鳥集徹のレビュー一覧

  • コロナ自粛の大罪

    Posted by ブクログ

    読みやすさ★★★★
    学べる★★★★★
    紹介したい★★★★★
    一気読み★★★★★
    読み返したい★★★★

    肩書きが「医師」といっても色々な立場がある。本書はタイトル通り、立場が違えどコロナ自粛を大罪と捉える7人の医者達の考察が紹介されている。

    個人的には長尾和宏先生の話が一番参考になった。町医者ながら実際にコロナ治療に携わり、独自の診療手順を確立し(理に叶っている!むしろ政府の指針はもはやギャグである)、現状の対応に異議を呈している。曰く、今の政策は終息とは反対方向だと。
    先生はコロナ抗原陽性が出た患者に「おめでとう」と言うとか。今を乗りきったらもう(抗体がついて)安全ですよと。コロナ差別を減

    0
    2021年06月23日
  • 医学部

    Posted by ブクログ

    「医学部 鳥集徹 文春新書 2018年」第1-3章の東京大学医学部の凋落、「医局」の弱体化、医学部ヒエラルキーの崩壊は示唆に富んでいて勉強になった。旧帝大医学部をトップに関連病院とのヒエラルキーがあったが、それが崩れて来ている点などわかりやすかった。

    0
    2021年05月23日
  • コロナ自粛の大罪

    Posted by ブクログ

    最近はメディアでは言われなくなりましたが、今年(2021)のGWは昨年同様ですが「いつもと違うGW」です。長期休暇に入る直前の金曜日に第三回目の緊急事態宣言が発令されて、その日に東京に隣接する地域を中心に大幅に「マンボウ」が追加されました。私の住むエリアもその影響を被っていて、夕食を外食してもアルコールも飲めない「変わった日々」を過ごしています。

    本当にこんなことをやっていて、皆が幸せになるのだろうか、と思っている時にネットでこの本を見つけました。お医者さん7名の意見が集約されています、中にはデータでしっかりと説明されている意見もあり大変参考になりました。

    コロナには勝った(収束させた)が

    0
    2021年05月01日
  • 東大医学部 本物の「成功者」はどこにいる?

    Posted by ブクログ

    帯に書かれているような軽い読み物ではない。著者自身が灘から東大医学部を出た精神科医だが、内部から見た光と闇、功罪を問うている。最優秀の頭脳が、権威主義の環境の中でスポイルされていく闇の存在が、実例を通して披瀝されている。様々な医療過誤の事例を取り上げ、理不尽な経緯を詳らかにすることで、東大医学部の在り方に警鐘を鳴らしている。研究重視、臨床軽視の思考が行き過ぎると、医学の劣化、グローバルな遅れを招くことが実感される。これから医者を目指す学生には、医学の本質につき考える参考になるだろう。

    0
    2020年10月13日
  • レプリコン騒動 誰も書けない真実 「反ワクチン」運動の功罪

    Posted by ブクログ

    第1章は専門的な内容が多いため読みとばしながら進めた。第2章から最後までは引き込まれる内容であった。ジャーナリストの方が、エネルギーを使って仕上げる内容にはいつも敬服します。国民の健康を考えて有識者が異論を唱えるのは素晴らしいこと。立場が同じはずなのに、「最上位の目的」が違うと向かう先が違ってしまいます。真実はどこにあるのでしょうか。

    0
    2025年05月11日
  • 最新版 コロナワクチン 失敗の本質

    Posted by ブクログ

    私の分類上、星★1つにしていますが、内容が悪かったわけではありません。

    ほんの少ししか読んでいませんが、付箋を貼ったところだけでも、以下に記しておきます。

    ・何回ワクチンを打ってもコロナ感染の波は来た、特に4回目の接種の後の第7波(2022.7-9)は過去最大の陽性者数となったし、第8波(2022.11-2023.1)は一日当たりのコロナ感染死が最多を記録した(p37)

    ・コロナワクチンにより健康被害を訴えて、予防接種健康被害救済制度に新生された件数は2023年12月25日までに、9725件、認定されたのが5603件、死亡事例は420件である、これは過去45年間24種類のわくちんについて

