谷川直子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大学時代に恋人だった瞳子と亮が、37年ぶりに再会し、お互いに今も変わらぬ思いに気づく。
だが、小説家になった亮と医者の妻としての瞳子は、それぞれ家庭に問題を抱えていて…。
瞳子の[急いでいるつもりでもたやすく若者に追い越されて、自分の一歩が前よりずっと狭くなっているのだとわかり、せつなくなった。
ずいぶん遠くへ来たつもりでいたのに、ちっとも前へ進んでいない気がした。]
この気持ちが還暦だと改めて感じているようで切なくなった。
単純な大人の恋愛というより瞳子にとっては、医学を目指すことができずに文学を愛し、そして亮を愛したことを否定できずにもがいているようにも思えた。
医者は、人の命を救 -
Posted by ブクログ
ボケ−とにかく、油断しちゃダメだよ。期待を裏切ってくるからね
子育てなら苦労してもいつか終わって報われるけどさ、介護って報われないもん。時間の浪費以外の何物でもない
ティッシュを貯め込む 仮性作業/収集癖という
会えいない間に妻を理想化する
夫が妻に対して気遣いを怠るのは、家に換えると同時に(気遣いの)脳のスイッチがオフになっているからだ
高齢出産を選んだから介護と育児がダブルに追い込まれちゃったんです
ふつうボケてくると、男は妻を、女は金を取られるという妄想に取りつかれる
死後離婚 夫が死んだ後に死後離婚すれば、義理の親の面倒を見なくて住む -
Posted by ブクログ
前作も良かったけど、これも良かった。
詩人が出てくる小説だと、どんな詩を書いているのか気になるが、世に知られた詩人という設定なら、読者を納得させる詩でないといけないわけで、そういう詩を書く自信のない作家は書かずに誤魔化す。『ぱりぱり』がそうだった。
谷川直子は、書いた。そしてそれはいい詩だった。それだけで小説が少々つまらなくても許せるが、小説も良かった。
『うたうとはちいさな命ひろいあげ』も作家自身が短歌を詠み、それもなかなか良かったが、小説の出来はさほどでもなかった。こちらは大人の恋愛未満の関係だけでなく、子どもの学校でのトラブルも描かれているが、そこだけでもそこらのYAよりずっと人間が描け