守岡桜のレビュー一覧

  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    勉強の出来る人、スポーツで秀でた結果を出す人などに体して、生まれ持った才能と片づけてしまう事が多いが、著者は卓球でイギリスチャンピオンとなり、オリンピックでイギリス代表になった。
    その著者が「才能なんてものはなく、すべては努力」と言っている。
    タイガーウッズやベッカムなど、スポーツで世界を魅了する選手は、小さいときから、自分の意思で練習を練習とも思わず、何度も自分の限界を超える練習を続けていた。
    傑出するために近道がある証拠は一切無い。と言うセリフは有機をもらえる反面、成功の会議を握るのは才能ではなく練習なのだ。と言う言葉は、自分のこれまでのしてきたことを振り返り反省すべき点が数え切れないほど

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    2023年05月26日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    「才能」とは「努力」である、と言うこの書。様々な意見、評価、立証等が載っているが「才能は結局努力次第」とある、が果たしてそうだろうか。天才などもって生まれた才能は努力ではなく「環境と他人が、家族が見出した結果」でもあると思う。一般的な「才能」とは「努力」も大きな要因だが、体内・脳内に潜む持って生まれた「天性」が必ずやある(才能=特技)と私は思う。スポーツのできない人に「努力」でスポーツ選手になれと言ってなれる人はいないと同じで、人間には「天性」があり、それは人それぞれの「才能」が隠れているだけだと信じたい。「天性」があるから「努力」でその才能が伸ばせるのだと、信じたい。ゴルフプロの双子(岩井姉

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    2023年04月18日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    1 どんな本?
    遺伝的に決まる才能なんてもの存在せず。傑
    出性は目的を持った練習とフィードバックのル
    ープで決まる事を説く本。人種の特徴にまで言
    及した本は初めて見た。

    2 なんで読んだの?
    (1) 子育てに役立てたいから。
    (2) 教育に役立つ知識が欲しい。
    (3) 具体的な教育の仕方を更新した状態。

    3 構 成
    3部10章構成310頁
    自伝バイアス、著者の卓球経験から始まり、
    人種の色眼鏡を捨てる事ができたならば世
    界を変える事ができると締めくくる。1/2は
    本書の主眼である才能と言う幻想に費やさ

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    2023年03月05日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    ネタバレ

    神童は非凡な遺伝子を持っているのではなく、非凡な育ち方をしているだけ。
    「何がいけないのかわからなければ、何が良いかも絶対にわからない」ので、フィードバックは必要不可欠。
    知能を褒めると「頭が良い」レッテルを失うことを恐れるようになり、努力を褒めると継続して挑戦するようになる。才能神話が至上の世の中では簡単ではないが、努力思考の褒め言葉を常に繰り返すこと。

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    2022年11月27日
  • 21世紀の資本

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    はじめに
    第1部 所得と資本
      第1章  所得と算出
      第2章  経済成長―幻想と現実
    第2部 資本/所得比率の動学
      第3章  資本の変化
      第4章  古いヨーロッパから新世界へ
      第5章  長期的に見た資本/所得比率
      第6章  21世紀における資本と労働の分配
    第3部 格差の構造
      第7章  格差と集中―予備的な見通し  
      第8章  二つの世界
      第9章  労働所得の格差
      第10章 資本所有の格差
      第11章 長期的に見た能力と相続
      第12章 21世紀における世界的な富の格差
    第4部 21世紀の資本規制
      第13章 21世紀の社会国家
      第14章 累進所

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    2021年02月08日
  • 21世紀の資本

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    過去最も難儀した本の一冊。
    長いし難しいし。
    でもたまには苦労しつつもこういう難解な本を読むべきだとも思う。
    なんとなく5年後、10年後ふと効果が出てくるんじゃないかと思わせる一冊。

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    2020年05月28日
  • 21世紀の資本

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    r>g 「資本収益率が産出と所得の成長率を上回るとき、資本主義は自動的に、恣意的で持続不可能な格差を生み出す。」
    いろんな国の税制データを駆使しながら、歴史を紐解きながら、上述の文章を証明していく本。
    当たり前のことを当たり前に忠実に細かく記述していく作業。。 トマピケティは大変だっただろうが、読む方もめっちゃ大変な1冊。

