バーネットのレビュー一覧

  • 秘密の花園 (下)

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     今も昔も子育ての大変さは変わらないが、今のようにすぐに子育て情報にアクセスできないことで、コリンは色々とこじらせた少年になったんだろう。ディコンと豊かな自然のおかげでメアリはもちろん、コリンも健全な子どもに戻っていく。園芸はまったくやらないが、だんだんと自分も秘密の花園を作ってみたくなる。自然の中で一日中過ごしたい。
     そしてやはりこの上なく美味しそうだったじゃがいもシーン。蒸したたまごとじゃがいもにバターと塩のシンプルな味付けでも、よだれが…。ラピュタの目玉焼きパンと同じでシンプルな料理が1番目を惹く。

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    2022年05月20日
  • 秘密の花園 (上)

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     小学生の頃1度読んだかどうかで、内容はほぼ覚えていない。屋外で焼き芋の要領でじゃがいもを焼くシーンがあった気がするのだが、給食前に読んでいたせいで強烈に記憶に残っている。じゃがいもシーンは下巻かな?
     誰からも愛されず育ったメアリが、ミスルスウェイト屋敷の豊かな自然や世話役のマーサとその弟・ディコンのおかげで明るく活発になっていく。同じく親からの愛情を知らずに育ったコリンと出逢ったところで下巻へ。愛されること、外で遊ぶこと、同世代の子どもとの交流等がいかに大事か、マーサのお母さんじゃなくてもよくわかる。

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    2022年05月16日
  • 小公子

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    ある男の子の人生が突然好転するお話。
    印象だったことは、最初から最後まで主人公の男の子はお母さんのことを一番に考え愛していたこと。
    誰からも好かれる容姿と性格を持つ男の子を中心に周りの人達を変えていく物語。

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    2021年06月25日
  • 小公子

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    アメリカ生まれのセドリックがイギリスの伯爵のお爺さんのところに、跡継ぎとして行くことになるお話。

    予想以上にジーンとする場面があって、顔を洗いに3回洗面所へいくことに。
    心の純粋さ。自分のことより他人を思いやることで得られる心のあたたかみにじんとした。
    人生について大人が考えさせられる内容だと思う。

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    2021年06月05日
  • 秘密の花園

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    子どもの成長に必要な物を教わった。

    このお話のメインは、
    やはり秘密の花園。

    最初に花園に足を踏み入れたメアリが、
    動物や自然の成長とともに、
    自らの心も豊かになっていく。
    また、ディコンやコリンなどのお友達だちと遊んだり、
    一緒に自然の育て、
    一緒の秘密を持つことで、
    いわゆる、
    『子どもらしさ』を得ていく。
    その様子が、読んでいえ清々しい。

    また、コリンも同じく、
    親からの愛情を得ていなかった分、
    メアリやディコンから認められることで、
    自信をつけ、
    良く遊び良く食べ、
    どんどん成長していく。

    親からも愛情ももちろん大事だが、
    子ども同士での成長、
    自然の成長、共通の秘密を持つことのワクワクさなど、
    大人でも楽しめる内容だった。

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    2021年01月30日
  • 秘密の花園

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    両親を亡くし、英国の叔父の屋敷に引き取られたメアリ。
    「秘密の花園」の存在と再生、彼女と関わる人々の成長を描く。
    全27章。解説、バーネット年譜、訳者あとがき有り。
    ヨークシャーの豊かな自然の中で育まれる、庭の再生と
    子どもたちの成長の物語です。
    両親を亡くし、インドからヨークシャーの叔父の家へ。
    ミッスルスウェイト屋敷に引き取られた、つむじ曲がりのメアリ。
    謎の「秘密の花園」の存在を知り、発見。動物たちと仲良しの
    ディコン、病弱な従兄弟のコリンと共に、その再生に熱中する。
    愛情に飢えたメアリとコリンが豊の自然の中で変化し、成長。
    彼らを支える個性豊かな人々。女中のマーサとその母スーザン。
    老庭師のベン・ウェザースタフ。なによりも自然を愛し慈しむ
    マーサの弟ディコンとの出会いは、メアリとコリンを成長させる。
    それは季節の移り変わりと共に再生する「秘密の花園」のように。
    小・中学校で福音館書店版に親しみ、手元には西村書店版がある
    『秘密の花園』の大人版です。
    訳者あとがきでは原書は、素っ気ない文章なので、手加減なしで
    翻訳したと書かれてますが、挿絵が無いこともあり、
    かえって想像力が膨らむ内容になっています。
    インドやヨークシャー、クレイヴン氏が訪れたヨーロッパの描写。
    季節の移り変わりと生物たちの息づき。
    壮大な屋敷の内外と部屋。美味しそうな食事の情景等。
    素っ気ないとはいうものの、登場人物たちの描写は丁寧で、
    メアリとコリンの心と身体の成長が変化していく様子が良い。
    また、ヨークシャー訛りも訳者の苦心でしっくり物語に合ってます。
    だけど、タマゴちゃんって・・・謎の翻訳は原書に当たって調べて
    みようかな?西村書店版も再読してみよう。

