竹内真のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
渋い!
随分、渋い探偵役を、持ってきたなぁ(笑)
一応、語り手は、20歳の大学生の男の子だが、彼が、叔母さん(お店では、従弟という設定)の経営するバーで、アルバイトをしながら、大人の中で、人間関係ー男女間の機微ーを、学ぶ?知っていく?という話。探偵役、辻堂先生の謎解きも、面白かった。軽すぎず、重すぎず、ちょうど良い感じだった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者さん、本読むの好きなんだろうなあっと思った。
図書室は学校で一番好きな場所だったな。
司書の先生とお茶したこともあったな、あれはしあわせな時間だった。
学校司書の子どもの学びに果たす役割、というのは確かにあるのかもしれないけど、正直私の時代はそーゆー意識は全くなかったなあ。
特にアドバイスとか受けたこともないし、もともと自分が読む本は自分で選ぶたちだったから、そーゆー人を必要としなかった。
けど、この本の中では学校司書という仕事にやりがいを見出していく女性が描かれていて、まあ現実的にはパート司書の方が多いんだろうけど、やろうと思えばやることがどんどん広がる仕事なのかもな、と思う。
しっかし -
購入済み
丹地陽子さんの装画が好きで、普段読まない作家さんの作品も丹地さんが装画であれば順に読んでいっています。これはそのうちの1冊。主人公が求人広告で見付けたのは、寮で出される夕飯を夜食用に作りかえるというお仕事。とりあえず…元の夕食が美味しそうで、それをまたリノベーションして夜食用にとなるとより美味しそうで、両方食べたくなるだろうなぁという出来でした。ここは男子寮ですが、ここに住んだらあっという間に太りそう!と思いました。住んでいる人達も個性的で面白く、オーナーも主人公の師匠(夕飯作ってる人)も良い人達で、楽しく読めました。主人公の家庭事情も含めまだ気になる事も多いですし、続編希望です^^♪