竹内真のレビュー一覧

  • 文化祭オクロック

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    東天高校文化祭初日、正体不明のDJネガポジによるラジオ放送が始まる。
    DJは誰なのか、どこから放送しているのか。
    それらを明かさぬまま毎時定期的に放送は続く。

    初回放送時のトークゲストで、元野球部エースの山ちゃんはDJにノセられて
    壊れて動かくなって長い月日が経つ大時計塔の針にボールを投げて直し、
    再び動くように努力することに。

    斉藤優里は山ちゃんをノセる「ダシ」に使われたことに腹を立て
    DJを探しだしてひっぱたこうと思うのだが、なかなかうまくいかない。
    そんな彼女だったが、ミステリ好きの文芸部・古浦の協力を得て
    少しずつ謎の真相に近づいてゆく。

    一方、物理部の寺沢祐馬は、DJ側の人間で

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    2012年11月18日
  • 自転車少年記―あの風の中へ―

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     単行本では少年時代の頃からいろいろと多岐に渡って書かれているそうですが、文庫本では青年期以降のことを主に書かれているそうですね。
     読み終わったあと解説を読んで理解できました。何せあまりにも話がいいこと尽くめでとんとん拍子に進むものだから、おかしいと思ってはおりました。

     映画にもなった定評のある作品のようですが、今更単行本を読む気がしないのが正直なところです。
    でも、自分の息子らには単行本から読ませたい一冊です。
     
     八海ラリーってしんどそうですね。もっと時間をかけたポタリング程度なら、ぜひ参加したい!と思いました。

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    2012年01月25日
  • じーさん武勇伝

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    題名とあらすじに惹かれて読みました。最強のじーさんの話です。
    孫(一般人)の視点で書かれているので、外からみたじーさんが味わえました。すごい老人が見たければ、読むのもいいかなと思います。

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    2012年01月04日
  • 自転車少年記―あの風の中へ―

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    ネタバレ

    「競技としての自転車」により興味を持てた一冊。
    ストーリー展開が割と単純なため、中盤以降は読み進めながら先の展開が「読めて」しまうことを考えると、どちらかというとあまり小説を読み慣れていない人向けの物語かも。

    ただ、主人公やそれをとりかこむ周囲の人々が、みんなそれぞれのスタイルで前向きに生きているため、たくさんエネルギーが貰える物語であることは間違いない。個人的には、単純ではあるがこういう展開は好き。

    あらゆる本を読んでいて思うが、「自転車」は個人技のように見えて、実はとてつもなく団体競技なのです。この物語では、少年期から子供が出来るまでを描いていることから、主人公にとっての「支え」が成長

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    2011年04月18日
  • 自転車少年記―あの風の中へ―

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    草太の走った八王子発-諏訪湖経由-糸魚川行きのコースに挑戦し、挫折した経験があります(笑
    自転車好きでも、そうでない人でも楽しめる1冊だと思います

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    2010年02月22日
  • 自転車少年記―あの風の中へ―

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    旅の途中、シアターを読み終わってしまい急きょ手にした本。

    実はもなにも自転車らぶな私。

    京都いたときも移動は基本チャリ
    今も通勤はチャリ
    実家に帰ってなかなか乗る機会は減ったけどやっぱりあの体全身で風を切る感じか好きです。


    話の中の自転車はまあ本格的なんだけど
    やっぱり自転車っていいなあって思いました。

    自転車を通しての男の子の青春小説。
    昇平と草太が4歳のときからはじまり最後は29歳!
    どこにいても必ず自転車が彼らの成長には欠かさずあり
    自転車とともに大きくなるさわやかーなお話です。

    昇平のゆるーいたまにあつーい性格も
    草太の芯がしっかりした静かな性格も
    にくめず二人の友情に羨ま

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    2010年02月02日
  • じーさん武勇伝

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    カレーライフもそうだったけど、設定とかぶっ飛びすぎてんだけど、なんだか許せてしまう。
    竹内さんの文章のテンポなのか、このヘタウマ感がそうさせてる気がする。
    じーさんすげー。

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    2009年10月04日
  • 自転車少年記―あの風の中へ―

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    自転車にはまりそう。
    私にとって稀にしか出会えない、終わりに満足できた本。
    少年時から大人になるまで書かれてあるのが好き。
    ハードカバー版は文庫本とまた違うとこがあるらしいので、そちらもぜひ読みたい。

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    2009年10月04日
  • 自転車少年記―あの風の中へ―

