青井秋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
隅々まで堪能しました。控えめで繊細な作風だけど、いつまでも心に残ります。
タイトルがいいですよね。星を製造するなんて、夢だったりファンタジーだったりSFだったり…あらゆる想像ができてしまいます。
なのに、先端を行くというカッコよさじゃなくて、どことなくノスタルジック。
自然や宇宙をテーマにした作品に接すると、いつでもいずれかの思いを抱くことになりますが。
特によかったのは、人としての思いに優しさがあふれていたところです。
星を作る研究材料に、亡き恋人を思って零してしまった涙が混入してしまい、星の子が製造されてしまいます。
本来ならば星以外の製造物は廃棄するきまりなのですが、カナタは自分の作り -
Posted by ブクログ
超好み。どこに惹きつけられたか説明できないほど理屈抜きによかったです。肌に合うかんじ。
絵柄が、硬質なのに繊細で美しくてストーリーの世界観そのもの。ボタニカル風な緻密さにもうっとり…
しかしながら、他の方の小説でのイラストでお見かけした時には、何の食指も動かなかったんですよね。パッと人目を引くというほどじゃなかった。
やはり、作品に漂う静寂な空気と微弱で優しい体温のようなものが魅力の大部分ではないかと。
細かい筆致とか、優しさあふれるストーリーとかもいいんですが、登場人物がまたいいんです!
表題作の菌類学者の室田とバイト助手の大学生である岩井。
萌えツボど真ん中でした。
いつもは研究に没頭し -
購入済み
作者買いです。
美しい画集を読むような静かな気持ちになる
この静謐さが好き
短編でもあるのでよみやすさも加味されていてやっぱり良き。 -
Posted by ブクログ
時は昭和初年。「おそれながらおたずねします」とみつば百貨店銀座本店に突撃する森山翠。突然の突撃で自身を採用してもらえないか尋ねたのだ。採用は難しいと断られ落胆している中、車椅子の老紳士と出会い、実は百貨店の会長でこの出会いをきっかけに百貨店の広報誌である月間みつばの編集部でコラム連載をすることになる。
いろんな縁がつながっていく中で、悩みながらも毎月コラムを書いていく姿がとてもいとおしい。主人公の素敵な感性から出来上がっていくコラムを私たちも読むことができるが、本編も相まってとても読んでいて楽しい。
現代ではない少し昔の話しながら、生き生きとした姿が魅力的な1冊だった。 -
Posted by ブクログ
「真面目。よく言われる。言葉自体の意味はともかく、自分に向けられるそれはあまりいい意味ではないことを信也は学習していた。融通が利かない、とかつまらない、とかの言い換えだ」
私も小さい頃から、真面目とよく言われましたが、信也と同様、褒められているとは思えずにいました。
それが、融通が利かないとかつまらないという意味に感じていたことが、この文を読んで、はっきりとわかり、長年もやもやしていたのが、スッキリしました。
エピローグのレンと信也のエピソードを読んで、じんわり温かな気持ちになりました。
根っから悪い人がひとりもいない、とても優しい物語でした。 -
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購入済み
一度読み終わり、表紙作が一番好きだなって感じたのと、どの話も独特な世界観あって惹き込まれる。
二度読みで、あれ?そういえばBLってなんだっけ?あれ?ってなって、三度読みで心が洗われてくってこういう事なんかなーと(笑)
どの作品も話重視なので、そういうの求めてる方には向かないかも。 -
Posted by ブクログ
ネタバレレーベルが消失したため、途中で終わってしまった「妖魔な俺様と下僕な僕」を角川文庫で完全リライトして発表したもの。前作よりも司野が大人びていて、高級マンションに住むよりも古びた昭和の店舗兼住宅に住む方が合っていて私は好き。司野の俺様ぶりは相変わらずたけど、正路の心の中のツッコミが面白くてツボる。BLとしては5巻目はキスシーンもなかったし、このままプラトニックな関係が続くのかと思うとちょっと物足りない気もするけど、2人の心が近づいていくのを温かく見守っていきたい。リライト前のは9巻目まで出てたけど、カギロイとの決着がつかないまま終わってしまったので、今作は決着が着くまで続いて欲しい。5巻目には奇談
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購入済み
純文学みたいなお話。
青井先生の作品はずっと変わらない雰囲気で、純文学のようです。
何より、特筆すべきは精緻な作画で、
このお話でも、途中のカラーイラストはそれだけでもう素敵な作品で、
しばらく眺めてしまったくらいです。
本作は文学青年2人のお話ですが、作中にこの2人の述懐が多く散りばめてあって、
私には少し読みにくかったです。
どこでより相手に惹かれたのか、、とか。
恋なんてそんなものかも知れませんが…。
作画を眺めるだけでも、私的には十分楽しいくらいなので、買って良かったです。