青井秋のレビュー一覧

  • ドーナツ屋の夜のつれづれ

    Posted by ブクログ

    「真面目。よく言われる。言葉自体の意味はともかく、自分に向けられるそれはあまりいい意味ではないことを信也は学習していた。融通が利かない、とかつまらない、とかの言い換えだ」

    私も小さい頃から、真面目とよく言われましたが、信也と同様、褒められているとは思えずにいました。

    それが、融通が利かないとかつまらないという意味に感じていたことが、この文を読んで、はっきりとわかり、長年もやもやしていたのが、スッキリしました。

    エピローグのレンと信也のエピソードを読んで、じんわり温かな気持ちになりました。

    根っから悪い人がひとりもいない、とても優しい物語でした。

    0
    2026年05月08日
  • 吸血鬼の祈り ゴーストカルテ

    Posted by ブクログ

    大好きな作家さん。ホラーと書いてあったので少しドキドキしながら読みましたが、怖い要素はあまりなかったです。吸血鬼のお話なので、グロいシーンや血の描写等は少しありましたが内容は面白くてすぐ読みおわりました。

    0
    2026年02月25日
  • オリジナルボーイズラブアンソロジーCanna 100号記念『番外編』特集【2】

    購入済み

    番外編

    ねむい先生のスリーピングデッド目当てで買いました。まぁまぁページ数もあって、久しぶりに読めたので満足です。

    0
    2025年09月20日
  • 百草の裏庭【単行本版】

    購入済み

    一度読み終わり、表紙作が一番好きだなって感じたのと、どの話も独特な世界観あって惹き込まれる。
    二度読みで、あれ?そういえばBLってなんだっけ?あれ?ってなって、三度読みで心が洗われてくってこういう事なんかなーと(笑)
    どの作品も話重視なので、そういうの求めてる方には向かないかも。

    0
    2024年06月27日
  • 妖魔と下僕の契約条件 5

    Posted by ブクログ

    プロローグ/巻き戻された時間/絡まった糸/小さな手で/
    役立たずの意地/結びつく心/エピローグ

    五歳児の寸法では、できることがとっても少なくなりますよね……
    カギロイの術は解けるのかしら??

    0
    2023年09月21日
  • 妖魔と下僕の契約条件 5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    レーベルが消失したため、途中で終わってしまった「妖魔な俺様と下僕な僕」を角川文庫で完全リライトして発表したもの。前作よりも司野が大人びていて、高級マンションに住むよりも古びた昭和の店舗兼住宅に住む方が合っていて私は好き。司野の俺様ぶりは相変わらずたけど、正路の心の中のツッコミが面白くてツボる。BLとしては5巻目はキスシーンもなかったし、このままプラトニックな関係が続くのかと思うとちょっと物足りない気もするけど、2人の心が近づいていくのを温かく見守っていきたい。リライト前のは9巻目まで出てたけど、カギロイとの決着がつかないまま終わってしまったので、今作は決着が着くまで続いて欲しい。5巻目には奇談

    0
    2023年09月11日
  • ゴンドワナの眠り

    購入済み

    美しい…

    幻想的な雰囲気が美しい、魅力的な世界観を引き出す作画が素晴らしかったです。
    DK同志のBLで文化祭という一大イベントまで絡んでるというのにこの静かな穏やかさ!
    なかなか稀有な作品だと思います(笑)
    直樹のそばを付かず離れずたゆたうように泳ぐゴンドワナの幻姿が本当に美しくて、それだけで星数3つ分くらい献上しちゃいました^^

    #エモい #癒やされる

    0
    2023年06月23日
  • 爪先に光路図

    購入済み

    静かに語られる3作

    モノローグが小説のように入れ込まれていて、とても静かで細やかなタッチとよく合っていると思います。
    ただ、もう少し人物の表情表現が豊かだったらな、と思いました。

    #萌え #ほのぼの

    0
    2022年10月31日
  • ゆうづつは藍にとける 【電子限定カラー】

    購入済み

    純文学みたいなお話。

    青井先生の作品はずっと変わらない雰囲気で、純文学のようです。
    何より、特筆すべきは精緻な作画で、
    このお話でも、途中のカラーイラストはそれだけでもう素敵な作品で、
    しばらく眺めてしまったくらいです。

    本作は文学青年2人のお話ですが、作中にこの2人の述懐が多く散りばめてあって、
    私には少し読みにくかったです。
    どこでより相手に惹かれたのか、、とか。
    恋なんてそんなものかも知れませんが…。

    作画を眺めるだけでも、私的には十分楽しいくらいなので、買って良かったです。

    2
    2022年09月26日
  • ゴンドワナの眠り

    無料版購入済み

    幻想的でおだやか

    幻想的でおだやかな優しい雰囲気ではじまります。絵が細部までとても癒されてる綺麗さ。穏やかに穏やかに二人の恋がはじまると期待しちゃう1巻です。ミステリーの中身も気になるし、続きが気になります!