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    2007.11 すがすがしいという言葉がぴったりの自転車をテーマとした青春小説。こういう小説はいくらでも読めてしまいます。読んだあとちょっぴり勇気が出ました。

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    2009年10月04日
  • じーさん武勇伝

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    破天荒にして豪放磊落なるおじいさまの、めちゃくちゃな(冗談抜きで!)冒険物語!
    こんなおじいさん居たら凄いよ…。

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    2009年10月04日
  • 自転車少年記―あの風の中へ―

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    自転車好きにとっては懐かしい気持ちになる本です。「俺もここまで突き詰めたかったな〜」と思うような・・・。ヒザが良くないから今は普通に自転車に乗れるようになりたい^^;

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    2009年10月04日
  • 図書室のキリギリス

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    ネタバレ

    本から世界が広がっていくというのを改めて実感しました。それぞれの本には作者が伝えたかった想いがあって、私達読者はその想いに触れて心を動かされているんだなと思いました。登場する本には知らない本も多くありましたが、物語の中で重要な役割を担うその本を読んでみたいという気持ちが高まりました。人と本を繋ぐことの出来る学校司書の仕事をする詩織が輝いて見えました。

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    2025年12月22日
  • 図書室のピーナッツ

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    学校司書の皆さんには必読。生徒たちが推理を働かせて様々なことを結びつけ、新しい発見をしていく。ワクワクしながら読んだ。ただ答えを提供するのではなく、それを自分で調べる方法を手助けする学校司書とは、まさに専門職!待遇改善を強く願う。自分にはこの粘りや根気はないかもしれない。本は多くの可能性を秘めている。人があまり拘らないことにも疑問を感じて、もっと知りたいという好奇心を持ち続けたいと思う。

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    2025年09月02日
  • 図書室のピーナッツ

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    学校司書の仕事にやりがいを見いだした詩織、山村とのライバル心(先輩だけど)が段々恋に発展していくのも微笑ましい。
    カレー屋さんの「隠し味にピーナツを使ってる」だけ、重篤なアレルゲンなのでそれはないだろ…(食品業界にいたので気になる汗)と。

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    2025年01月16日
  • 文化祭オクロック

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    ミステリとしては素直すぎる。メインテーマは肝心の人たちには届かないが、傷ついている子どもたちを慰撫するだろう。

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    2024年11月09日
  • 図書室のバシラドール

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    シリーズ三作目。
    図書室で開かれる「ビブリオバトル」がメインに描かれている。

    いろんな本について触れられていて、巻末の参考文献もたくさん。ジャンルもいろいろ。

    図書室常連の生徒たちが今回も大活躍。
    こんなに楽しそうな学校の図書室があるだろうか。羨ましい。

    メディアリテラシーについては、ちょっと考えさせられる。そうか、「走れメロス」は、感動する話じゃないのか。(と、ここに書かれていることを鵜呑みにしてしまう私…)

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    2024年10月17日
  • 図書室のキリギリス

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    著者の本への愛が伝わってくるストーリー。詩織が永田さんを探すところはちょっと無理やりな気がしたが図書室に集まってくる生徒たちの変化がかわいい。(特に大隈くん)

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    2024年10月08日
  • 図書室のバシラドール

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    メディアリテラシー、本当油断すると偏るのよね。
    意識しないと危ない危ない。なんて事も多々あるから、痛い所つかれたなぁなんて思いながら読んだ。
    生徒さんそれぞれの成長もあり、詩織さんの成長もあり、だから子供に携わる仕事って面白いんだよね。

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    2024年05月16日
  • 図書室のピーナッツ

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    シリーズ化されていたとは知らず、3作目を手に取り、慌てて読んだシリーズ2作目
    1作目から間が空いてしまったので、うろ覚えの登場人物たち、主人公の女性に不思議な力があることも忘れてたぐらいなので、この力果たして物語に必要か?と思っていたら、今回はその力を前向きに捉える方法を知り、それによってハッピーが舞い込むのだから今回は必要だったのかも
    片手で何でも分かる今だけど、情報の集め方、情報のつなげ方、知が広がっていく高揚感、それを司書さんがサポートしてくれる、そのことが図書室の価値の一つなんだなと思う
    1年目は自信なく下を向いて働いてた主人公が、前向きに胸を張って仕事をするようになった
    苦手だった上

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    2023年12月31日
  • 図書室のピーナッツ

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    図書室のキリギリスの続編。

    なんちゃって司書(資格のない学校司書)の主人公が仕事にやりがいを感じた前作から、よりもっとこの仕事を充実させたいと司書資格を目指すようになったりとすごく成長が見られる。

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    2023年02月08日