    0
    2025年03月15日
  • 日本のタブー 4.0

    Posted by ブクログ

    政治・選挙、映画業界、AV業界、相撲界隈、太陽光発電、M資金、京都市の宗教法人問題が、裏稼業、芸能人と薬物に関する「日本のタブー」を著者の視点から論じている。

    アウトサイダーはどんな場所にもいるのだなと感じる。税金絡みは国民の生活に影響するのでクリーンに努めて欲しいと願う。

    0
    2024年12月27日
  • コロナワクチン 私たちは騙された

    Posted by ブクログ

    情報を精査して、自分で考えて決定する。
    他者の選択を尊重する。
    その大事さと、軽んじられている日本の現状を痛感した数年だった。
    あまりに茶番だなと思うことが多くて、接種の意味が見出せず、打たないまま今日まで来たけれど、打っておけばよかったと思うことは一度もなく。
    旅行支援が得られなかったことがあったけれど、それもまた茶番感を演出していたように思う。
    日帰り風呂で布マスクをして湯に浸かっていた女性はきっと七回接種したんだろうな。
    当時のマスメディアも、煽りに対し、こういった情報も併せて提供すべきだった。スポンサーの宣伝媒体と化した今ではそれも叶わないことなんだろうと思う。

    0
    2024年03月19日
  • 医者が飲まない薬 誰も言えなかった「真実」

    Posted by ブクログ

    医療ジャーナリストである著者が、薬の多剤服用や過度な医療依存の弊害に目を向け、5人の医師にインタビューを行い、それをまとめた本。
    新型コロナに関しワクチンや新薬の効果を否定し、むしろ薬害があるとしたり、自らも医師でありながら、「医師の話を鵜呑みにするな」と警告したり、日本はヤブ医者だらけと批判したりと内容はかなり過激。
    専門知識のない自分には、何が真実なのか見極められない内容が多かった。その上で、あえて①なんとなく同意できること②過激過ぎて、にわかには信じがたいことの二つに分けてメモに残しておきたいと思う。
    ①について       ・ポリファーマシー(多剤服用)有害事象が出やすくなる
     ・効か

    0
    2024年02月28日
  • コロナ自粛の大罪

    Posted by ブクログ

    タイトルで読む。

    当時の内容が書いてある。(日が経っているので冷静に読めた。)

    特に小児科の先生の回答は、私自身の子供たちのかかりつけ医の方も話している内容に近かった。(学会などで論文も発表されている方)

    改めて、インフルの脳炎、脳症の方が断然恐ろしいと思いました。

    0
    2023年09月25日
  • 日本の黒い聖域

    Posted by ブクログ

    まさにドス黒い聖域。
    面白かったのは悪名高き官房機密費。はみ出す事なく余らす事なく使い切る菅さんの手腕、笑。
    きな臭いカジノ利権と、みみっちい経済安保利権。
    地方議員の闇と、死刑制度の不都合な真実。
    闇はどこにでも転がっている。見えないようにされているか、自分が見ないように(気づかないフリを)しているだけ。

    0
    2023年09月16日
  • 日本の黒い聖域

    Posted by ブクログ

    鈴木智彦、望月衣塑子、西崎伸彦、鳥集徹、ほか『日本の黒い聖域』宝島SUGOI文庫。

    2022年1月に刊行した宝島社新書『日本のタブー3.0』を改訂し、再編集、文庫化。忖度報道に終始する大手メディアが報道しない『聖域』をテーマにした15本の記事コラムを収録。


    新型コロナワクチン。新型コロナウイルス感染症が5類になってからは感染状況が詳しく伝えられず、どう対処すべきか全く解らない。未だに会社では何人か感染者が出ているが、マスク着用が個人の自由とされたので始末に負えない。製薬会社や政府の広告収入が目当てでワクチンの副作用や接種後の死亡例を伝えないマスコミ。ワクチンを接種しようが、感染するし、感

    0
    2023年08月07日
  • コロナ自粛の大罪

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2021年4月発刊なので、まだコロナが佳境を迎えつつも、二回目の緊急事態宣言も既に終わっており、なんとなくコロナに「慣れ」を感じ始めた時期。タイトルからも分かる通り、基本コロナに対する過剰対策を問題視するポジショントーク本で、医療系ジャーナリストが同じポジションの医者を呼んできてその方々との対話をそのまま本にしている。

