ふみふみこのレビュー一覧

  • ぼくらのへんたい(1)

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    女装する少年たちの物語。それぞれに女装する理由や事情があって、彼らの人生がまじわることで新たな展開を生んでいく。思春期の性を取り扱っており、ちょっと前までは、「人はセックスのみにて生きるにあらず」なんて思っていたが、性は大事だと今年から考えを一転させた。これもまたひとつのメタモルフォーゼ(変態)である。

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    2017年01月03日
  • さきくさの咲く頃

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    ネタバレ

    幼い頃からの、醸成されてきた心模様が物語の中で、堰を切ったように発露されていく。
    それは、実ることはなく、ただ空転していく。大和三山が、ただ季節の移りかわりとともに、それを見守っているだけである。
    その気配が画面に漂っているからなのか、必要以上に主人公たちへの感情移入を防いでいるように思う。あくまで、人の世界における風景のひとつのように物語は展開されていくのである。
    断念を経験し、様々な感情を抱え、熟成させながら、あたたかな笑顔を相手に向けるとき、成熟の気配が高校生だった彼らに訪れる。

    素晴らしい作品

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    2016年11月26日
  • ぼくらのへんたい(10)【特典ペーパー付き】

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    自分の良いところも汚いところも受け入れて、大人へと"へんたい"する。不安定だった蛹の時期は終わり、3人とも良い感じに"へんたい"出来ました。心の傷が完全に癒えたわけではないし、ゲイだし、性同一性障害ではあるけども、そういった生き辛さを乗り越えるだけの強さを手に入れたのです。ハッピーエンドで良かった。

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    2016年08月09日
  • ぼくらのへんたい(10)【特典ペーパー付き】

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    身体の性、心の性。

    裕太がこのまま、女の子らしく育っていけたら…と願います。

    オカマとかオネエっていうと、3枚目的だったり毒舌キャラだったりと明るいイメージが多いけどファッションでなく本当に性について悩んできた人たちはたくさんいるんだよな…

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    2016年06月27日
  • 女子BL

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    アンソロジーコミックは、掲載作品のレベルに波があるので、あまり好きではないのだけれど、名のある作家さんが描いているだけあって、収録されている作品はどれもめちゃくちゃレベルが高い。たった数十ページの中に、よくぞここまでドラマをちゃんと詰め込んだと唸るしかない。モブ女子としてBLを眺めるという面白い取り組みの本。正直、想像していたよりもずっと良かった。

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    2016年02月14日
  • 女子BL

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    今までBL漫画を読んできて、女子からの目線でBLを見ることがなかったので、とても面白いアンソロだと思いました。

    はらださんの話が面白かった!BLにおいて女子と中身が変わっちゃうなんて話読んだことなかったし…!

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    2016年01月14日
  • ぼくらのへんたい(9)

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    田村救済の巻。
    田村、亮介、まりか、それぞれの想いが一方通行なので、恋愛成就は難しそうだけど。でも友人同士の気軽な関係の方が救われることがあるんじゃないかな。彼氏彼女?の関係だと付き合いが深いぶん、酷く傷付くこともあるから。メンヘラが相乗効果で悪化することもあるから。
    田村の幸せを祈りつつ、物語は終息へと向かっています。

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    2016年01月01日
  • 女子BL

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    物語の中では脇役である女子の視点で綴られる企画BL。秀良子さんの「少女C」と糸井のぞさんの「ストックホルム」が特に好き。ふみふみこさんのお話「神の道徳論的証明」女装子と女装子に惚れちゃうおっさん(に見えないけど)かわいい。女装子の理解者たらんとする主人公の地味女子、王道だ。志村貴子さんの「玉井さん、恋と友情」は「起きて最初にすることは」からスピンアウト。当て馬少女。王道だ。トリの「わたしたちはバイプレイヤー」はとりかえばや。はらださんの漫画初めて読んだけど面白い!これは豪華なアンソロジー。

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    2015年12月27日
  • ぼくらのへんたい(9)

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    少しずつ明るい展開になってきた。女の子たちの明るさも本当に救いだけど、りょーちんとたむりんの仲が変わってきたのが良かった。

    そろそろ完結するのでしょうか。どうなるのがハッピーかはよくわからないけど、みんなが安心できるハッピーエンドにしてほしい。

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    2015年12月06日
  • 女子BL

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    ネタバレ

    女子目線…!この設定て新鮮だからか、作者さんたちもノリノリ?展開がみえなくて読みごたえもバッチリ。作者陣も贅沢。というか雰囲気似てる作家さんばかりだから、外れることはないんじゃないでしょうか。

    で、やっぱり〆のはらだ先生の、とりかえばやモノが最高に萌えました。というか最後の最後でがっつりエロキターww満足。

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    2015年11月23日
  • 女子BL

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    はらださん天才か。

    全体的に面白かった!シリーズ化して欲しい。まじで。
    女子がキー(ウー)マンというか、攻受の間で重要なキーパーソンになってる作品には名作が多い、と、勝手に思ってるし、というか好きなんだけど。

    どれも面白かったけどはらださんのは半端なく面白かったなー。ギャグセン高。
    ビッチの話は今まで考えた事なかった展開だったので新鮮でした。

    どんなBLでもハピエンっていう表舞台の裏ではひっそりと身を引いていった女達の存在があったよね、
    と思うとラスト見開きの意味もぐっと
    っていう。

    そう、私達が幸せになったらこのお話はなりたたないから!


