あらすじ
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】【ページ数が多いビッグボリューム版!】憑依体の劣化が進み、ユリへの妄執にとらわれた魔神(サタン)が暴走し、遂に青い夜が始まった。そんな中、生まれてきた雪男は息をしておらず…。全ての真実を受けとめた燐は、どんな選択をするのか!? 過去篇、完結――!!
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めっちゃ泣ける。
双子にまつわる過去についてのまとめとなるような巻でした。ふたりをとりまく、苦しい中にもあたたかい環境が涙をそそりました…。青エク好きには必読な巻だと思います。
過去の旅は終わります。
青い夜で、キャラクターがそれぞれどういう状況に遭ったのか。
燐の悪魔の力がどう封じられたのか、双子がどうやって守られたのか、過去の旅が終わる直前での号泣ポイント。
号泣ポイントからの現在に戻る燐。
もうすべてを取って、泣ける巻でした。
泣ける!
以前、3巻無料の時読んでそのままだったのが、10巻無料で読み直したら止まらなくなって大人買いしました!で、この巻とにかく泣けます。ユリが亡くなる時の獅郎とのシーンは何回も読み直して、何回も泣いてます。獅郎と燐のシーンも泣ける。こんなに泣ける漫画久しぶりです。もうずっとジワジワきてて読んだ後も余韻に浸れる。
買って正解です。
感動の波が!!!
ヤバイ。。泣きました。
そうだよ、燐も雪男もちゃんと愛されて生まれてきたんだよ。自分達の原点は悲しい事が沢山あっただろうけど、それ以上に獅郎やユリ、周りの人達に愛されて育ってる!自分自身に自信を持って!とエールを送りたくなりました!
「父さん ありがとう」の獅郎と燐のやり取りで涙腺崩壊。。
作者様、素敵な作品をありがとうございます!
次回、いよいよ現代に戻っての展開ですね!楽しみです!
Posted by ブクログ
獅郎は実験体だったからサタンの強制憑依に耐えられた
というのは納得がいくところ。
出産という行為だけで負担がかかるのに
医療行為もしてもらえず初産で難産。
よく雪男まで産めたと思う。
獅郎もユリも悪くない、ただ必死だっただけなのに。
それは本当はサタンもそうだ。
人間の愛とやり方が違っただけで、サタンも必死だった。
ユリの幼少時の幸せを奪ったのもサタンであり
彼がしでかしたことが許せはしないが。
謂わば生贄を与え続けている訳でそれ自体
倫理を疑うのだが、それをしなければ世界が滅ぶと言われては
どうすることが正解なのかわからなくなってくる。
獅郎が生き残り父親業をみんなに頼りながらする
束の間の幸せにはほっとするものの、
だからこそ壊れてしまうのが苦しくなった。
燐が「父さん、ありがとう」と伝えるシーンは泣いた。
ただ生きていていい、悪魔と人はわかりあえる。
両親の遺志を知って、燐が生まれてこなければよかった、
ではなく諦めないという気持ちになってくれて良かった。