あらすじ
「うちのカレー」には、人それぞれの大切な想いがつまっている──近所の猫に手をひっかかれた二三の手は、パンパンに膨れ上がってしまい……(「うちのカレー」)。調理師試験が近づき、万里は、なんと三人から湯島天神のお守りをもらったが……(「漬丼の誓い」)など、佃「はじめ食堂」を舞台にした、笑って泣いての人情小説。カレーの他にも、焼き魚、牛丼、ハンバーグなど、なつかしく、ほっとする料理の数々と温かな心遣いが、あなたをお待ちしています。続々重版の大人気シリーズ、第七弾。(巻末に著者のレシピ付き)
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Posted by ブクログ
自分も常連のひとりになったような気持ちで皆さんのことを一喜一憂していました。今回はずっと話題になっていた万里くんの調理師免許が取れたこと。おめでとうパチパチ!万里くんの電車での対応、良かったなあ。見習わないと。
Posted by ブクログ
メイとおじいちゃんが仲直りできて良かった。
ここまでは、あの流行病はまだ大丈夫だつたよな〜。
次からはどうなるんだろ…。
もし流行らなかったらこんな世の中だったのか?なのかまた、過去に戻ったりするのか。
読んでのお楽しみにしよっと。
Posted by ブクログ
相変わらず飯は美味そうでほろりと来る人情噺もある安定した面白さ。
ただ高齢ドライバー問題に関しては、老人の生きがいのためにリスクを負わされる若者はたまったもんじゃないよなと作者の倫理観に疑問を抱かざるを得なかった。
せめて車を買い替えるとか最大限の努力を示して欲しかった。
事故も不意のものではなく明らかに身体能力の衰えに起因するものだったのに「以後気をつける」で済ますのは正直恐怖しかない。