伊藤穰一のレビュー一覧
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少し読むのが遅くなってしまい半年くらい前の時点の話(この業界だと一昔前と思えるほど)になってしまったが、タイトル通り未来に向けての考察、特にまだ方向性が定まっていないNFTのユースケースに関する言及がメインと思うのでほぼ問題なかった。(メタバース言及は少なめだが現時点では仕方ない)
全体的にはここ2年くらいの間に見聞きして大まかに知っていることが7,8割といった感じなので全く知らなかった、というものは少なかったけど、改めて定義や著者の思うあるべき姿を言語化されたのを読むと自分の頭の中にも定着しやすくなるという点で良かった。コンパクトにまとまっているので時々参照できそう。 -
Posted by ブクログ
Web3、メタバース、NFT、DAOといったテクノロジーでこれから世界は、社会はどうなっていくのか、方向性を解説した一冊。
さすがに著者らしく、これらのテクノロジーにより、本来インターネットが持つ力がもう一度発揮され、社会がフラットになり、構造がより透明になり、民主的になると、期待も込めて語られている。テクノロジーが世界を変えていく。自分もそれに同意し、希望をもって生きて生きたいところだが、一方で、世界は分断化され、人々は自分と同じ立ち位置にたった情報しか目にしない。Web3がこの傾向を助長する可能性だってあるのだ。
ここから数年でどうなるか。単なるバズワードで終わるのか、一部の人々のみが参加する世界で終わるのか、いや、本当に世界は変わるのか。可能な範囲で自分でも関わりながら見極めていきたいものである。 -
Posted by ブクログ
▼概要
・時代の変化に取り残されないために必要なものは2つ
(1)テクノロジーに対する「リテラシー」
(2)そのテクノロジーによって社会はどう変わるのかという「ビジョン」
・これから日本が行っていくべき変革とは、ドメスティックなものを、ただデジタル化するだけでなく、デジタル化を通じてグローバルな存在へと変えていく事だと思います。これおおおkな目標とし、世界に照準を定めたゴール設定をすることが、日本再生の道を切り開く唯一の鍵だと考えます。
▼Web3:「ガバナンス・働き方・組織」の前提が覆される
・ブロックチェーンという「非中央集権的」という方向性にふたたび目指すことになった、改竄不可
・Web1.0「読む」
Web2.0「書く」
Web3.0「参加する」
・経済圏
フィアットエコノミー:円やドルといった法定通貨(フィアット)
クリプトエコノミー:暗号資産が流通(クリプト=仮想通貨やトークン)
・用語
DeFi:分散型金融 ⇒ 独自の金融サービスとして、暗号資産をプールしておくと自律的に運用される
DApps:分散型アプリケーション
DAO:分散型自立組織 ⇒ 独自のガバナンス形態として、トークンのやりとりを介してPJやAP(DApps)を走らせる無数のDAOがある
・トークン (Web3とはトークンが行きかう世界)
ファンジブルトークン:代替/交換可能なトークン (通貨・証券)
ノン・ファンジブルトークン:代替/交換不可能なトークン (NFT)
▼メタバース:コロナ禍で結びついたWeb3とバーチャルリアリティ(VR)
・オンライン上でのコミュニケーションは前提として、何らかの価値の交換が行われている空間
・メタバースの1つの重要なキーワードは「多様性」
「超=メタ」な「1つの世界=バース」
▼NFT:「お金に替えられない価値」が可視化される
・Non Fugible Token:代替えできない価値を持つトークン
・ブロックチェーンを使う事でデジタルでありながら代替ができない。 -
購入済み
ほんのり理解
web3について理解したく購入
理解できるところと出来ないところがはっきりしただけでも読んだ甲斐があった。
体験できるところから体験し、再読することでより理解が深まると思いました。 -
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ネタバレ大人がまじめに、子供が学ぶ時の方法を観察して、子供が楽しみながら学習する様を大人が学び、その子供たちに楽しく学べる場を大人が提供して、子供たちの創造性を育むことに取り組んでいる。
本書は、日本でも教育カリキュラムに取り入れられるプログラミング学習について、興味を持ったことと、子供たちにプログラミングを教えている現場の現状を知りたくて手に取った。
MITメディアラボの研究チームが、創造的な学び体験をサポートするためのオンライン講座を提供している。Learning Creative Learning. LCLというプログラム。
