鳥集徹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読みやすさ★★★★
学べる★★★★★
紹介したい★★★★★
一気読み★★★★★
読み返したい★★★★
肩書きが「医師」といっても色々な立場がある。本書はタイトル通り、立場が違えどコロナ自粛を大罪と捉える7人の医者達の考察が紹介されている。
個人的には長尾和宏先生の話が一番参考になった。町医者ながら実際にコロナ治療に携わり、独自の診療手順を確立し(理に叶っている!むしろ政府の指針はもはやギャグである)、現状の対応に異議を呈している。曰く、今の政策は終息とは反対方向だと。
先生はコロナ抗原陽性が出た患者に「おめでとう」と言うとか。今を乗りきったらもう(抗体がついて)安全ですよと。コロナ差別を減 -
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最近はメディアでは言われなくなりましたが、今年(2021)のGWは昨年同様ですが「いつもと違うGW」です。長期休暇に入る直前の金曜日に第三回目の緊急事態宣言が発令されて、その日に東京に隣接する地域を中心に大幅に「マンボウ」が追加されました。私の住むエリアもその影響を被っていて、夕食を外食してもアルコールも飲めない「変わった日々」を過ごしています。
本当にこんなことをやっていて、皆が幸せになるのだろうか、と思っている時にネットでこの本を見つけました。お医者さん7名の意見が集約されています、中にはデータでしっかりと説明されている意見もあり大変参考になりました。
コロナには勝った(収束させた)が -
Posted by ブクログ
私の分類上、星★1つにしていますが、内容が悪かったわけではありません。
ほんの少ししか読んでいませんが、付箋を貼ったところだけでも、以下に記しておきます。
・何回ワクチンを打ってもコロナ感染の波は来た、特に4回目の接種の後の第7波(2022.7-9)は過去最大の陽性者数となったし、第8波(2022.11-2023.1)は一日当たりのコロナ感染死が最多を記録した(p37)
・コロナワクチンにより健康被害を訴えて、予防接種健康被害救済制度に新生された件数は2023年12月25日までに、9725件、認定されたのが5603件、死亡事例は420件である、これは過去45年間24種類のわくちんについて -
Posted by ブクログ
情報を精査して、自分で考えて決定する。
他者の選択を尊重する。
その大事さと、軽んじられている日本の現状を痛感した数年だった。
あまりに茶番だなと思うことが多くて、接種の意味が見出せず、打たないまま今日まで来たけれど、打っておけばよかったと思うことは一度もなく。
旅行支援が得られなかったことがあったけれど、それもまた茶番感を演出していたように思う。
日帰り風呂で布マスクをして湯に浸かっていた女性はきっと七回接種したんだろうな。
当時のマスメディアも、煽りに対し、こういった情報も併せて提供すべきだった。スポンサーの宣伝媒体と化した今ではそれも叶わないことなんだろうと思う。 -
Posted by ブクログ
医療ジャーナリストである著者が、薬の多剤服用や過度な医療依存の弊害に目を向け、5人の医師にインタビューを行い、それをまとめた本。
新型コロナに関しワクチンや新薬の効果を否定し、むしろ薬害があるとしたり、自らも医師でありながら、「医師の話を鵜呑みにするな」と警告したり、日本はヤブ医者だらけと批判したりと内容はかなり過激。
専門知識のない自分には、何が真実なのか見極められない内容が多かった。その上で、あえて①なんとなく同意できること②過激過ぎて、にわかには信じがたいことの二つに分けてメモに残しておきたいと思う。
①について ・ポリファーマシー(多剤服用)有害事象が出やすくなる
・効か -
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鈴木智彦、望月衣塑子、西崎伸彦、鳥集徹、ほか『日本の黒い聖域』宝島SUGOI文庫。
2022年1月に刊行した宝島社新書『日本のタブー3.0』を改訂し、再編集、文庫化。忖度報道に終始する大手メディアが報道しない『聖域』をテーマにした15本の記事コラムを収録。
新型コロナワクチン。新型コロナウイルス感染症が5類になってからは感染状況が詳しく伝えられず、どう対処すべきか全く解らない。未だに会社では何人か感染者が出ているが、マスク着用が個人の自由とされたので始末に負えない。製薬会社や政府の広告収入が目当てでワクチンの副作用や接種後の死亡例を伝えないマスコミ。ワクチンを接種しようが、感染するし、感 -
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ネタバレ2021年4月発刊なので、まだコロナが佳境を迎えつつも、二回目の緊急事態宣言も既に終わっており、なんとなくコロナに「慣れ」を感じ始めた時期。タイトルからも分かる通り、基本コロナに対する過剰対策を問題視するポジショントーク本で、医療系ジャーナリストが同じポジションの医者を呼んできてその方々との対話をそのまま本にしている。
よって人によっては「それはさすがに言いすぎじゃない」とか「なんか感情だけで話してるな」と思わせる部分もあり、データ分析にまで深く踏み込んでいないのは少し残念。そこがジャーナリスト的ともいえる。
この本に出てくる医者の他の著者を読むための入り口にしても良い本。個人的には和田秀 -
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中に書かれていたレミングの集団行動について、調べてみました。
個体数が増えすぎたとき、絶対数を自らコントロールする、と言われてます。
Wikipediaも調べてみました。どうやらそれは誤解だった?と書かれています。
ひとつの解のように思われたのですが、違うのかもしれません。
医師会も、国も、WHOも、実態を掴んでいながら異なる方向に世論形成しようとし、圧力をかけている(※1)ように感じられてきます。
とんでもない、と思いました。
これがDSの仕業だ、ゲイツの企みだ、という声がありますね。
でもこの本の、レミングのあたりを読んでいて、もしかすると?? と思いました。
こうした行動に結び -
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ネタバレ子宮頸がんワクチン問題、高血圧やうつ病や高脂血症に関するDisease Mongering問題、COIの開示によって明らかになったこと、が各一章ずつ書かれている。
内容的にはあまり科学的な話はなく、裏金、癒着についてが主。どことなく週刊誌的な本。
・通常、オッズ比を見るが、もともとまれな疾患・状態が改善されてもインパクトはないので、NNTの方が重要。でもインパクトのない結果を隠そうとして、NNTののデータはあまり表には出されない
・生活習慣病関連を扱う内科などでは奨学寄附金で設備や秘書、助手を雇えるのに、あまり薬を使わない小児科や感染症、緩和ケア、リハビリなどでは寄付金がなくスタッフも雇