あらすじ
1863年、京都。素直で優しく家族思い、けれど、その心奥で正義を燃やす少年「にお」。嫌われ者の浪士集団・壬生浪(ミブロ)の土方歳三、沖田総司と出会ったことをきっかけに、少年の激動の青い春が幕を開ける。「にお」と、強く勇ましく命を燃やす男たちは、青き志を胸に”誠の道”を行く!『DAYS』の安田剛士が描く最も青く最も熱い「新選組」!現代を本気で生きる”キミ”に贈る青春活劇ッ!!
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少し前にアニメ化されてておもしろかったのでマンガも試しに読んでみたけど、結構楽しめた
画力が凄まじく、間の取り方やコマ割りが素敵
静と動が息づく感じがとても美しい。それでいて、人間味溢れるキャラクター達の人生や体温を感じさせるお話が続いて、あっと言う間に読めてしまう
架空の少年達が見聞きし考え葛藤する「正義」
少年に向けて話される内容は分かりやすくも深い
Posted by ブクログ
今の時代の空気感に合っていると思う。
社会に合わせて仮面被って賢く生きていくのも一周回って飽きてきてたから、におの「こんな世界変えたい」も、土方さんとの対話で引き出された「僕の正義見つけ」も、頷くことばっか。
しっくり来た。
ひたむきで健気な主人公、子供らしくないほど洞察力があるけれど、あの時代あの生い立ちではそうでなければ生きていけなかったのかもなぁ…
物語的には、そういう聡明な少年が主人公ってとても応援したくなる。
あと、土方のみならず沖田も美男の描写、「燃えよ剣」的で嬉しい(笑)
新撰組
かあ。何年か周期でマンガが流行るよなあ。外伝というか、フィクションというか。
いつの時代も若者の心を掴む青春群像図が新撰組なのではないだろうか。令和もやっぱりこうして漫画化、メディア化される。
史実にない人の目で描く新撰組。それもさして目新しいものでもない。泥臭い仲間意識、クーデター、綱紀粛正、近代化への抗い、様々な作家がさんざん描いた手垢にまみれた題材をこの作者はどう描くのだろう。楽しみというか、恐ろしいというか。
そういえば、BLネタとしても脈々と続いているんだよなあ、新撰組とか幕末とか。
フィクション
史実で無く、架空のエピソード展開が斬新。今後史実も交ざるのか楽しみ、暗殺計画等描写ないかも。芹沢鴨局長が最後まで存命か一番の関心。子3人組みの成長物語なのか?展開次第。
Posted by ブクログ
土方さんのキャラ設定は好き。
敵が複数と聞いたのにあっさり子供たちに
「また明日寄る」と言いおいてたった2人で向かうのは格好良かった。
囮に使われたのに腹が立つのはわかるが
助けてくれたわけだし、
囮に使われなくとも狙われていた可能性はあるだろう。
酷い!だけならまだ理解できたが、
におの感情爆発が突然過ぎる。
永倉が語り部なのも、沖田が剽軽で明るいがちょっと人外っぽいのも
芹沢がぶっ飛んでいるのも、
史実の新選組に架空の隊士が入隊するのも王道設定。
におの髪が白いのはどこかで説明がくるのだろうか。
沖田が「僕もそうしようかな」と言っていたが、染髪なんでできるのだろうか。