ふみふみこのレビュー一覧

  • ぼくらのへんたい(3)

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    読者の心の襞をゆるやかに優しくいたぶるような展開や台詞にモノローグはやっぱりすごいなあ。
    どういう方向に物語は三人は導かれていくのだろう。

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    2013年06月13日
  • ぼくらのへんたい(1)

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    「放浪息子」を思い出さざるを得ない設定だが、この作品には「悪意」がある。性欲がある。良くも悪くも「一歩先」だ。
    まりか。ユイ。パロウ。誰に感情移入するか。
    あーあああまりか。君にやられてしまったよ。

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    2013年03月21日
  • 女の穴

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    やった! 見つけた! ヘウレーカ!

    ◆女の穴
    高校教師。教え子に「私と子供をつくってくれませんか」と言われて……
    その後、穴は。

    ◆女の頭
    の後頭部に、愛する兄が人面瘡となり……

    ◆女の豚
    初老ハゲチビデブゲイの古典教師は、思い人(男子)の机でオナニーしているところを女生徒に撮られてしまい……

    ◆女の鬼
    その女生徒・小鳩の視点から。

    絵柄と題材(主にセックス)とレイアウトとカメラ位置と光と影と言葉と。
    どれもどれもがすごい。

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    2013年03月07日
  • ぼくらのへんたい(2)

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    ユイ(亮介)は一見厳しいけど、優しくて周りをよく見ている。

    優しさから周りを見捨てられずに女装する男、
    女の子になりたくて女の子として扱ってほしくて女装する男、
    男として男に好かれたいけれどそれが叶わなくて女装する男、
    それぞれの事情はばらばらで、恋愛対象と恋愛プロセスもばらばらで、でも『男性が女装する』という共通項が三人を結ぶ。

    なんだか『放浪息子』を読み返したくなる。

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    2013年02月11日
  • ぼくらのへんたい(2)

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    女装男子ものはほぼ読んでないけどふみふみこさんの語り口はやはり読ませるのがうまい。
    『女の穴』からのラインとして(性と生)の物語をどこまで描いていく作家さんになるのか期待してしまう。

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    2013年01月23日
  • 女の穴

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    友人からのオススメ。
    「COMICリュウ」掲載作品を中心に。絵柄と題材(主に性関連)のギャップ。やわらかい雰囲気で、恋愛をベースにしつつ、色々なものが見え隠れする独特の世界観でした。毒とも違うなぁ。切なさかな。

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    2013年01月18日
  • ぼくらのへんたい(1)

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    自分はおんなのこのはずなまりか。
    母のために死んだ姉になりきることを強いられているユイ。
    女の格好をすれば付き合ってもいいと、言われるがままに女装をするパロウさん。
    三人三様の男の娘がネットで知り合い仲良くなっていくけども___

    パロウさん怖い!エロい…!
    可愛い絵柄で書き込みが多いわけじゃないのにねっとりしてるわ~。花の匂いがしてきそう。
    へんたいはヘンタイだけじゃなくて蝶のように変わることだとも巻末オマケにあっておおお!となりましたよ。パロウさん!パロウさん!!
    ユイちゃんは動かすの難しそうだけどどう変わらせるのかな~。一筋縄じゃいかないよねと期待している…!ふわふわしたまりかは流され

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    2012年08月14日
  • ぼくらのへんたい(1)

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    ノイタミナで来年ぐらいにはnest放浪息子としてやってるんじゃないだろうかって思ったり。
    ふみふみこさんの作品にある雰囲気とかナレーションの感じとかは羽海野チカさんの後継者になるんじゃないだろうかと羽海野ファンとしては思ってしまうのだけど。
    まあ面白いんで僕は次も読みたいわけです。

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    2012年08月10日
  • 女の穴

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    全然リアルじゃないんだけど、リアルに感じてしまうのはなんででしょうね。マゾな男の子にはたまらない本だなーと思います。

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    2012年02月28日
  • 女の穴

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    ネタバレ

    発刊当初から気になっていてついに買いました。
    すでに4刷ですが4刷になっても紹介帯が付かない。
    読んだ後には帯で売り文句をつけるより、
    裏表紙の紹介文で充分だと感じました(いい意味で)