ブラジルやイタリアでも創造的な学び方が浸透しているようだ。
本書では、表題にあるLifelong Kindergarten 生涯幼稚園=創造的な学びの場を広く社会に浸透させたい強い情念つを持った人たちの活動の一端に触れることができ、創造的な学びの場を作り出す原則、4つのPを紹介され子供たちの体験談に触れることができる。
新しい知識を身に着けるということは、自らの理解を深め他人にも説明ができるようになっていること。その方法は、机に座って教科書とノートをもって教師から学ぶことがすべてではない。自ら進んで「問」を見つけて、課題と認識し、その課題解決に向けて考えて、いろんなことをやってみる。そして、時には失敗を繰り返し、最適な「解」に向けた取り組みを繰り返す。幼稚園に通う子供が、日々の遊びから学びを得ているように。本書では、プログラミングはスクラッチという言語を使っている。
多くの気づきを得ることができた本。 -
Posted by ブクログ
訳がおかしくて理解できず、結局、洋書で読んだ方がわかりやすかった。
MIT Media Laboのジョイイトウによる、イノベーションを起こすには、スピードが求められる現代における大事なプリンシパルとは。
マップよりコンパスを。これが最もいい言葉だ。細かく計画していったとしても、結局修正修正。それであれば、コンパス、つまりは方向性をしっかり決めて、あとは全力で進む。途中、色々困難もあろうけど、それをその場で臨機応変に対応する。MBAホルダーが計画して、そこから金を集めて、デザイナー、エンジニアに作らせるのはBIつまりインターネット以前の話。インターネットが登場したあとは、イノベーションコストは限りなくゼロに近い。その環境下では、デザイナーやエンジニアがドリブンとなったイノベーションモデルが登場する。学生であっても、何かを生み出せるし、そのあとで金を集めて、最後にビジネスプランを立てるためにMBAを雇えばいい。ジョイさんは本当に面白い。シリコンバレーではもはやイノベーションが起きない、ファンドが集まっていてお金はあるが、人はグーグルに持って行かれて誰もいない。よって、大学のそばでイノベーションの卵を見つけて、お金はシリコンバレーで集める。そんなモデルもありじゃないか。自分の子供は小学校にはいれたくない。子供は、何かを作ったりするときに成長する。覚えることに時間を費やす意味なく、Wikipediaがあれば十分じゃないか。それより、質問すること、そしてそれをメンターとしてファシリテーターとして見守り進めてやる大人の存在、そして世代の違う人たちが交わることが大事。それは全て、日本の小学校ではできないと感じている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・教育よりも学習を
・創発民主主義
アラブの春としての成功
同時にイスラム国も生んだ
トランプもサンダースも、率いたのではなく、乗った
・中心から周縁へのpushではなく、
周縁で起こるイノベーションにあわせて
資源をpullすること。(人材然り)
ストックではなくフローになる時代
個人の心の持ちようとして、オープンネス
・想像プロセスにおける標準化の重要性
ねじの形を標準化することで効率化
・MIT「デモするか死ね」「液体のようになりたい」
・子供は、学習意欲がある。
それを伸ばすのが大人の仕事
・良心的な不服従
そこから生まれる新しいアイデア
・理論体系で考えていると、理論上は正しいが直観的には間違っていることが起こる。
ex)ペストに関する解釈
・共感の輪をいかに拡大させるか
・強さより、回復力。
生物的なシステム多様性。
「予想できない」ということを予想すること
・ものよりも、システムを -
Posted by ブクログ
ジャンルとしては経営、テックなのか分類が難しいが、シンプルな人生訓である。
この本(原題Whiplash: How to survive our faster future)の大前提として、ネットによる無数のコネクションと処理テクノロジーの発展により現代は変化のスピードが加速しており、予測は不可能だしトレンドに乗って安泰となることもない。その環境下を生き抜くすべがトップダウン、例えば一つの技能、権威、理論、方法論、ではなく、各人がやりたい方向を向いて、失敗を繰り返し、そこから学びながらやり抜くことである。
9つの原則は、権威より創発、プッシュよりプル、地図よりコンパス、安全よりリスク、従うより不服従、理論より実践、能力より多様性、強さより回復力、モノよりシステム。