あらすじ
乱世の姦雄を自称し、天下を席捲した曹操も、関羽には弱かった。いかな好遇をもってしても、関羽の心を翻すことはできない。玄徳を慕って千里をひた走る関羽。そして劇的な再会。その頃、兄孫策の跡を継いだ呉の孫権は、恵まれた自然と豊富な人材のもと、国力を拡充させていた。失意の人玄徳も、三顧の礼をもって孔明を迎えることができ、ようやく天下人として開眼する。
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Posted by ブクログ
諸葛亮孔明の登場。いくつかの名シーンに鳥肌が立った。世を動かす人にとって素晴らしい人材に出会うことは不可欠ということがよく分かる。
徐庶の心の強い賢い母に感服するばかりだった。たとえ命に替えても我が子を曹操に仕えさせまいとする母の心。この一連のやり取りには息を呑んだ。曹操は一言で言い表せない要素があり、掴みきれない人物だ。本心では何を考えているのか分からない怖さを感じる。
私利私欲にまみれた権力者にはうんざりだ。民や末端の兵の目線ではどんな世の中だったのか、どんな感覚を持っていたのか興味がある。
Posted by ブクログ
ついに義兄弟が再会。いまだ食客の身分に甘んじる劉備は、軍師孔明を得て、そろそろ天下人としての風格がついたかな。曹操は名選手ばかり集める巨人のオーナーみたい。孫策が非業の死を遂げ、ついに孫権が立って、ここに三国志の英雄がそろい踏み。
20歳下の若造にこき使われる劉備さんもちと情けないが、リーダーたるもの時に非情でなければならないのだろう。優柔不断さが命取り。舞台はいよいよ赤壁の戦いへ。
関羽の説いた「泥魚」の喩えが秀逸。
才能を用いる適格なリーダーがいなければ国も成り立たない。ビジネスの世界にも通ずる真理であろう。