ふみふみこのレビュー一覧

  • さきくさの咲く頃

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    言葉も絵もシンプルなのに、好きと嫌いが多段的に交錯する複雑な感情がそこにはある。しかも、これまたそう単純ではないセクシャルマイノリティな衝撃がある。
    しかし何より、大人になる一人の少女の叙情がしんみりとそこにある。

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    2014年03月08日
  • ぼくらのへんたい(5)

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    思春期の潔癖な思考回路だと、嫉妬もちょっとした意地悪も性欲も、みんな汚らわしい行為だと極論になってしまいがち。面倒臭いお年頃です。マリカの悩みは正常な成長期の痛みだと思います。
    でもパロウは…。色情狂は自虐行為なんですね。これは難しいな…。
    ユイの場合もどうにかしなきゃいけないのは母親の支配力だし。
    切ないトライアングルなんて生ぬるいこと言ってられなくなってきましたね。

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    2014年02月22日
  • めめんと森

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    ん〜なんか複雑な読後感だった…

    ハッピーエンド、なんだけどめめと黒川のそれぞれが抱えていたけして幸せとは言えない事情が、ストーリーに影を落として。
    でも、それがあってのストーリー展開なんだろう。

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    2014年01月11日
  • ぼくらのへんたい(4)

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    好きな人にどのくらい誠実に一途にいられるのかと思う。想いが届かない相手なら、なおさら。
    軽い裏切りは日常茶飯事。見目麗しい人にときめき、告白されれば心が揺らぎ、欲望を知った体が籠絡する。
    子供の純真がこれは堕落だと言い張る。大人の穢れがもう無垢ではないと冷ややかに囁く。人は馬鹿なのだ、そんなものだと囁く。
    相反した想いを抱え、感情が縺れあったまま会うことになった、まりかとユイとパロウ。どうなるのか…?

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    2013年12月28日
  • ぼくらのへんたい(3)

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    体の違和感を受け入れ、気持ちの誤魔化しに気付き、欲望の歪みが露呈する。
    まりか、ユイ、パロウ、それぞれの変化。
    そして3人は再び出会い、関係性も変わっていくのでしょうか?
    ストーリーも面白いのですが、絵のセンスも好きです。
    高野文子さんの影響を感じますね。

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    2013年10月13日
  • ぼくらのへんたい(2)

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    『へんたい』にはメタモルフォーゼの意味もあるみたいです。
    幼虫から成体になる蛹の季節。
    中身がドロドロのグチャグチャな状態。
    体の急激な変化に骨は軋み、心は歪む。
    思春期の戸惑いは誰にでも経験があります。
    より誇張した姿が『男の娘』なのかも。
    望まない体の変化。普通からはみ出してしまうことへの恐怖。
    悩ましいですね。

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    2013年10月12日
  • ぼくらのへんたい(1)

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    オフ会で出会った3人の男の娘。
    女装する事情は様々。
    3人それぞれの歪みなのです。
    残酷で繊細な十代前半の歪みを可愛いらしくも痛々しく、エロチックに描いています。
    次巻も読みます。

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    2013年10月11日
  • ぼくらのへんたい(1)

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    ネタバレ

    それぞれ、違う理由で女装する三人の男子中学生たち。

    女の子として生まれたかった子。

    死んだ姉の代わりとして、女装する子。

    好きな人が、女じゃなきゃダメな人だったから女装する子。


    それぞれの感じる生き辛さや不安は、男の娘マンガとしてはただの萌えマンガなどでは描かれない部分を描いているように思う。


    だれもが悲しみを抱いている。



    可愛くぺたんとした絵で、シンプルなのだけれど、性愛の描写がありどこかちぐはぐとしていて、誰かが描いてる性愛描写ありの『放浪息子』ってのがピンとくるかも。

    物悲しくなるけど、続きを買いたい。

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    2013年09月18日
  • ぼくらのへんたい(3)

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    前の巻のもやもやから、皆抜け出しかけている。3巻はよかった。
    皆いとおしい。唯がまりかを好きなのかな?恋心ではなく性慾なのかな

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    2013年06月22日
  • ぼくらのへんたい(3)

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    読者の心の襞をゆるやかに優しくいたぶるような展開や台詞にモノローグはやっぱりすごいなあ。
    どういう方向に物語は三人は導かれていくのだろう。

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    2013年06月13日
  • ぼくらのへんたい(1)

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    「放浪息子」を思い出さざるを得ない設定だが、この作品には「悪意」がある。性欲がある。良くも悪くも「一歩先」だ。
    まりか。ユイ。パロウ。誰に感情移入するか。
    あーあああまりか。君にやられてしまったよ。

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    2013年03月21日
  • 女の穴

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    やった! 見つけた! ヘウレーカ!

