田中康雄のレビュー一覧
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久しぶりに本屋さんで購入。
1割が発達障害の理解について、8割が困りごとへの具体例、1割が園や学校とのつながりについてです。
具体例は、
もしかしたらこういう理由かもしれない→だからこんな環境を整えましょう、こんな言葉かけをしましょう
という流れになっていて、とても分かりやすいです。具体例もかなり...続きを読むPosted by ブクログ -
眼差しがあたたかく、言葉が優しくて、不安な気持ちもとけだすような本でした。
大人から見て心配な子どもの行動をどのように読み解き、どのように保護者の方に声をかけていくのか。
子どもの発達を促進するために、今、何ができるのか。
著者の田中先生の言葉をしっかり咀嚼して、必要なときに必要な言葉を差し出せ...続きを読むPosted by ブクログ -
もうすぐ出産するので育児について学んでいます。発達障害に関する本を読んでいると、わたしがいいなぁと思う、子供の個性を尊重した子供との向き合い方が書かれているので、参考になります。
本著には、子どもの素敵なところを見つけるヒントや、学びの楽しさを伝えるヒントがたくさん書かれています。
育児に不安を感じ...続きを読むPosted by ブクログ -
1人の母親としてこの本を読み始めました。しかし、子供の気持ちと家族の気持ちを徹底的に想像していく姿勢は、一人の就労支援者として仕事にも活かせる視点であると感じました。
障害の有無に関わらず、子供の成長の速度やムラが心配になる親は多いのではないかと思うので、多くの方に一読してみていただきたいと思いまし...続きを読むPosted by ブクログ -
あれうちの子ひょっとして…?と悩んでいた時に偶然見かけて買ってみた本。
結論から言えば読んでよかった。
診断名を急ぐ必要はない、という考え方にはだいぶ救われたと思うし夫婦間でも共有できたおかげで落ち着いて向き合う事が出来ていると思う。
地域の相談窓口とかだと割とすぐ投薬治療や療育手帳の話が出て...続きを読むPosted by ブクログ -
子どものことも親のことも否定しない優しい著者。発達専門の病院は都市部でも思ったより少なくて予約をとるだけで大変。そんな状況でこれだけ丁寧に接してくれる医師に出会えたら幸せである。こういう心がけを親を含め発達障害にかかわる人達みんながもてるよう広まるといいなと思う。Posted by ブクログ
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田中先生の子どもたちや家族の困り感を一緒に考えていこうとする優しさが伝わってきた。診断名ではなくその子自身を見ていくことの大切さを改めて学んだ。Posted by ブクログ
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発達障害とその対応についての知識と考え方を学べる一冊。
眼差しのあたたかさに、安心感を抱きました。
いろんな立場の方におすすめしたいです。Posted by ブクログ -
乳児期、幼児期、就学期、学童期と年代ごとによく起こりそうな例をもとに、子供の行動のどんな所に注目して子どものことを理解するか、親の悩みのどう寄り添うか、そしてどのように解決に導くかが、わかりやすく書かれています。
この本に書かれていることは、子どもの理解する一例と考え、自分ならどのように見るか、どの...続きを読むPosted by ブクログ -
ADHDの子どもの思春期の親子バトルを描いた本というのは、なかなかない。親本人がマンガにしているので、伝わってくるものがすごく強い。子どもの特性を理解することにも役立つし、大人の関わり方にもいろいろあることもわかる。
専門家の田中先生の解説はこの巻でも端的で分かりやすい。
特に参考になったのは、
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ADHDの子どもについて理解するための第一選択として、オススメ!
マンガなのでエピソードからADHDの特性が大変わかりやすい。(もちろん、ADHDがみな同じわけがないので、一例でしかないが。)
そして、マンガの後にはこの道の第一人者、田中康雄先生の解説がかなり詳細にわたって書かれている。その中で...続きを読むPosted by ブクログ -
発達障がい、グレーだな~と思い、初めて手にとった発達障がい関連の本。
自分を知って、認めて、傾向をつかみ、対策をたてることが大切だと改めて思いました。
語り口が穏やかで、寄り添ってくれる感じで落ち着きました。
具体的に困ることとその対策が載っているのもよかった。Posted by ブクログ -
図が多く分かりやすかった。症状、解説、具体例が盛り込まれている。簡潔に伝える、時間と空間の構造化、叱るより褒める、お手伝い&お金の管理をさせる等。Posted by ブクログ
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内容もわかりやすく、どんな人が読んでも誤解を与えないように、とても丁寧に書かれた本だと思いました。
思ったよりも「まわりのフォローや理解も必要だ」という内容のほうが「本人がどう考え、どううまくやって行くか」の記述より多い気がしてしまいましたが、全体的にはとても良い本だと思います。
自分がどうした...続きを読むPosted by ブクログ -
漫画でさらっと描いてあるけれど、ADHD児の辛さ、生きにくさが、そして母親としての育て方を周りから、そして自分自身でも責めてしまう心が、辛くて泣けました。
ここに描いたことなんてほんの一部で、現実は地獄のような日々だったかもしれません。
診断名がつき、育て方を学んで、母子共に笑顔で暮らせるようになり...続きを読むPosted by ブクログ -
AD/HDやADDについて説明している本の中でもとりわけわかりやすく、そういう人にどう接していけばよいのかも具体的な言葉で書かれていたり、もし、障害をもつ当人が読んでも、自分の特性を知り、自分自身をうまくフォローしながら生きてゆけるのではないかと思う。
病気ではなく、一種の癖だと思えばよいのだ。
空...続きを読むPosted by ブクログ -
発達障害のある程度の特性を知ることは、その子の困り事を知ることのヒントになるとは思います。ですが大切なことは、発達障害だから云々というよりも、その子にとって何ができるのかという視点を持つことが大切なんだと改めて感じました。Posted by ブクログ
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今まさに我が子の児童精神科受診を前に、子供への困りごとが多くなやんでいたので、保護者に寄り添った言葉で綴られていて、勇気づけられました。
個別の特性に応じて、「ケース1 友達に手が出る○くんの場合」といった感じで該当する所にすぐたどり着け、読みやすかったです。
著者は児童精神科の先生で、親身になって...続きを読むPosted by ブクログ -
まさに今、病院にかかろうかと迷っている息子。こういう温かい目で診てくれる先生に出会えたらいいな。
最後の、まとめの部分がとてもよかった。Posted by ブクログ -
いろんな事例が紹介されており、レベルもまちまちなのがよくわかる。個性を理解して、良い所をより活かすことの大切さが印象の残った。
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