CLAMPのレビュー一覧

  • 東京BABYLON[愛蔵版](1)

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    初期のCLAMPの中で……というか、CLAMPの全作品のなかでも、1番好きです。
    これがあったから、もしかしたら今もCLAMPを読み続けているのかもしれない。

    今読んでもグッとくる。
    特に、北斗ちゃんの未来を知っている今は、よけいにそう感じるのかも。
    ものすごい、バランサーとして、このキャラクターが生きているなぁと。

    CLAMPのドライな部分とウェットな部分が、絶妙にでている作品だと思います。
    昴と星史郎の決着は、いつかどこかで見たいです。
    でも、あれで完結というのも、それはそれで潔いのかなぁ。

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    2012年06月24日
  • ×××HOLiC(19)

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    まずは、重陽の節句から。気のせいかもしれないが、『籠』になってから、日本の四季や伝統に関する話が多くなった気がする。菊酒というものも初めて知った。ひとつロマンチックな話を挟んで、次は幣串編。

    そして、ラストは、侑子さんの夢。夢であっても、一目会えてよかった。四月一日くんが一途に思い続けていることを知らしめる一話だった。

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    2012年06月01日
  • ×××HOLiC(18)

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    ネタバレ

    まずは、「生まれてこれなかった子」編。無垢だからこそ強欲になってしまう。純粋に幸せになって欲しいと強く思えるようになる。

    そして、四月一日の押韻を決める儀式。久しぶりに『tsubasa』のキャラである小狼・白モコナ・ファイ・黒鋼が登場!どっちも好きだったからうれしい一話。

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    2012年06月01日
  • ×××HOLiC(17)

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    ネタバレ

    まずは、煙管屋。そして、女郎蜘蛛の依頼編。女郎蜘蛛が正直何らかの攻撃とかがあるのかな、と思っていただけに、意外にいいやつになっていてよかった。人魚の肉を食べ、不老長寿になってしまった女性。誰しもが求める不老長寿になったが、孤独にはかなわないという話。四月一日くんはそうではないと信じたい。

    次は、百目鬼の誕生日。桃の節句。女の子の日とばかり思っていたが、由来を聞きびっくりした。また、桃太郎にもつながっていることにさらにびっくりした。

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    2012年05月31日
  • ×××HOLiC(16)

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    ネタバレ

    この間から、店主が四月一日になってしまう。侑子さんにまた会うために、店を継いで、いろんな人の願いをかなえながら待つことに。

    最初の願いとして描かれるのは三味線。猫も人も変わらず、最愛の人の最後の人でありたいという純粋な思いを持っているということ。最初にふさわしい、のんびりした話だった。

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    2012年05月31日
  • ×××HOLiC(15)

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    ネタバレ

    「お料理教室」編の完結。人が変わる方法は人と出逢うしかない、と侑子さんがいっていたことに再確認。人が働きかけることで変わっていくこともある。ということかな。

    それよりも、侑子さんの設定が切なすぎる。時間が流れることによって、逝ってしまう。四月一日くんの叫びが心に染み入った。

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    2012年05月31日
  • ×××HOLiC(14)

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    ネタバレ

    「お料理教室」編。いつもながら凝った美味しそうな料理がたくさん出てくる。自分を汚いものと知っているから、自分の作った料理が作れないという論理。料理を作る身としても理解できない。また、その理論に従えば、不浄なものを好きな人に食べさせるのはもっといやなのではないだろうか。

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    2012年05月31日
  • ×××HOLiC(13)

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    ネタバレ

    「小羽」編の完結。小羽の選択する力が羨ましい。この小さい年でここまで大きなことを考えて他人のことも気遣える。そのような強さを身に着けていきたいと思えた。

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    2012年05月31日
  • ×××HOLiC(12)

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    ネタバレ

    小羽ちゃんがメインな巻。 「往々にしてヒトは理解出来ない事把握できない事は否定してしまう 自らが望む世界に合わないものは悪いものだときめつけてしまう」ってセリフは今のいがみ合っている宗教の価値観などもこういうことなんだろう。

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    2012年05月31日
  • ×××HOLiC(11)

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    ネタバレ

    まずは、「名前」編。タンポポと無月。どちらもいい名前だな。クランプは登場人物の名前を付けるのがとっても上手い。

    そして、「鈴」編。その場にいてはいけないもの。やっぱり、視点の違いによって価値が全然違ってきてしまう。

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    2012年05月31日
  • ×××HOLiC(10)

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    まずは、「猫娘」編。腐らない遺体。防腐剤が含まれている食品を食べ続けているからというが。妙にリアルに思え、人の進歩の恐怖をかんじる。そして、またまた、ひまわりちゃんパワーの発揮。

    次に、遥さんの「気付かなかった頃にはもう戻れない」。意味を知ってしまった以上、意識せざるを得なくなってしまう。そして、小羽ちゃん再登場。

    最後は、「ひまわりちゃんの真実」編。出会っただけ・触れただけで他人を不幸にしてしまう人間だったひまわりちゃん。しかし、そんなことを気にせずにひまわりちゃんを好きで居続ける四月一日くん。めっちゃ優しすぎる。そして、タンポポ誕生。

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    2012年05月31日
  • ×××HOLiC(9)

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    ネタバレ

    まずは、「夢買い」編。悪夢も知らず知らずに買ってしまう四月一日くん。アホとしかいいようがない。そして、大阪弁の夢買いが何ともいいキャラをしている。最後に出てきた百目鬼のおじいちゃんが格好良すぎる。馬に乗って弓を射る姿が様になっていた。