    よって人によっては「それはさすがに言いすぎじゃない」とか「なんか感情だけで話してるな」と思わせる部分もあり、データ分析にまで深く踏み込んでいないのは少し残念。そこがジャーナリスト的ともいえる。

    この本に出てくる医者の他の著者を読むための入り口にしても良い本。個人的には和田秀

    0
    2023年03月29日
  • 医療ムラの不都合な真実

    Posted by ブクログ

    書名ほど「医療ムラの不都合な真実」を暴き出している感じでもないが、mRNAワクチンなどの治験で製薬会社がデータをどう誤魔化しているか、EBM(Evidence based Medecine)と言いつつ、医療界、マスコミがいかに裏付けのない情報をまき散らしているかなど、情弱者にならないための自己防衛の必要性を再認識させられる。

    0
    2023年02月01日
  • 新型コロナワクチン 誰も言えなかった「真実」

    Posted by ブクログ

    中に書かれていたレミングの集団行動について、調べてみました。
    個体数が増えすぎたとき、絶対数を自らコントロールする、と言われてます。

    Wikipediaも調べてみました。どうやらそれは誤解だった?と書かれています。
    ひとつの解のように思われたのですが、違うのかもしれません。

    医師会も、国も、WHOも、実態を掴んでいながら異なる方向に世論形成しようとし、圧力をかけている(※1)ように感じられてきます。

    とんでもない、と思いました。

    これがDSの仕業だ、ゲイツの企みだ、という声がありますね。

    でもこの本の、レミングのあたりを読んでいて、もしかすると?? と思いました。
    こうした行動に結び

    0
    2022年04月03日
  • 医療ムラの不都合な真実

    Posted by ブクログ

    ワクチンや製薬など・・・医療界の裏側を描いた、医療系ジャーナリストの鳥集徹さんによる一冊。テレビなどでは報道されない新型コロナワクチン周りの話(陰謀論の話ではない)~思い込みに待ったをかける正しいニュースの見分け方~製薬マネー~都合のいい事しか報道しないメディアに対する提言の話まで、医療界の闇に切り込んだタブーが語られる。医療業界の裏側を知りたい人にオススメの一冊。

    0
    2022年03月18日
  • コロナ自粛の大罪

    Posted by ブクログ

    ☑︎人間の健康に一番影響があるのは孤独
    ☑︎コロナ禍の9割は情報災害
    ☑︎権威主義と過度な専門分化
    ☑︎データは解析次第でどうにでもなる

    広い視野で物事を捉えることの重要性を改めて感じました!

    0
    2021年04月29日
  • 新薬の罠 子宮頸がん、認知症…10兆円の闇

    Posted by ブクログ

    若干思い込みすぎていて客観性が欲しい書き方ながら、
    確かにそうだな、と無知を反省。
    知らないことは怖いことだ。
    全部が真実じゃなくても、
    物事の多面性を考えられる人間にならねば。

    ガンペプチドワクチンの治験者になった母に
    日本での認可に無駄に時間がかかり
    研究者が国外に流出する話をしてくれた先生を思い出す。
    患者本位って、組織単位になった途端に有耶無耶になる。
    金の問題はなかなかつぶせないしな。

    0
    2015年10月02日
  • 新薬の罠 子宮頸がん、認知症…10兆円の闇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    子宮頸がんワクチン問題、高血圧やうつ病や高脂血症に関するDisease Mongering問題、COIの開示によって明らかになったこと、が各一章ずつ書かれている。

    内容的にはあまり科学的な話はなく、裏金、癒着についてが主。どことなく週刊誌的な本。

    ・通常、オッズ比を見るが、もともとまれな疾患・状態が改善されてもインパクトはないので、NNTの方が重要。でもインパクトのない結果を隠そうとして、NNTののデータはあまり表には出されない

    ・生活習慣病関連を扱う内科などでは奨学寄附金で設備や秘書、助手を雇えるのに、あまり薬を使わない小児科や感染症、緩和ケア、リハビリなどでは寄付金がなくスタッフも雇

    0
    2015年06月18日