    #癒やされる

    0
    2022年09月29日
  • 百草の裏庭【単行本版】

    Posted by ブクログ

    ▼あらすじ
    子供の頃、薬草摘みの最中に倒れた妹を助けてくれたのは、異形の男だった。
    十年後、マルセルは嫁ぐ妹を見送ると「一緒に来い」と言われた約束を果たすため、彼のもとへ向かう。
    死の覚悟をしていたが──
    「友になって欲しかったのだ」
    存外に優しい目をしている彼、ギーゼルベルトの孤独を知り……。

    ***

    ストーリーの完全度:普通
    トーン:せつない・ほのぼの
    エロ度:無し
    萌え度:普通
    総合評価:★4.0

    初読みの作家さん。表題作を含めて全部で5つの物語が収録されています。
    雰囲気はとても良かったです。あと、何よりも素晴らしかったのが植物や背景の描き込み。“自然”を描くのが得意な作家さんな

    0
    2022年06月08日
  • あやかし姫の良縁

    Posted by ブクログ

    実在した陰陽師の家系、幸徳井家の物語です。今回は江戸時代が始まる直前の時期の話です。若い陰陽師の夫婦が京都に起きる異変の謎を解いていきます。

    表紙にも描かれているトンデモ姫と呼ばれる主人公の桜子や、その婿の友景のブッ飛んだ能力設定が印象的です。桜子はなぜそうなのかちゃんと説明がありますが、友景は今回は謎のままです。

    最後が読み切り作品のような終わり方をしているのが気になりますね。内容を見る限りシリーズ化を見据えて執筆されたように思えるのですが。
    単発作品にするにはちょっと勿体ない物語ですので、ぜひとも続編を出してほしいなあ。

    1
    2022年06月05日
  • 百年結晶目録

    ネタバレ 購入済み

    百年結晶目録

    とてもキレイな絵を見ている様な お話でした。 ふたりの心が通いあって ずっと一緒に旅を続けられると良いな。 

    #癒やされる #胸キュン

    0
    2021年05月29日
  • 百草の裏庭【単行本版】

    Posted by ブクログ

    表題作は、黒い森に住む異形の男と薬草売りの兄(と妹)。
    同時収録は、『stalks』植物の世話役と温室の少年、『passage』仕事に疲れた男とピアノ弾きの青年、『侵食』菌糸に侵された恋人、『旅の途中』友人に連れ出されて……計5作品の短編集。

    0
    2021年03月11日
  • ゆうづつは藍にとける 【電子限定カラー】

    Posted by ブクログ

    恩師のいる下宿先で出会った、植物に詳しい書生×駆け出し作家のOB。

    緻密で一コマ一コマが綺麗。いつ見ても丁寧なタッチなので、2013年の作とのことですが、私はあまり年月は感じなかったです。
    本編→あとがきを読み、改めて表紙を眺めるとまた更に楽しい。
    ★3.7

    0
    2021年02月12日
  • ゆうづつは藍にとける 【電子限定カラー】

    r35

    購入済み

    美しい世界

    大正時代が舞台なのでしょうか??
    澄んだ空気のような作品で、すべてがとても美しく、魅力的な1冊だと思いました。

    0
    2020年11月26日
  • 凍る空、砂鉱の国 3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     人も土地も結晶化してしまう銀砂嵐が人為的なものだっとと知り、ティトと共にその原因となる旧大陸へと向かったセッカ、と物語が急速にクローズへと向かう3巻である。
     綺麗に序破急の形式で3巻完結となった形だが、おそらく語るべきはすべて語られているのではないかと思われる。二人の物語は丁寧に描き終えられている。

     丁寧な世界観構築やその美しさなど魅力は色々あった一方、ドラマとしてはやや淡々と描かれ過ぎていた印象は残っている。
     前巻の感想でも触れているが、やはり全般に棒立ちでの会話が主体になっていて、動きが少ないのだ。
     その意味で言えば、この作品は多分に舞台劇の要素を含んでいて、あるワンシーンの中

    1
    2019年11月15日
  • 織ノ王国物語 ~七番目の王子と忠誠の剣士~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ラノベというよりは、青少年向けファンタジー。

    初め、表紙イラストの可憐な王女と黒髪の凛々しい騎士を見て、TLの恋愛小説かと勘違いし、帯の「女装の王子は宿命に挑む」というアオリから今度はBLかと勘違いした私は、とても愚かです。

    設定も登場人物の王女(実は王子)ララを初めとした黒髪の騎士ユージーンや乳兄弟のネムルなど、細部まで丁寧で、しかも好感の持てるキャラです。

    ただ、私が普段から読んでいる小説群に比べると、やはり全体的に「あっさりとして」います。
    あっさりしているというのは何もハードな描写があるかどうかというだけではありません。上手く言い表せないのがもどかしいけど、大人向けにアレンジする

    0
    2019年09月20日
  • 凍る空、砂鉱の国 2

    Posted by ブクログ

     触れたものを「フラグメント」という結晶に閉じ込めてしまう銀砂嵐が猛威を振るう世界での物語の二巻である。
     作品の核心に少しずつ迫るような、謎の少年・ティトとセッカの旅は少しずつ進んでいる。
     銀砂嵐の正体に少しだけ触れ、それが人工的なものであるならば止めることもできる、その決心を固めた二巻となっている。

     本格ファンタジーのニュアンスの濃い作品で、その点でやや説明が多めになっているのはいいとしても、やはり気になるのは絵の強さである。
     おそらくは雑誌連載を基準にした絵の組み立てなのだと思うが、単行本で読んでいる限り、どうしても登場人物が遠すぎる。コマの扱いが弱い印象を受けてしまう。
     物語

    0
    2019年02月08日
  • 凍る空、砂鉱の国 1

    Posted by ブクログ

     風景を閉じ込めてしまう結晶「フラグメント」の存在が特徴的なファンタジー物語の第一巻である。
     ここでの物語は、フラグメントを細工している細工職に見習の少女・セッカと、そんな彼女を危機から救ったティトの出会いの物語である。
     フラグメントとなってしまった故郷の村を追い求め、違法なフラグメントを取り扱う商人たちを捜索する物語であるが、ここで少し気になるのは描写の淡泊さだ。
     淡泊というと正確ではないかもしれないが、物語が重要性の軽重やシーンの速度感に関わらず、一定のペースで展開している。
     端的に言えば、バトルシーンと日常風景の物語方が同様なのだ。複雑な世界設定と合わせて、一読では読み込み切れな

    1
    2018年03月17日