あらすじ
三カ国で領土争いをしているグラン山が燃えた--。次期女王たる自分にしかできないことをするため、ソルヴェール国第一王女、レティーツィアは騎士のアストリッドを連れて王城へ戻る。ところが、大規模な支援をもぎ取ったレティに魔の手が!! グラン山に戻る道中、罠にかけられたレティは、アストリッドとともに渓谷に転落してしまう。グラン山で指揮官を任されていたデュークはその報を聞き……!? 最強女王伝説、奇跡を願う第4弾!
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Posted by ブクログ
デュークがやっとと言うほど遅くはなかったけど自覚しました。
あとはレティですね。
目下のところ本気の恋はまだまだ考えてないかんじですが。
グレイグのあのレティに対しての態度と他への態度がまた違うところがあ、なんか好きだこいつってなったり、ルードガー王とアストリッドがレティを同じものに例えているところとか何か関係あるのかなとかなったり、とにかく相も変わらず面白かったです。
Posted by ブクログ
サブタイトルから、アストリッドの巻なんだろうなって思いながら、表紙にデュークがいないのに、ちょっとがっかり。案の定、またしてもデュークとは別行動です。
でも、前巻のクレイグとの愛人のふりとか、塔から落ちたときの経緯を知らないデュークに、クレイグが何気に言う一言ににやついたり、ノウザルツ公がクレイグとデュークを見比べて、どう考えてもデュークの方だと言ったときのレティのうろたえる様とかに、そうそう、やっぱ、デュークよねって、細かくにやつくところは満載でした。
で、レティが騎士王の力で雨を降らせた後、デュークが駆けつけたあとの抱擁とかからは、待ってました!って感じで、エピローグなんか、とうとうデュークが自覚した?って、気になるところで終わって、うーん、早く次巻が待ち遠しいです。
レティもデュークを気に入ってる感じだし、クレイグや兄たちもデュークとレティがくっつくのには、なんか抵抗なさそうなんだけど、やっぱり身分差で愛人止まりなんでしょうか。
アストリッドが3人目だとして、4人目はキルフ帝国の有名将軍っぽいし、そうなると、レティのお見合い相手のキフル帝国の王子様が亡命してきて、なんか波風が立ちそうな感じ。デュークがんばれっ!
Posted by ブクログ
シリーズ4作目。
副題と表紙のイラストからアストリッドメインの話なのかな?と思っていたらそうでした。私としては2番目に決まる騎士はアストリッドだと思っていたんですが、3番目になってましたね。クレイグの渋くてカッコいい大人な雰囲気も良いですが、アストリッドの若さ溢れる素直な感じもいいですよ。でも、やっぱり王道はデュークでしょうけれど。
4巻では山火事の起こったグラン山の対応にレティたちが奔走しています。レティは4巻でもカッコいい。女王様の言動に痺れます。怪我をしても騎士王の力が癒してくれるからと言っても痛いものは痛いだろうに・・・。まさに命懸け。いろんなことを考えて最善を尽くそうと必死になってる。そんな真摯な態度に周りの人たちも惹かれていくんでしょうね。
そして今巻でやっとアストリッドは念願のレティの騎士になれました。良かったね~。デュークの出番がラストらへんしかなかったのは残念でしたが、レティを助けに行った時に展開にキュン!としたので良しとしましょう(笑)気持ちも自覚しましたし、次巻からの展開が楽しみです。
Posted by ブクログ
相変わらずレティがかっこいい!今回はアストリッドも大活躍で力だけならホント最強布陣引いてますね。そして、他の王のスピンオフが本当に読みたいです。
前巻でクレイドに大人数を生かす為に少人数を犠牲にするって話をしたのに
少人数の敵を殺したくない、殺さずに何とかしようって甘っちょろすぎる
それ以外にも、この巻はレティの王としての駄目な部分が浮き彫りになった