竹内真のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
僕らが子供のころの移動手段は自転車だった。というかそれしかなかった。小学生低学年の頃の自分にはとなりの町に自転車で行くことすら「冒険」だった。
しかし、大人になるにつれてこの乗り物は「遠いもの」になっていく。私自身もそうだった。
この「自転車少年記」は自転車に乗っていた頃の「子供心」をいつまでも持ち続けて大人になっていく人たちの物語だ。
一般的には「大人」と「子供」対比は「子供」に軍配があがるに違いない。なぜならば、大人になると責任や人間関係などが重くなり、子供の「無邪気さ」がいっそう尊く感じられるからではないかと思う。
でも、この物語は大人になることが楽しいと思わ -
Posted by ブクログ
元々 本は好きだけど もっぱら推理小説ばかりなので
こういう普通のストーリーというか こういうのを
読むのは 初めて。
自転車がきっかけで 知り合った二人の少年 草太と昇平。
二人の 人生にずっと 自転車というものがからんでいて
お話がすすんでいく。
何か 特別なことが起こってるわけでもない普通のお話なんだけど
読んでて すごく情景が浮かんで 暖かい気持ちになれた。
たまには こういう何気ない小説もいいかも。
単行本の文庫本化かなと思って 購入したんだけど
実際は 単行本の続編的な要素もあって
昇平の視点で 書かれている。
単行本は 幼いときから 高校で自転車部を作ってしまうとことかも