文化祭オクロック

文化祭オクロック

小説・文芸
660円 (税込)

3pt

東天高校文化祭初日、開会式直後にDJネガポジと名乗る男子生徒による校内ラジオ放送「FM東天」がスタートした。リレーインタビューと軽快なトークで盛り上げていくが、どこか怪しい。早速DJにのせられた野球部の元エース・山則之は、壊れた大時計の針を動かそうと硬球をぶつけ始めるが……。一方、DJの発言に腹を立てた斉藤優里は、文芸部員の古浦久留美と共に彼の正体を突き止めるため、校内を奔走する。DJの目的はいったい何なのか? 華やかな文化祭に懸ける高校生たちの一日を、生き生きとした筆致で描いた青春ミステリの決定版。

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文化祭オクロック のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『文化祭オクロック』ん、何だろう、この題名がこの小説の第一印象でした。文化祭が開催されている、「東天高校」の構内でしか聞けないラジオ番組でDJをしている「ネガポジ」が、野球部のエース「山ちゃん」に動かなくなった校内のシンボル時計の針を硬式球で動かすように仕向けます。DJ「ネガポジ」の狙いは?「山ちゃん」は針を動かすことはできるのか?それを推理する「ユーリ」と「コーラ」はどのように読み解くのか?ミステリーの要素を含んだ文化祭の活気の中での、高校生を描く面白い小説でした。

    0
    2024年11月25日

    Posted by ブクログ

    文化祭で突如始まるラジオ放送。謎のDJネガポジの正体は? その目的は?
    文化祭の賑やかさと高校生たちの想いがミックスされて楽しい。普段地味な人物に光が当たるのも文化祭の魅力。
    裏に潜む悪意の重さとのバランスもよく、素敵な青春ミステリに仕上がっています。

    0
    2023年02月27日

    Posted by ブクログ

    さわやかな青春群像劇です。とても楽しめました。竹内真さんの本はこれが初めて読む作品だけど、他の本も読んでみたくなりました。

    0
    2014年03月18日

    Posted by ブクログ

    ミステリーとしてはちょっと物足りなかった。けれど、軽快に明るく、文化祭の一日が描かれていて、読んでいて爽快な気持になれる作品。謎のラジオDJ が出てくるっていう設定はワクワクものだ。

    きっと誰もが好きなキャラを見つけられる、、かな?!

    0
    2012年11月25日

    Posted by ブクログ

    東天高校文化祭初日、正体不明のDJネガポジによるラジオ放送が始まる。
    DJは誰なのか、どこから放送しているのか。
    それらを明かさぬまま毎時定期的に放送は続く。

    初回放送時のトークゲストで、元野球部エースの山ちゃんはDJにノセられて
    壊れて動かくなって長い月日が経つ大時計塔の針にボールを投げて直し、
    再び動くように努力することに。

    斉藤優里は山ちゃんをノセる「ダシ」に使われたことに腹を立て
    DJを探しだしてひっぱたこうと思うのだが、なかなかうまくいかない。
    そんな彼女だったが、ミステリ好きの文芸部・古浦の協力を得て
    少しずつ謎の真相に近づいてゆく。

    一方、物理部の寺沢祐馬は、DJ側の人間であるらしく、何かを企みつつ
    文化祭を盛り上げるために奔走を続ける。

    果たしてDJや寺沢の目的は何なのか。
    ちょっと意外だったなー。でも、伏線はしっかり張られてた。
    そうきますか。
    最近読んだ日常の謎ジャンルでは一番面白かったかも。
    青春群像劇の要素もたっぷりで読み応えあり。
    後半は一気に読んじゃったよー。

    0
    2012年11月18日

    Posted by ブクログ

    ミステリとしては素直すぎる。メインテーマは肝心の人たちには届かないが、傷ついている子どもたちを慰撫するだろう。

    0
    2024年11月09日

    Posted by ブクログ

    ラジオ好きなせいか好印象で入り、そのまま勢いで読みきれちゃいました。このテンポの良さは〇。

    学園祭、いいなぁ。

    後で気づきましたが、本作者2冊目でした。前のが合わなかったので、後から気づいてよかったかも^^;

    0
    2018年05月17日

    Posted by ブクログ

    高校の文化祭1日を群像劇で描いた青春ミステリー。

    文化祭ならではのお祭り騒ぎのドタバタ劇と
    高校の中にある壊れた時計塔にまつわる謎、
    そして文化祭方法のDJを担当するDJネガポジの正体
    という3つの柱で成り立っている作品だけど、
    ミステリー要素は薄めというか、オチも謎も
    そんなに特筆すべきものでもないため
    文化祭の雰囲気を楽しむための作品として見るべきか。

    0
    2014年06月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     東天高校の文化祭を舞台とした青春ミステリ。青春ミステリといっても,ミステリとしての側面は弱めで,この作品の主たる謎は,「DJネガポジ」の正体は誰か?という部分である。
     青春ミステリの「青春」の側面は,盛りだくさんである。野球部の元エースである山則之の斉藤優里への恋心,自分の投げたボールで壊れた大時計を改めて動かそうというチャレンジ,東天高校の文化祭の各種イベント,そしてこれらを盛り上げるDJネガポジによるラジオ放送…。すっかりおっさんになってしまった社会人にとっては,完全なるフィクションの世界として,気楽に楽しむことができた。こういう作品を,高校生時代に読んでいると,作品に登場する主人公,ヒロインと自分との境遇の差に凹んでしまうんだろうけど…。
     しかし,完全に爽やかな作品という訳ではなく,やや重いテーマが裏には存在している。
     DJネガポジの正体は,心の病と体の病により,学校を病欠している放送部の青石という少年。DJネガポジと放送部のメンバーは,文化祭一日目で大時計を動かすというイベントを成功させた。そして,二日目は,何らかのカタチでの復讐を計画していたという。その計画を見抜いたのは,この作品の探偵役を務めた古浦久美子という地味な少女
     最後は,少女の脅迫により,復讐はしないと約束するところで終わる。文化祭の二日目は描かれないが,これは描かずに楽しい文化祭の様子を想像させるのが狙いだろう。
     古き良き時代のアニメや漫画のような雰囲気の作品だが,最近ではこういう作品はライトノベルに多いのだろうか。ミステリ的な弱さはマイナスだが,作品の雰囲気は好み。登場するキャラクターも魅力的なので,★3としたい。

    0
    2016年08月04日

文化祭オクロック の詳細情報

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