【感想・ネタバレ】ライフロング・キンダーガーテン 創造的思考力を育む4つの原則のレビュー

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Posted by ブクログ

Scratchを開発したMITメディアラボの著者が、どんな想いでそれを創ったのかが綴られている本。
私が日頃子育てをする上で思っていることを書き表してくれた、この本に感謝します。スクラッチをやったことがないので、所々分かりにくい箇所がありますが、子供に創造力を持ち続けて欲しい親であれば読む価値はあると思います。
プログラミングを学ぶことは、コーディング自体を学ぶことに非ず!プログラミングというデジタルツールを通して、以下を学ぶのが大事なのだ。このことを子供に言い続けていきたい。
1.失敗してもいい(そもそも失敗なんてない)。思いついたらどんどんトライすべし。
2.仲間とともに共有し、自由に遊べ。
3.そして、たまに振り返ろう。
(どうやって思いついた? 一番驚いたことは?それで何をしたかった?)

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2019年07月06日

Posted by ブクログ

子どもの、ひいては人間がつくり生み出すものであるには、仲間と共に、自らの好奇心のままに想像力を持って学び手を動かすことが必要で、要はレゴSUGEEEってこと。
面白いし子育て、教育にめっちゃ参考になるとは思ったけど、とりあえず2年後くらいに読み直したい。今はまだリアルに迫ってこないな。

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2023年07月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大人がまじめに、子供が学ぶ時の方法を観察して、子供が楽しみながら学習する様を大人が学び、その子供たちに楽しく学べる場を大人が提供して、子供たちの創造性を育むことに取り組んでいる。
本書は、日本でも教育カリキュラムに取り入れられるプログラミング学習について、興味を持ったことと、子供たちにプログラミングを教えている現場の現状を知りたくて手に取った。
MITメディアラボの研究チームが、創造的な学び体験をサポートするためのオンライン講座を提供している。Learning Creative Learning. LCLというプログラム。
ブラジルやイタリアでも創造的な学び方が浸透しているようだ。
本書では、表題にあるLifelong Kindergarten 生涯幼稚園=創造的な学びの場を広く社会に浸透させたい強い情念つを持った人たちの活動の一端に触れることができ、創造的な学びの場を作り出す原則、4つのPを紹介され子供たちの体験談に触れることができる。
新しい知識を身に着けるということは、自らの理解を深め他人にも説明ができるようになっていること。その方法は、机に座って教科書とノートをもって教師から学ぶことがすべてではない。自ら進んで「問」を見つけて、課題と認識し、その課題解決に向けて考えて、いろんなことをやってみる。そして、時には失敗を繰り返し、最適な「解」に向けた取り組みを繰り返す。幼稚園に通う子供が、日々の遊びから学びを得ているように。本書では、プログラミングはスクラッチという言語を使っている。
多くの気づきを得ることができた本。

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2018年12月31日

Posted by ブクログ

Cultivating Creativity through 4P(Projects,Passion,Peers and Play)に集約される。例によって具体例で埋めるパターン。既存の学校制度に親和させる形式での導入は難しい。やるなら大学か?大学も意外に学生が忙しい(勉学という意味以外でも)。遊び心と十分な時間,取り組める空間と仲間,Planning<Tinkering,・・・。
ポートフォリオの考え方は参考になった。数値化できないものをの原則。心理学者や教育学者,哲学者の「遊び」に関する箴言もなかなか。
PISAの誤訳にクスリとさせられた。

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2020年07月20日

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