伊藤穰一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
都市は何でできているのだろう。ビル、道路、鉄道。それだけなら街は巨大な器にすぎない。そこに人が集い、語り、遊び、何かを思いつくとき、都市は初めて息を始める。
アートは常識を揺さぶり、異なる人を出会わせる。その交わりから新しい技術や仕事、暮らし方が生まれる。イノベーションの種は、案外そんな寄り道に落ちている。
効率を求めるほど街は便利になる。だが、無駄をなくし過ぎれば、偶然の出会いまで失いかねない。
未来の都市に必要なのは、完成された設計図ではなく、人が自由に試し、失敗できる余白なのだろう。都市の未来とは、街をつくることより、人の創造性が育つ場所をつくることなのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
期待ほどではない。
生成AI活用スタンスは、確認済でした。
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広告主、作家、モチベーションナルスピーカー、人事担当になってください
簡潔に、詳しく、専門用語を使って、日経/文春のように
ここを詳しく
プロンプト→
写真か絵画か
被写体は誰か
絵画
照明 ソフト、アンビエント、ネオン
環境 しつない、水中、宇宙
配色 明るい、パステル調
視点 正面、俯瞰
背景 無地、森、星雲
写真
撮影 クローズ、遠景
スタイル ポラロイド、モノクロ、露光長時間
照明
背景
レンズ 広角、望遠、ぼかし
先に書いたもの優先
できない事 ひねりを加える -
Posted by ブクログ
OpenAIの初期の出資者でもありAIにも深い理解のある著者の本
ChatGPTとさまざまな方向から未来を語る内容。
そもそも、ChatGPTがこれほどの会話ができることに大きな驚きを誰もが持つだろう。特に英語での会話であるのでここまで会話を引き出せるのか、プロンプトの作り方のプロがやるとこれほどまでにできるのか?(日本語でしかできないがいくつか会話を行ってみた。一月ほどまえではきっとありえなかったほどの深い会話が日本語でもできるようになってきている)
この本をヒントにどのようにAIを助手もしくはパートナーとして利用できるかを考えてゆきたい。
「はじめに」と「第10章」「第11章」が特に興味深く読めた。(内容が高度であることも要因かもしれないが)訳がもう少しわかりやすいこなれた日本語になっていればと何度もかんじた...
もうひとつ、印刷文字が薄い黒にしてある。読みにくい!このようなデザイン配慮は害しかない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ伊藤穰一さんの、AIに関する考察。これは貴重だ。AIといっても色々あるが、これを執筆しようと思ったのは、ChatGPTの存在だ。ただ、繰り返し繰り返し伊藤さんが指摘しているのは、世の中で言われている通りではあるが、間違った情報をアウトプットしてくるということだろう。会話形式だからさも本当だと思って使ってしまうと大きな間違えを起こす。だからこそ、良きパートナーとすべきではあるが、盲信してはいけない。彼のお勧めはとにかく情報収集、アイデア出し、コールレポートなどの要約に力を発揮するが、最終版としないことだ。そして、もう一つ利用されていく特徴は、検索の連続性にある。まさに、知能とは何か、ということを考える時が来ている、これが伊藤さんのメッセージだ。AIは計算機能をとことん強めていくこと、学習によるパターン分析からくる解を出す力。IAは人間の知能を発展、拡張させるもの。そして、伊藤さんが提唱するExtended Intelligenceは、まさにネットワークの中で拡張していく知能のことを指し、AIはまさにこの拡張の一つの媒介となると想定している。まさに攻殻機動隊の世界かもしれないが、現実としてネットワークの中で生きるAIとはまさにこういうことだろうと思えば、本書と全く関係ないが、攻殻機動隊を作った人たちってすごいな。。。と思う。ジェネレーティブAIには叩き台を作ってもらうことになり、映画監督、アナウンサー、会計士などは、土台となる作業をするのはAIになるだろう。そして、私個人の特性、趣味、趣向を理解していない、というかインプットしていないので、例えば美味しいお店はどこ?みたいなものには答えられない。
我々はDJ的な仕事になるというふうに捉えている点もユニークだ。
答えのない社会、時代に、答えを出すのではなく選択肢を提示するという新しいツール。一方で、それを勘違いすれば、お釣りの計算はChatGPTのようなジェネレーティブAIに任せる、そんな人は恐れているAIに支配される人となるであろう。
デザインも、かなりのレベルのデザインを作ってくれるようになる。あらかた、AIに作ってもらって、そのあとでちょいちょい工夫すればオリジナルができてしまう。パッケージデザイン案もお手のものだ。
さらに面白いのはブレストの相手にする時だろう。本当に会話をしているかのような錯覚を覚える一方で、しっかりと会話の中で言葉を定義しながら進めていくと、非常に面白い議論ができる。ユニークな情報こそが、ユニークな返答を導く鍵になるので、AIを使いこなすというよりも、AIとの付き合い方が重要だと感じられる。
うまく使うには、まず、誰になって欲しいかを明示する、言葉使いや情報の詳細レベルを指定する、そして信用せずにチェックする。これが大事であると。AIを身近に感じる時代、この時代がやってきたということを実感する書。 -
Posted by ブクログ
ネタバレインターネット技術の有名人、MITメディアラボの所長だった伊藤穰一氏の新刊である。今は千葉工大の先生らしいが、活躍した先生方が日本で教鞭をとられるとはありがたやぁ、という気になる。
内容は、これからの時代のキーテクノロジー3つ、Web3(特にDAO)、NFT(Non Figurable Token)、メタバースについて技術の特徴ともに社会影響についての考えを論じている。私にはあまりも新しい用語が飛び交いすぎて理解に時間がかかったが、以前に会社の会議で「お金は情報である」という話をしてもらったことがあるけど、このNFTの話を読んで、なるほど!と思い出すとともに納得した。もう、何が現実で何が仮想世界かすらわからなくなってきてしまうのではないかと思ってしまうような世界観の話。自分の個性、アイデンティティの表現(というよりも他者への見え方、見せ方)が劇的に変わってしまう世の中になるんだなぁ、となんとなく理解できた。
自分自身、通信の世界ではあるが5G(特にローカル5G)という新しいテクノロジーに携わる者として特に共感できるのは、「時代の変化に取り残されないために必要なものは2つ―テクノロジーに対する「リテラシー」とそのテクノロジーによって社会はどう変わるのかという「ビジョン」です。」という序章最後の段落の一文。これは私が最近「共創意識とリテラシー」が重要だと思っていることを、かの伊藤穰一も同様のことを言っていたのか!とちょっと嬉しくなった。
若い時は先端技術を追いかけるのが大好きだったけど、最近は技術の社会影響や関係性に関心が変わってきた。そんな中で未来の技術を追いかける楽しさを思い出させてもらえた。