伊藤穰一のレビュー一覧
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ネタバレweb3→分散的、非中央集権的、参加する
ガバナンスはトップダウンからボトムアップ型へ
例:デジタル村民の会議参加
消費は大企業主導の大量生産大量消費から細分化されたリレーション型へ変わる可能性がある
DAO=分散型自立組織
上位下達ではない直接民主的な組織
→株主/経営者/従業員の構図が崩れる
会社に所属せずプロジェクト単位で働く人も増えるかも
メタバース→身体性や属性、時空からの解放
トークン→通貨的なトークンと証券的トークンがある
NFT=アート、ゲームのアイテム、バーチャルな土地など、代替できない価値を持つトークン
ブロックチェーン
→改竄できず情報が公開されているため、 -
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・皆が同じもの所有は古い価値観なのに、大きいコミュニティがイケているのは何?結局Web3自体がまだ小さいコミュニティだからそこで世間に対して優越感をまだ感じている状態?
・DAOの自由度なども、需要が供給を上回っている小コミュニティ状態だから実現できているのでは?
という疑問があって、
DAO単体やNFT単体では既存のWeb2.0と大きく世界観変わらないのでは?と思ったけど、それがブロックチェーンが土台になっていてウォレットという概念に紐づくため、ウォレットの概念が一般化したら個人の評価の価値観は変わっていきそう
とりあえずやってみること
・ウォレットをつくる
・NFTorトークンを入手す -
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本を読んだだけでは、web3がどんなものかはわからない。
web3ではトークンが必要になるので、まずは法定通貨を暗号資産に替える取引所の口座と、自分のトークンを入れておくウォレットを開設する。イーサリアムのメジャーなウォレットは、メタマスク。NFTを買うメジャーなマーケットプレイスは、OpenSea。
CoinMarketCapには、トークンを発行・上場しているほぼすべてのプロジェクトが掲載されている。「自分の関心事+DAO」で検索するとよい。DAOサイトのWhite Paperには、設立の目的や機能などがまとめられている。DAOの多くは、Discordのチャットサービスを使っており、その -
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1895年、パリのグランカフェ前。人類史上初の活動写真を見るために集まったパリジャン。地下室でリネンに映写された50秒のフィルム。工場の陰から出てくるぼやけた女性の画像、そよぐスカート。列車のフィルムには満員の観客が逃げ出そうとする事件も。『映画化の創設神話」は、華々しく開かれたが、これを企画したリュミエール兄弟は成功しなかった。単一視点、単一場面から、つなぎやカットを駆使した今の映画に仕上げる可能性に到達せず、発明した技術を充分に活かせなかったからだ。
人間は適応性を持ちながらも、生産性に注目した社会を築き上げた。生物として、種の保存を本能に、個体数を拡大する事が望まれるならば、生産性向上 -
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MITメディアラボの所長を長らく務めていた伊藤氏による昨今のトレンドであるweb3、メタバースに関する解説本。
Yahooなどのポータルサイトを中心としたweb1.0, facebookなどのSNSを中心としたweb2.0はいずれもプラットフォーマーによる中央集権的な世界であったが、ブロックチェーンなどの技術を活用したweb3.0では、分散型/分権的な世界が作られるという説明は分かりやすかった。
DeFiやDAOなど、いずれも分散型というのがキーワードになっており、本当に実現されれば、既存の社会構造から大きく変革する可能性がある。
こうした未来は非常にゆっくりとしかやってこないが、今回の -
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ネタバレ修士課程卒で博士課程を経てはおらず学術的な業績がないにも関わらずMITメディアラボの所長になったという稀有な存在である筆者の行動原則が分かる。翻訳を山形浩生さんが行うという安定の布陣。
訳について評価が低いがインターネットや最先端技術について「知っている」ことが前提になっている本だということだと思う。そういうリテラシがないと何のことやらさっぱりという感じなのだろう。
異なる価値観や専門分野の人を結びつける能力にとにかく長けている。そこに気づく柔軟な発想力はどいういう原理に基づくのかという観点で綴られている。確かにそうなのだが、超大な量の対象を相手にし、その知識・知見がたくさんあるが故にで