    そして、小羽ちゃん登場。これで、座敷童・小羽と大好きな2キャラが登場した。小羽ちゃんの境遇は可哀想なものだったが、四月一日くんとの出会いによって変わった。人との出会いがその人の運命を変えていくことになるという素敵な物語が大好き。

    最後に、麻雀の由来が描かれていたが、本当なのだろうか。本当だとしたら、今、不浄なものに成り下がっているのが残念でならない。

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    2012年05月31日
  • ×××HOLiC(8)

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    ネタバレ

    まずは、「座敷童救出」編。弱っている座敷童が可愛い。四月一日が一番かっこよく見えるシリーズ。女郎蜘蛛の一言:「他者が傷つくのは厭うのに自分は傷つける 傷ついた貴方をみて貴方を大切に思うモノがどう傷つくかも理解らない」。や侑子さんの一言:「貴方は貴方だけのものじゃないのよ この世に自分だけのものなんてひとつもないの みんな誰かと関わって何かを共有している だから自由にならない だからこそ面白くて悲しくて 愛おしい」、が重たくて心地よい。作者のクランプも良くここまで思いつくものだと、ほんとに尊敬してしまう。

    そして、「雷獣」編と「雪合戦」編。和む話が2話連続。

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    2012年05月30日
  • ×××HOLiC(7)

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    ネタバレ

    まず、「蜘蛛」編。ある見方から大したことがないことであっても、違う見方からしたら大事であったりもする。違う視点で見ることがいかに難しいかを表しているのかな。

    そして、「殺人」編。写真は、過去を写すもの。その通りであろう。そして、殺人の対価の大きさ。それほど人の命は大切なんだろう、と。

    最後は、「本の虫」編。またまた、ひまわりちゃんが原因。それにしても、百目鬼のおじいちゃんは達筆!

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    2012年05月30日
  • ×××HOLiC(6)

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    ネタバレ

    まずは、「百鬼夜行」編。おでん屋の子狐再登場。情けは人のためならず、その通りなお話だった。甘露がとってもおいしそう。ただ、アヤカシにばれた時の「食べちゃう?」はアニメのほうが臨場感があって良かった。

    次は、「迷信」編。古代からの昔話。いろいろな教訓が残されているが、最近ではあまり重視されなくなってきた。今でも残っているってことは、大切・重要なことなのだから残っているっていう事実をみんなが認識しなければならないと感じた。

    そして、「選択」編。子供を亡くした女性とあうことで、傷ついていく四月一日。その傷つきを選択することも四月一日君の選択であるし、その女性を射るという決断をしたのも百目鬼君の選

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    2012年05月30日
  • ×××HOLiC(5)

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    ネタバレ

    まずは、「雨童女」編。途中まで、四月一日くんと同じことを考えていたが、雨童女の『人間は尊きものを助けないのに 何故、尊きものが人間を助けなければいけないの』というセリフにはハッと気づかされるものがあった。ある視点から見れば、当たり前のことに見えても、違う視点からは、全く違って見えるということを再確認させられた。

    そして、「羽」編。おもしろい物語だった。実際に起きた猟奇的事件もこういうことなのかもしれない、という面白い一説だった。その後に、魂がなくなってしまい、抜け殻になってしまうのも良い発想だった。

    最後は、管狐と座敷童。いつみても座敷童はかわいい。

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    2012年05月30日
  • ×××HOLiC(4)

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    ネタバレ

    まずは、「ヴァレンタインデー編」。座敷童が初登場。やっぱり、可愛い。一途ながらちょっと抜けているところが特に。今回は、「普通」がテーマだったかな。

    そして、「言の葉」編。自分だけでなく、相手のことも縛ってしまうっていう点に感銘を受けた。たしかに、自分が言ったことに責任をもつのはもちろん、相手に促したことに対しても、ときとして責任を負うべき時もある。

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    2012年05月30日
  • ×××HOLiC(3)

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    ネタバレ

    まずは、「エンジェルさん」編。百目鬼くんとのかかわり合いがまた増えてしまう回。無邪気が邪気を呼び寄せるという、教訓。深く読んでしまうと怖い回だった。

    そして、「猿の手」編。掃除をしている四月一日君が板につきすぎている。お弁当に鰻巻を注文する百目鬼、鬼畜すぎる。。。そして、猿の手を開けることとなってしまう原因はひまわりちゃんという、後々の伏線が。この話の教訓は、特別なもの・人はいないということ。過信は身を滅ぼすだけだ、ということかな。

    最後は、「狐のおでん屋」編。子狐可愛い。揚げがおいしいっていうのが、良い♪情けは人のためならず。

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    2012年05月30日
  • ×××HOLiC(19)

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    ネタバレ

    最終巻の、第19巻。
    エピソードとしては、重陽の節句、蛇の目、百目鬼のつてからの依頼、不思議な夢と過ぎ去った時の流れ。
    百目鬼の預かった卵の役割も最終回で明らかになる。

    ひまわり、百目鬼、小羽達の時の流れと、移り変わらない四月一日の時の流れが共に描かれる。
    直接的にでなく、互いに色々な葛藤があったのだろうと感じ取らせている手法が素敵。
    半ば狂気に近いような思いで侑子の事を忘れずに待ち続ける四月一日が切ない。
    百目鬼と遙がそっくりの姿だったのはこの伏線だったのか……。

    きっぱりと「終わり」然としてはいないが、趣のある、XXXHOLiCらしい終わり方。

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    2019年08月10日
  • ×××HOLiC(16)

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    店を継ぎ、侑子を待つ事を選んだ四月一日、訪れたのは三味線についての依頼。
    第16巻からの四月一日がとても艶やかで色っぽい。

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    2012年05月16日