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    2018年08月01日
  • MONEY もう一度学ぶお金のしくみ

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    本書の「はじめに」にあるとおり、現代では「中国がアメリカに対して財を本来より安く売っていると非難」していたり、ビットコインを含めた独自の通貨があると摩擦が生じたり、安倍政権がインフレを国民に約束していたり、不思議なことが起きている。

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    2018年04月30日
  • 人類のやっかいな遺産

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    人種が違えば遺伝子も違い、遺伝子の違いは文化の違いを生じる、という主張。

    人種による差異に切り込んでいった、という点では評価できますが、根拠がまだまだ希薄な印象。
    著者の主張の正しさ(誤り)がはっきりするのは、これからの研究の進展次第、ですかね。

    全体的にくどくて、若干読みにくい文章でした。
    そのあたりも、やや残念。

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    2017年07月01日
  • 人類のやっかいな遺産

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    まあ話半分に。人口集団のあいだの遺伝的なちがいについてどれくらいのことがわかっているかとかか確認したり、フクヤマ先生やグレゴリークラーク先生の本に何が書いてあったか復習する、みたいな価値はある。っていうかそういう本を読んでのウェイド先生のいろんな想像の話。

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    2020年06月15日
  • 21世紀の資本

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    やっと読み終わったが、行きつ戻りつしながら半年近くかかってしまった。
    もうブームは去ってしまったのか・・・
    富と所得の分配について再度考えさせられるきっかけになったこと、関連する日本経済構造のベースはアメリカではなくヨーロッパに近いことが再認識できたことは大いにメリットであったが、正直それ以外いまいち得たものがなかった。
    私の意識が低すぎるのかも知れないが。

    2回目
    発刊当時は上記の様に感じたが、今になって書かれていることがようやく理解できるようになった気がする。
    ピケティ少し先を行き過ぎていたのかも知れない。これから再評価されるのではという気がする。

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    2022年03月06日
  • 21世紀の資本

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    やっと読み終わった。長い。長いよー。
    さんざん言われてるように、r > g(資本収益率 > 経済成長率)が議論の出発点。そしてそれが資本の集中と大きな経済格差につながること、その格差を是正するための政策を議論する。話としてはとてもシンプル。
    それがこんな大著になるのは、世界中の膨大なデータを収集し、詳細に実証して見せているからで、そうして構築された議論はやはり力強いし説得力がある。
    ただ、あまりに長く込み入っているので、通読するのはやはりしんどい。かといっていろいろ出てるピケティ本も玉石混淆ぽいし。とりあえず手っ取り早くおさえるには、山形浩生(訳者)の解説PDFがいちばんいいと思う

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    2015年05月10日
  • 21世紀の資本

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    ネタバレ

    資本収益率が産出と所得の成長率を上回るとき(19世紀はそうだったし、また今世紀でもそうなる見込がかなり高い)、資本主義は自動的に、恣意的で持続不可能な格差を生み出し、それが民主主義社会の基盤となる能力主義的な価値観を大幅に衰退させることになるのだ。p2

    【格差拡大の根本的な力―r>g】p27

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    2018年01月01日
  • オウンドメディアで成功するための戦略的コンテンツマーケティング

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    ネタバレ

    コンテンツマーケティングを「英雄の旅」になぞらえて説明しているところは面白い。リストやテンプレートが役に立たないということである。また、1.ビジネスケースをつくる、2.ペルソナをつくりあげ、図示する、3.物語の旅をつくりあげる、4.コンテンツマーケティングのチャネルプランを明確にする、という流れは多くの出来る人がやってきたことをうまく言い当てている。また、CLO: チーフ・リスニング・オフィサなど新しいアイデアも参考になるところだ。

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    2013年08月08日
  • FREE CULTURE

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    文化財産の保護を目的とする著作権保護法に伴う利権や、
    さらなる弊害について述べる。危機に際し、パテントがどのように機能するのか、医薬品、オープンソースソフトウェアなど事例は多い。

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    2012年07月26日