    ◆女の穴
    高校教師。教え子に「私と子供をつくってくれませんか」と言われて……
    その後、穴は。

    ◆女の頭
    の後頭部に、愛する兄が人面瘡となり……

    ◆女の豚
    初老ハゲチビデブゲイの古典教師は、思い人(男子)の机でオナニーしているところを女生徒に撮られてしまい……

    ◆女の鬼
    その女生徒・小鳩の視点から。

    絵柄と題材(主にセックス)とレイアウトとカメラ位置と光と影と言葉と。
    どれもどれもがすごい。

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    2013年03月07日
  • ぼくらのへんたい(2)

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    ユイ(亮介)は一見厳しいけど、優しくて周りをよく見ている。

    優しさから周りを見捨てられずに女装する男、
    女の子になりたくて女の子として扱ってほしくて女装する男、
    男として男に好かれたいけれどそれが叶わなくて女装する男、
    それぞれの事情はばらばらで、恋愛対象と恋愛プロセスもばらばらで、でも『男性が女装する』という共通項が三人を結ぶ。

    なんだか『放浪息子』を読み返したくなる。

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    2013年02月11日
  • ぼくらのへんたい(2)

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    女装男子ものはほぼ読んでないけどふみふみこさんの語り口はやはり読ませるのがうまい。
    『女の穴』からのラインとして(性と生)の物語をどこまで描いていく作家さんになるのか期待してしまう。

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    2013年01月23日
  • 女の穴

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    友人からのオススメ。
    「COMICリュウ」掲載作品を中心に。絵柄と題材(主に性関連)のギャップ。やわらかい雰囲気で、恋愛をベースにしつつ、色々なものが見え隠れする独特の世界観でした。毒とも違うなぁ。切なさかな。

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    2013年01月18日
  • ぼくらのへんたい(1)

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    自分はおんなのこのはずなまりか。
    母のために死んだ姉になりきることを強いられているユイ。
    女の格好をすれば付き合ってもいいと、言われるがままに女装をするパロウさん。
    三人三様の男の娘がネットで知り合い仲良くなっていくけども___

    パロウさん怖い!エロい…!
    可愛い絵柄で書き込みが多いわけじゃないのにねっとりしてるわ~。花の匂いがしてきそう。
    へんたいはヘンタイだけじゃなくて蝶のように変わることだとも巻末オマケにあっておおお!となりましたよ。パロウさん!パロウさん!!
    ユイちゃんは動かすの難しそうだけどどう変わらせるのかな~。一筋縄じゃいかないよねと期待している…!ふわふわしたまりかは流され

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    2012年08月14日
  • ぼくらのへんたい(1)

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    ノイタミナで来年ぐらいにはnest放浪息子としてやってるんじゃないだろうかって思ったり。
    ふみふみこさんの作品にある雰囲気とかナレーションの感じとかは羽海野チカさんの後継者になるんじゃないだろうかと羽海野ファンとしては思ってしまうのだけど。
    まあ面白いんで僕は次も読みたいわけです。

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    2012年08月10日
  • 女の穴

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    全然リアルじゃないんだけど、リアルに感じてしまうのはなんででしょうね。マゾな男の子にはたまらない本だなーと思います。

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    2012年02月28日
  • 女の穴

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    ネタバレ

    発刊当初から気になっていてついに買いました。
    すでに4刷ですが4刷になっても紹介帯が付かない。
    読んだ後には帯で売り文句をつけるより、
    裏表紙の紹介文で充分だと感じました(いい意味で)

    話によって少し絵柄が違うかなという印象。
    流れるようにふわふわしていて女の子らしさが出ている。

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    2012年01月30日
  • 女の穴

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    ネタバレ

    絵がいい!
    一番はじめの作品がいいな。
    ちょっとおそるおそるだったけど
    ひきこまれる&意外とさっぱり。

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    2012年01月19日