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    2021年01月25日
  • 秘密の花園 (下)

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    コリンがどんどん元気になっていって、メアリと子どもらしく笑えるようになっていくのが、本当によかったと思う。ディコンのお母さん、理想の女性だな。自分の子どもでなくても、愛情たっぷりに接することができる。温かく見守る。

    悪いことを考え始めたら、良いことを考える。そうすれば、悪い気持ちを追い出すことができる。
    これは覚えておこう。

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    2021年01月15日
  • 小学館ジュニア文庫 世界名作シリーズ 小公女セーラ

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    小学生ぶりに読みました。登場人物の描写であるセリフや仕草が細かく設定されており、引き込まれる大好きな作品です。

    財産がなくなったとたんに態度を変えるミンチン先生はどんなことを考えているのか考えながら読みました。
    大学生になってから小学生時代に読んだ本を読み返すととても面白いです。

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    2021年01月12日
  • 秘密の花園

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    とても前向きになれるキラキラしたお話だった。
    自分も秘密の花園に入ったら考え方が素直になれるだろうか。
    子供向けではあるかもしれないけど、大人も読んではっと気づくこともありそうです。

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    2019年12月10日
  • 秘密の花園

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    小さい頃に、本棚に入っていた本の一つ。
    ケイト・モートンの『忘れられた花園』がキッカケで、先輩から貸していただいた。

    最初から呆気にとられた。
    両親も、使用人も、バタバタとコレラに命を奪われてゆく中、残ったのは「忘れられた、つむじ曲がりのお嬢様」メアリ一人だった。

    そして叔父に引き取られた後、彼女を中心に話は進むかと思いきや、動物と心通わせる天使のような少年ディコンと、足を悪くした癇癪お坊ちゃんコリンという、非常にチャーミングな二人が加わり、あとはもうエンディングまで一気に突き進む。

    展開としてはハイジ的だけど、この話には悪意を持った人が出てこない所も素敵かもしれない。
    そして、私の好きなデルフィニウムも花園の一部になって、大満足です。

    さてさて。
    そんな三人組に、まったく関わることのなかったメアリの叔父であり、コリンの父であるクレイヴン氏。
    メアリにもコリンにも素っ気なくて、というか二人を置いて旅に出ちゃうしで、もっとなんかあるだろ!とツッコみたくなるものの、そっと癒されて、最後の大団円に参加するから、ちょっと笑える。

    てか、途中からマーサどこ行ったよ、マーサ。

    良いスピード感で、感動しました。

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    2019年06月30日
  • 秘密の花園

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    児童向けのダイジェスト版では何度か読んでいたが、今回、光文社古典新訳文庫で読んでみた。21章や27章などはとても子供向けとは思えない内容で、作者バーネットのメッセージを強く感じた。晩年の作品であり、色々な思いを込めたかったのだろう。
    解説では、”コリンが、庭師ウェザースタッフや労働者階級の男の子ディコン、植民地生まれの女の子メアリを相手に「科学的発見」に関する「講義」をするというかたちでの<成長>をみせるさまは、この庭を大英帝国という文明化した国家の比喩としてみたて、その繁栄を言祝ぐ場と解釈することをも可能にする。” とあったが、そうした意図までもあったのだろうか…

    私的には、ニグレクトされた子供たちのたくましい自然治癒の力、「親はなくとも子は育つ」ことを描いた物語として読みたい気持ちだ。
    梨木香歩さんの『秘密の花園ノート』を読み返して、もう一度、『秘密の花園』の世界を楽しみたい。

    解説に書かれたバーネットの生涯は、自分で勝手に想像していたものとはだいぶ違っていた。バーネットもサンテグジュペリもモンゴメリーやアリソン・アトリーも、みな作品の世界からは想像できないような苦悩多き人生を送っているのだなあ。

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    2018年10月17日
  • 秘密の花園

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    ネタバレ

    心が凝り固まった二人の少年少女が、秘密の花園を通して心を開き成長していく様子はすばらしい。
    しかしなぜにメアリは最後の方にあまり登場しなくなるのか。まるでコリンの物語みたいになってしまったではないか。

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    2018年10月15日
  • 秘密の花園

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    ネタバレ

    子供を室内に閉じ込め、わがままを許し、お前は長生きできないと囁き、哀れに見つめる。子供はどう育っていくか。



     そんな子供だったメアリとコリンを救い出したのは、マーサとディコンだった。

     のびのび生きる術を忘れたすべての人へ。

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    2015年11月02日
  • 秘密の花園 (下)

