バーネットのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この物語は基本的には「物質的にはそこそこ恵まれていたものの放っておかれた子供」(≒メアリ & コリン)がムーアの自然やら庭仕事やら友達によって再生していく物語なんだけど、子供時代の KiKi はそれもこれも「秘密の花園」な~んていう素晴らしいパラダイスがあったからこその恩恵・・・・というような読み方をしていたところが無きにしも非ず・・・・だったように思うんですよ。 少なくとも KiKi の実家には庭はあったけれど塀で囲まれていたり大木があったりしたわけじゃなかったし・・・・・。 そういう意味では「羨ましがりながら」読んでいたようなところがあるんですよね~。
でもね、今回、この年齢 -
Posted by ブクログ
この物語は基本的には「物質的にはそこそこ恵まれていたものの放っておかれた子供」(≒メアリ & コリン)がムーアの自然やら庭仕事やら友達によって再生していく物語なんだけど、子供時代の KiKi はそれもこれも「秘密の花園」な~んていう素晴らしいパラダイスがあったからこその恩恵・・・・というような読み方をしていたところが無きにしも非ず・・・・だったように思うんですよ。 少なくとも KiKi の実家には庭はあったけれど塀で囲まれていたり大木があったりしたわけじゃなかったし・・・・・。 そういう意味では「羨ましがりながら」読んでいたようなところがあるんですよね~。
でもね、今回、この年齢 -
Posted by ブクログ
私の、児童書ベストワンです!
富豪の家に生まれながら誰にも愛されず我が儘でひねくれ者に育ったメアリは、ある日突然、両親の病死で叔父の豪邸に移り住む。叔父は愛する妻が出産の際に命を落としたショックに立ち直れず、産まれたばかりの息子にも向き合えず旅を続ける。息子のコリンは未熟児として産まれ、このまま背中が曲がり短命だろうと医師から言われて育ち、ベッドの上で情緒不安定に育っていた。 ある日、メアリは鍵のかかった庭を見つけ、植物や小鳥達、またそれらの世話をするディッコンと出会い、それを秘密の庭にして、苗を育て庭を再生しようと、生き生きと過ごし始める。そして、屋敷の中でわめき声のする部屋を見つけてコ -
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梨木香歩さんの「秘密の花園ノート」をKくんと一緒に買ったら、数日後、この本を買ってしまったKくんがいました・・・。ふたりとも、こちらを読んだことはないのに先に「ノート」を読んだから、気になってしまっていました。
通勤電車の中で、この本を読むのは、ちょっと恥ずかしかったけど。
だけど、ノートを先に読んだことが良い方向に作用する、充実の読書でした。いい本はいいですねえ!安心して読める名作児童書・重鎮という感じ。
そして、登場人物のことはノートで予習済みで、その見事なからみあいも展開も余裕な感じで読めたけど、それにしてもなお、庭や、ムアや、天気や、季節や、植物や、鳥についての、すばらしい記述に -
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子どもの頃大好きで何回も読んだ作品。大人になって読むと子どもの頃ワクワクした場面がよみがえる。
それと共にメアリもコリンも親に打ち捨てられた子どもだったことが2人の可愛げのない性格を形成していたのだとわかる。
その2人が出会って、鏡のようにお互いを見てわがままであることに気がつく。母の愛情たっぷりに育ったマーサとディコンから母の愛情がなんたるものかを感じとる。その母スーザン・サワビーがメアリとコリン2人の2番目の母となって2人が母とはどのようなものかを感じる。それは涙が出るような場面。
子どもの頃は秘密の花園の中で繰り広げられる子どもたちの秘密とハッピーエンドにワクワクしたけれど、大人になって -
Posted by ブクログ
読み始めは児童書の主人公らしからぬメアリの性格に驚いたが、ミスルウエィトの豊かな自然に触れることで人や動物を愛することを知り、成長していく姿に思わず引き込まれる。
メアリのように裕福でない家庭の生まれでありながら、誰よりも幸福そうなディコン。
彼からメアリは日常に溢れる小さな幸せを沢山教えてもらう。
欲しいものはなんでも手に入るが、愛し愛されることを知らず、悲壮感の漂うコリン。
メアリはかつての自分とどこか似ている彼に、生きる力を与えようとする。
正反対の2人の男の子、このどちらも大切にできるとしたらメアリはもう立派に成長していると思った。 -
Posted by ブクログ
小学4年生の時 夏休みの宿題の読書感想文を書いた本。
物語の内容も どんな感想を書いたかもすっかり忘れてしまった…が書いた文章を親に手直しされ賞状をもらったことだけは覚えている ちょっと苦い記憶の中の一冊。
「秘密の花園」ちょっとへそ曲がりの女の子が主人公 濃い目のグレーの物語が女の子が「秘密の花園」を見つけるところから ほんのりピンク色が混ざりだす。
どんどん どんどん 色が加わり… 緑・ピンク・オレンジ・黄色…光が差し込む
花園に存在している魔法 女の子男の子が魔法によってどんどん変化していく。
普段はなかなか感じられないけれど きっと「この魔法」はどんなところにも いつでもあって -
Posted by ブクログ
ネタバレ小公子と双璧の児童小説。話のあらすじがわかっていても、わかっているからこそ楽しめる「ドンデン返し」を味わうためにとても辛い物語を読む。どんなに落ちぶれていても、また食べるものに困っても気高い精神を持ち続けることの勇気と大切さ。そんな気高い気持ちが幸運を呼び、善人を引き寄せる。しかし、探し求めていた人が実は隣に住んでいたとはご都合よすぎですね。
この世に完全な善悪はないといえども、善人の定義は人のために行動する人、悪人は自分のために行動する人、とも考えられますね。
ことも向けといえども大人も充分満喫できる表現力であり万人におすすめです。