる話だった*

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2014年12月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

持っていて困るくらいなら、燃やしちゃえばいいのに、という考えは人間としては正しい。
でもね!
燃えちゃったらこの漫画おわっちゃうの!(爆

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2014年10月13日

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