田中康雄のレビュー一覧

  • 「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する

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    「診断名」は時として指針になるけれど、その子のもっているものは濃淡、大小色々ある。だから、発達障害の子だとひとくくりにせず、その子自身をよく見てあげて…という著者のメッセージ。とてもいい本でした。

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    2025年08月29日
  • イラスト図解 発達障害の子どもの生活の工夫と伸ばす言葉がけ

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    久しぶりに本屋さんで購入。
    1割が発達障害の理解について、8割が困りごとへの具体例、1割が園や学校とのつながりについてです。

    具体例は、
    もしかしたらこういう理由かもしれない→だからこんな環境を整えましょう、こんな言葉かけをしましょう
    という流れになっていて、とても分かりやすいです。具体例もかなり細かく、50例くらいあります。

    診断名は分かっていても、それがどういう障害なのか分かっていても、日々の困りごとにどう対処していけばよいかはなかなか分かりません。
    でもこの本を読んでいて、もしかしたらこういう理由なのでは?ということに対して、はっとすることが多かったです。
    本当はうちの子の理由とは違

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    2024年03月26日
  • 「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する

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    眼差しがあたたかく、言葉が優しくて、不安な気持ちもとけだすような本でした。

    大人から見て心配な子どもの行動をどのように読み解き、どのように保護者の方に声をかけていくのか。
    子どもの発達を促進するために、今、何ができるのか。

    著者の田中先生の言葉をしっかり咀嚼して、必要なときに必要な言葉を差し出せるように、備えておこうと思います。

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    2022年11月23日
  • イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本

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    もうすぐ出産するので育児について学んでいます。発達障害に関する本を読んでいると、わたしがいいなぁと思う、子供の個性を尊重した子供との向き合い方が書かれているので、参考になります。
    本著には、子どもの素敵なところを見つけるヒントや、学びの楽しさを伝えるヒントがたくさん書かれています。
    育児に不安を感じているパパ・ママにお勧めしたい1冊です。

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    2022年07月24日
  • 「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する

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    1人の母親としてこの本を読み始めました。しかし、子供の気持ちと家族の気持ちを徹底的に想像していく姿勢は、一人の就労支援者として仕事にも活かせる視点であると感じました。
    障害の有無に関わらず、子供の成長の速度やムラが心配になる親は多いのではないかと思うので、多くの方に一読してみていただきたいと思いました。

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    2022年03月10日
  • 「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する

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    あれうちの子ひょっとして…?と悩んでいた時に偶然見かけて買ってみた本。

    結論から言えば読んでよかった。

    診断名を急ぐ必要はない、という考え方にはだいぶ救われたと思うし夫婦間でも共有できたおかげで落ち着いて向き合う事が出来ていると思う。

    地域の相談窓口とかだと割とすぐ投薬治療や療育手帳の話が出てきたけど、この子の’特性’はこうなんだ、とまずは親がしっかり知る事・考える事が大事。でないと他人に正しく相談をする事もアドバイスを判断する事もままならない。

    問題に長いスパンで取り組むにあたって、いきなり専門書だとハードルが高いので、はじめに手に取る参考書としてはとても頼れると思う。


    1刷
    2

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    2021年10月15日
  • 「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する

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    子どものことも親のことも否定しない優しい著者。発達専門の病院は都市部でも思ったより少なくて予約をとるだけで大変。そんな状況でこれだけ丁寧に接してくれる医師に出会えたら幸せである。こういう心がけを親を含め発達障害にかかわる人達みんながもてるよう広まるといいなと思う。

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    2021年05月19日
  • 「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する

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    田中先生の子どもたちや家族の困り感を一緒に考えていこうとする優しさが伝わってきた。診断名ではなくその子自身を見ていくことの大切さを改めて学んだ。

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    2021年02月02日
  • イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本

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    発達障害とその対応についての知識と考え方を学べる一冊。

    眼差しのあたたかさに、安心感を抱きました。
    いろんな立場の方におすすめしたいです。

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    2020年12月02日
  • 「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する

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    乳児期、幼児期、就学期、学童期と年代ごとによく起こりそうな例をもとに、子供の行動のどんな所に注目して子どものことを理解するか、親の悩みのどう寄り添うか、そしてどのように解決に導くかが、わかりやすく書かれています。
    この本に書かれていることは、子どもの理解する一例と考え、自分ならどのように見るか、どのように子供や親御さんに寄り添うか、その見方を身につけるトレーニングにもなるかと思います。

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    2020年03月29日
  • うちの子はADHD 反抗期で超たいへん!