    話によって少し絵柄が違うかなという印象。
    流れるようにふわふわしていて女の子らしさが出ている。

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    2012年01月30日
  • 女の穴

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    ネタバレ

    絵がいい!
    一番はじめの作品がいいな。
    ちょっとおそるおそるだったけど
    ひきこまれる&意外とさっぱり。

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    2012年01月19日
  • 女の穴

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    短編集。ジャケ買い。タイトル買い。成功。
    とにかくぶっ飛び、捻くれた設定が前提で、
    それをふまえた細かな恋心や揺れる気持ちを描くスタイル。
    全然わからない、共感は出来ない設定なはずなのだが、
    不思議と読めてしまう説得力の強さがある。
    どんな状況におかれても元は皆同じ人である。
    こういう短編モノは表題と同題のモノが大概面白いものだが、
    この巻は『女の穴』がつまらなくはないが、
    他の話が凄すぎて霞んでしまっている。
    ので若干タイトル詐欺っぽい。

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    2011年12月25日
  • 女の穴

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    ネタバレ

    おうおうおうおう!鈴木さん!!驚きますね。

    全体を通して、新鮮なぶっ飛び加減が良かった。
    特に後半の豚ちゃんが衝撃。

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    2011年10月24日
  • 女の穴

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    好きなのに見てもらえない。嫌われてでもこっちを見て欲しい! …でも好きなんだもの。本当は嫌われたくない。やっぱり好かれたいよ…。無限ループの恋の道。一見おとなしそうな娘もそんな暗い穴をもっているのです。えろ乙女ちっく☆巻末・カバー下の4コマも面白い。

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    2011年09月17日
  • 女の穴

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    ネタバレ

    初老、チビ、デブ、ハゲ、ゲイと外れくじを引きまくったような教師が出てくる話がちょっとだけ悪の華っぽくて秀逸。

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    2025年11月27日
  • 愛と呪い 1巻

    無料版購入済み

    半自伝

    オウムとか、90年代の事件がいろいろ出てくるなあと思ったら、あとがき対談によると半自伝だそうです。そう思うと余計に、けっこうキツイ内容です。

    #ドロドロ #ダーク

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    2025年08月18日
  • 女の穴

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    ネタバレ

    女の穴

    落ちると恐い、女の穴の3つの物語。
    自分は宇宙人で、地球人の子どもを作るよう命じられているので自分と寝てほしいと担任教師に迫る女子高生のお話、『女の穴』。死んだ兄を人面疽として後頭部に寄生させ続ける妹の純愛のお話、『女の頭』。ハゲでチビでデブで同性愛者の中年男性教師を、豚扱いしていたぶり続ける女子高生のお話、『女の豚』。
    穴のそばを歩くときには間違って穴に落ちないように注意しましょう。

    竹蔵

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    2025年07月17日
  • 楽園をめざして(1)

    無料版購入済み

    負の感情

    この作者さんの本は人の心の闇を描いてあるものが多く、読んでいる自分も暗闇の渦に巻き込まれ読んだ後負の感情になる。タイトルが楽園をめざしてなので後に救いはあるのかもしれないけど。

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    2025年02月25日
  • ふつうのおんなのこにもどりたい(1)【電子限定特典ペーパー付き】

    購入済み

    アイドル卒業後の青春。

    主人公は、人生をかけて続けたアイドル活動から卒業した28歳(見た目は15歳!)の自堕落女子。現役時代の貢献から、仕事をしなくても事務所から振り込まれていたお給料が、経営不振によりストップ。実家生活を余儀なくされます。嫌々ながら始めた田舎生活の中で、失った青春や恋愛に向き合っていく…、というストーリー。恋のお相手は、田舎で出会った高校生男子なのですが、年齢の問題や、相手が主人公を見た目通りの年齢として接してしまっていることなど、顕在化して来そうな諸々の問題をどう扱うかが、今後のポイントでしょうか。

    #笑える #切ない #胸キュン

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    2025年02月10日
  • 愛と呪い 2巻

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    宗教2世のマンガでした
    主人公が受けた性虐待に注意が置かれてストーリーは進んでいきます

    1巻では閉鎖的な学校が舞台でしたが、2巻から売春を通して社会に関わっていきます

    巻を通して男性キャラたちが伝えるメッセージである、「お前はただの世間知らずなだけ」を、クライマックスで丁寧に咀嚼します
    生きづらいといえど、話を聞いてくれるだけマシな環境だと、男達からも許されません
    我が身可愛さの性格のせいだと、男達から看破されてしまいます
    ダラダラしてる主人公のモノローグを、男達はスパッと切っていくのが爽快感があります

    話を聞いてくれる男達からすれば、主人公の悩みは食傷気味なものなのでしょう
    「特別扱い

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    2024年04月14日