    あと
    「なんじゃこら」
    くそかわいい。

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    2015年10月21日
  • ぼくらのへんたい(8)

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    タムリンはメンヘラを受け入れ、
    りょーちんの毒親の憑き物もとれ、
    それぞれの鬱屈にようやく風穴が開いた状態でしょうか。霧散するのには時間がかかりそうですが。
    そしてりょーちん、ほっとした勢いでついにまりかに告白してしまいましたね?
    一方通行のトライアングルを壊すことはできるのか⁉︎

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    2015年08月16日
  • さきくさの咲く頃

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    恋に恋する、とはよく言ったもので。思春期特有の自意識過剰な感じや、好きだ好きだ言いながらいざ手に入るとなれば怖くなるような片想いの身勝手さ、青臭さを美しく昇華しているのがふみふみこさんだと思う。

    みんな自分が一番好きで嫌いで、恋愛もエゴ。それでいいのだ。

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    2015年04月22日
  • ぼくらのへんたい(7)

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    まりかが"へんたい"した。強く美しくしなやかに成長した。ユイもパロウもまだ病んではいるけど、脱皮するヒビ割れぐらいはできたんじゃないかな? 物語は終息へと向かっています。
    みんな幸せの予定調和的な結末はつまらないなぁ。誰かドス黒く"へんたい"する子がいてもいいと思うんだけど。どうだろう⁇

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    2015年04月07日
  • ぼくらのへんたい(6)

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    主人公は女装癖のある3人の中学生男子。純粋に女の子になりたい、まりか=青木裕太。死んだ姉の身代わりとして母親を慰めるために女装する、ユイ=木島亮介。幼少期のトラウマから男に求められるままに身体を許す、パロウ=田村修。3人は互いへの恋愛感情を意識するようになるが、それはすべて一方通行の片想い。切ないトライアングルが形成されてしまう…。6巻では「自らの性」への違和感に苦しむまりかが、ついにある決断を――…。

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    2015年01月07日
  • ぼくらのへんたい(6)

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    悪気のない鈍感さに時々救われることがある。ズケズケと言われると悩むのがバカバカしくなってくる。気持ちに敏感な人の気遣いを鬱陶しく感じることがある。気持ちの探り合いが生む緊張感になんだか疲れてしまうのだ。
    空気を読み合う日本社会で、あかねちゃんのような存在は貴重です。天然記念物です。健全にスクスクと育ち、周りの人を癒してほしい。
    田村くんの心の闇にズカズカと踏み込んで、"変"だけど変態なのは悪いわけじゃないと気付かせてあげて欲しいですね。

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    2014年08月26日
  • 女の穴

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    ネタバレ

    色々と言うより読んだ方が早いです。

    電車内で読み始めたけど、少しは周囲を気にしないといけない作品でした。

    話の中身のわりに、優しい画なので読みやすいかな。

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    2014年06月13日
  • 女の穴

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    タイトルからもっと”女の業”を感じさせるような痛い読み辛さがあるのかなと覚悟して読みましたが、そんなことはありませんでした。
    読後感は爽やか。漫画が上手です。
    コマの構成が良いのかなぁ? 『女の鬼』の般若になって水面を渡るところとか、ゾクっとする美しさがありますね。
    女の子の体の線もプニプニした感じがあって可愛いです。

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    2014年05月11日
  • 恋につきもの

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    マイノリティだなあ、と。はじめの作品がいばらのばらで驚いた後、驚きの連続ですごく好きな漫画です。ふみふみこさんが好きなら確実に読むことをおすすめします!ファンタジーなのにどこか現実味があって、恋愛感情にホラーが混じっている感じがある。愛が大きい作品です。登場した人物の幸せを願わずにはいられない。特に豆腐の家と恋につきものが好きだなあ。

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    2014年05月02日
  • 恋につきもの

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    いばらのばら
    豆腐の家
    恋につきもの
    2×2×2
    君ならで誰にか見せむ
    村田克己54歳
    など。

    作画の変化が世界観の設定にマッチ。
    はー。溜め息しか出ないくらい好きだ。

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    2014年04月09日