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    ADHDの子どもの思春期の親子バトルを描いた本というのは、なかなかない。親本人がマンガにしているので、伝わってくるものがすごく強い。子どもの特性を理解することにも役立つし、大人の関わり方にもいろいろあることもわかる。

    専門家の田中先生の解説はこの巻でも端的で分かりやすい。
    特に参考になったのは、
    「子どもを責める前に、むしろ「彼らが失敗してしまうような状況をついついセットしてしまった僕たちの問題」と反省して、修正案を呈示したほうが平和的に解決できる可能性が高い」というところ。(p128)
    子どものことを考えたよきアドバイスが目白押し。

    巻末には周りの子に特性を理解してもらうための「○○通信

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    2020年02月29日
  • 漫画家ママの うちの子はADHD

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    ADHDの子どもについて理解するための第一選択として、オススメ!

    マンガなのでエピソードからADHDの特性が大変わかりやすい。(もちろん、ADHDがみな同じわけがないので、一例でしかないが。)

    そして、マンガの後にはこの道の第一人者、田中康雄先生の解説がかなり詳細にわたって書かれている。その中で田中先生が「トットちゃん」の例なども引きながら、普遍的な大切なことについて語られている。

    子育て中の親だけでなく、学校関係者や支援関係者にもオススメ。「どうしたらいいか」という悩みにも、かなり的確に応えてくれる。

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    2020年02月17日
  • もしかして私、大人の発達障害かもしれない!?

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    発達障がい、グレーだな~と思い、初めて手にとった発達障がい関連の本。

    自分を知って、認めて、傾向をつかみ、対策をたてることが大切だと改めて思いました。

    語り口が穏やかで、寄り添ってくれる感じで落ち着きました。
    具体的に困ることとその対策が載っているのもよかった。

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    2018年10月24日
  • イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本

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    図が多く分かりやすかった。症状、解説、具体例が盛り込まれている。簡潔に伝える、時間と空間の構造化、叱るより褒める、お手伝い&お金の管理をさせる等。

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    2014年09月11日
  • もしかして私、大人の発達障害かもしれない!?

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    内容もわかりやすく、どんな人が読んでも誤解を与えないように、とても丁寧に書かれた本だと思いました。

    思ったよりも「まわりのフォローや理解も必要だ」という内容のほうが「本人がどう考え、どううまくやって行くか」の記述より多い気がしてしまいましたが、全体的にはとても良い本だと思います。

    自分がどうしたらいいのか?は、本の中にもあったように、別のビジネス書などを参考にしたいと思います。

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    2012年05月18日
  • 漫画家ママの うちの子はADHD

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    漫画でさらっと描いてあるけれど、ADHD児の辛さ、生きにくさが、そして母親としての育て方を周りから、そして自分自身でも責めてしまう心が、辛くて泣けました。
    ここに描いたことなんてほんの一部で、現実は地獄のような日々だったかもしれません。
    診断名がつき、育て方を学んで、母子共に笑顔で暮らせるようになり、本当に良かったと思います。

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    2011年07月26日
  • もしかして私、大人の発達障害かもしれない!?

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    AD/HDやADDについて説明している本の中でもとりわけわかりやすく、そういう人にどう接していけばよいのかも具体的な言葉で書かれていたり、もし、障害をもつ当人が読んでも、自分の特性を知り、自分自身をうまくフォローしながら生きてゆけるのではないかと思う。
    病気ではなく、一種の癖だと思えばよいのだ。
    空気が読めなかったり、注意不足で多くの失敗をしてしまいがちだが、周りもその人の良いところを伸ばせるような方法を考えると良い。

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    2011年04月01日
  • 「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する

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    ネタバレ

    この本を読んで1週間ほど経ち、自分の中で明らかに子供との接し方が変わった気がします(うちの子は癇癪がすごい時があるので、どう接していいのかわからず、途方に暮れていました。)。

    いくつか忘れないでおこうと思う大事なフレーズがあったので、以下に記載します。

    ・かんしゃくは、子供にとって、「安心を獲得できるかどうかを確認するためのコミュニケーション手段」、「子供が成長する過程で、信頼できる親だからこそ出せる全力のSOS」

    ・「わがまま」というのは、自分の思いを尊重する姿勢

    ・「自分が尊重され、大切にされた」という思いを返してくる人が相手なら、積極的にあるいは渋々納得してくれる。初めは子供の土

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    2025年01月26日
  • 「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する

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    発達障害のある程度の特性を知ることは、その子の困り事を知ることのヒントになるとは思います。ですが大切なことは、発達障害だから云々というよりも、その子にとって何ができるのかという視点を持つことが大切なんだと改めて感じました。

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    2024年01月07日
  • 「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する

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    今まさに我が子の児童精神科受診を前に、子供への困りごとが多くなやんでいたので、保護者に寄り添った言葉で綴られていて、勇気づけられました。
    個別の特性に応じて、「ケース1 友達に手が出る○くんの場合」といった感じで該当する所にすぐたどり着け、読みやすかったです。
    著者は児童精神科の先生で、親身になってくれる良い先生なんだろうなぁ、こういう所で受診させたいなと思いました。

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    2023年10月05日