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    最後のクレイヴン氏のこころの動きが、見事にまとめられていた。上巻と異なる訳者だったが、ヨークシャーの方言を広島弁になぞらえたのは、そぐわなかった。2015.9.17

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    2015年09月17日
  • 小公子セドリック

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    パパはいないし貧しいけれど、大好きなディアリスト・ママと大好きな友人と日々を過ごす少年・セドリックは誰からも好かれる愛らしくて優しい思いやりのあるアメリカの好少年。だけど実は、イギリスの貴族の跡取りだった!? でも祖父にあたるドリンコート伯爵は大、大金持ちだけれど、かんしゃく持ちのひねくれ者で領民からも嫌われるひと。大好きなディアリストと引き離されたセドリックは、けれども無邪気な憧れとまっすぐな心で伯爵の堅い心をほぐしていく。伯爵とディアリストと、いつか三人で暮らすことが出来るのか。秘密の花園・小公女に続いてつばさ文庫で登場のバーネットの名作。

    これもまた長いことタイトルだけは知ってて内容全く知らなかったタイプの話で、つばさ文庫から出てくれるのを待っていたのでした。とはいえ読み始めるまでの待機期間は長かったけど。小公子だし小公女と似たような感じかな~、タイトル似てるな~とか子供の頃はバカみたく思っていたりした記憶。内容は小公女とは逆ですよね。小公女はセーラがお金持ちの生活から一転して貧乏な生活になってしまうけどこちらは貧しい少年がいきなり大金持ちになってしまうと言う。小公子の方が現代にありふれてる話よね。
    私は安易な発想しか出来ない心の貧しい奴ですので、きっと伯爵はすごいセドリックに厳しく当たってとにかくこの関係を和らげていくのが読みどころなんだろうな、とか思ってたらむしろ伯爵は最初からセドリックには好意的で、ではどの二人が複雑な関係を和らげていくのかというと伯爵とセドリックの母・メアリの方で、ああ!これは「あまちゃん」のアキと夏ばっぱと春子の図式だな、と一人合点してました。実は小公子であるセドリックじゃなくてこの二人が主題なんですよね、この作品は。二人の和解がクライマックスになってる感じがします。最後のまさか…?!って展開ははらはらしましたね、オチはある程度見えていたとはいえ面白かった。偽物も本物もないよね。伯爵がはっきりセドリックを守ろうとするとこもよかったしここから和解エピソードに繋がるのもいいよね。
    ひねくれ者の私からするとなんだいセドリックみたいな奴なんてって思う側のはずなんですが、でもこういう自然と慈悲のある、何のひねくれでもなく、陽だまりのこころの結晶のような少年っていて欲しい。いてくれたらすごくほっとするし、私も彼に好かれたいと思う。そして伯爵やホッブスさんやディックのように彼を守りたいと思う。ああ、さっきあまちゃんのアキって書いたけど、セドリックは皆のアイドルなんだねえ… いい作品でした。

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    2015年03月22日
  • 秘密の花園

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    英国のヨークシャー州を舞台にした作品。自然の描写が秀逸で、美しい。そして登場人物たちも個性溢れて魅力的。題名だけ知ってはいたものの、実は初めて読んだのは大人になってからなのだが、訳者のあとがきにも記されていた通り「大人が読むからこそ得られる感動」があると思った。

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    2015年03月16日
  • 秘密の花園

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    子供の素直さにきゅんとくる本。

    いくら主人公だって、酷い環境で育ってきたら「清く明るく正しく」なんていられない。そんなひねくれてしまっていた子たちが、ゆっくり自然に触れて、自分と向き合って、窓を開けていく姿が眩しいです。

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    2013年06月21日
  • 秘密の花園 (下)

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    深く信じること、強く念じ、繰り返し唱えることが人生の大きな力になる、というのがこの作品のメッセージ。最後は胸がいっぱいになったなぁ。

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    2012年05月04日
  • 秘密の花園 (上)

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    コマドリがメアリの扉を開いてくれたような感じだな。メアリがどんどん健康になっていくようすが描かれていて、わくわくする。下巻も期待。

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    2012年04月28日
  • 秘密の花園 (上)

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    子どもの頃から、家の本棚の1番上にあった、
    福音館の古典全集(全部じゃないけど)

    「秘密の花園」何度、読もうと思ったことか・・・

    けど、この歳まで、開くことなく。

    はずかしながら、内容も知らず、
    何となく、ファンタジーかと思っていたくらいです。


    読んでみると、これだけの時を経ても
    導入からとっつきにくさがなく、ものがたりにはいりこめ、
    人物も魅力的で、さすが力のある物語だなあ、と思いました。

    最後までメアリが主人公でい続けてくれる方が
    好みだけどね。ぼっちゃんは、あんまり・・・


    大きいのは重いので、少年文庫で読んでしまったけど、
    猪熊さんの訳で読めばよかったかな。

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    2012年02月23日