オースン・スコット・カードのレビュー一覧

  • エンダーズ・シャドウ(上)
    映画化する「エンダーのゲーム」続編というかスピンオフ。本編主人公エンダーを補佐する影であった少年ビーンの視点で「エンダーのゲーム」の裏側・真実が描かれます。おもろいこれ。
  • エンダーズ・シャドウ(下)
    とっても面白かった
    エンダーのゲームの物語をビーンの視点から見たものだったが、エンダーとビーンの考え方の違いや、エンダーの目を通した世界とビーンの目を通した世界の違いなどが楽しめた
    作者コメントでもあったが、エンダーのゲームとの矛盾は、前述した視点の違いによるものだから、矛盾を見つけ比べるのも、また...続きを読む
  • エンダーズ・シャドウ(下)
    ビーンから見た「エンダーのゲーム」続編。あの「最終試験」がどのように行われていたのかが、ビーン視点で語られていることにより、よりはっきりとわかる。
    ビーンはエンダーよりも頭がいい。切れ者だ。ただエンダーは物事を深く理解しているから、ビーンはエンダーの右腕という立場で終わるんだけど、それにしてもビーン...続きを読む
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)
    映画のCMを見て面白そうだったので原作を読もうと買いました。主人公は三人きょうだいの末っ子エンダー。エンダーとは「終わらせる者」の意で、人類と異星人との戦いを終わらせる救世主的存在として可能性を見出され、バトルスクールで訓練を積みます。三番目の子どもであるため「サード」とも言われますが、おそらくアブ...続きを読む
  • エンダーの子どもたち(上)
     題名は違うしシリーズとは書いてありませんが、「エンダーのゲーム」「死者の代弁者(上・下)」「ゼノサイド(上・下)」「エンダーの子どもたち(上・下)」とつながる一連の作品です。少なくとも「ゼノサイド」から読まないと話がつながりません。連作であることがわかる題名にしてくれればいいのにね。間がかなりあい...続きを読む
  • 消えた少年たち(下)
    「本の雑誌」で推薦されていました。
    力のこもった作品です。
    引っ越してきた一家に、つぎつぎに問題が降りかかります。
    夫、妻、三人の子供…そして新しく生まれてきた赤ちゃん。
    家族それぞれが直面する問題には、ありがちなことだけでなく~日常に潜む悪と狂気が見え隠れします。
    家族同士が愛し合っていても起こる...続きを読む
  • 消えた少年たち(上)
    すーっごくおもしろかった。
    タイトルからただのミステリーだと思ってよみはじめたんだけど、実のところ、夫婦の、家族の物語でした。

    あと、主人公がフリーのプログラマーで。
    1983年ころのコンピューター業界を舞台にした話。アタリショックのころ。
    今だったらiPhoneアプリの世界になるんだろうなー、み...続きを読む
  • シャドウ・パペッツ
     おーい、ペトラ、どうしちゃった?
     あたしゃエンダーのときのペトラ・アーカニアンが好きだったのに。
     それはそれとして。
     ビーンの運命やいかに?2005年に続刊が出てるはずなのに。・・・翻訳、まだですかー。
  • 消えた少年たち(下)
    沢山の少年が行方不明になる事件がおきます。
    それでも日常の生活は続いています。
    伏線が沢山あって 最後に・・・
    最低2回は読み返してください。
    今までで一番泣いた本です。
  • 消えた少年たち(上)
    翻訳ものだし 少し宗教観が入るので
    まどろっこしい部分が歩けど どんどん小説の世界に入る事が出来ました。
    スティービィの苦しみが辛いです。
  • シャドウ・オブ・ヘゲモン(上)
    エンダーズ・シャドウの続編。超天才児たちがロシアやインド、中国といった現実の国を舞台にした戦争の真っ只中に放り込まれます。
  • 消えた少年たち(上)
    オースン・スコット・カードの消えた少年たちを読みました。この本の最初の4分の3までは、モルモン教徒の夫婦と子供たちの必ずしも幸せとはいえない生活が描写されます。私としてはこの部分はそれほど面白くはありませんでした。この作者が悪いのか、訳者が悪いのか、モルモン教徒の生活が悪いのか、アメリカと言う国が悪...続きを読む
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)
    名作SFという事で読んだ。80年代の作品と読み終わってから知って驚いた。インターネット的なものが前提となっておりSFの世界観は進んでいたのだなあと思った。主人公がひたすら厳しい状況にあるので読んでてシンドイけど、面白く読めます。
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)
    タイトルは知っていたので読んだ。昆虫型宇宙人というのはある種の定型らしい。宇宙の戦士もそんな感じだった。翻訳物にありがちな読みにくさはあるものの読みやすいと思う。
  • 無伴奏ソナタ〔新訳版〕
    「エンダーのゲーム」が気になって読み始めたが、宇宙を舞台としていないわりと現実に則した短編も多く、読んでいてダレることがなかった。友人や家族との何気ない会話や出来事をきっかけに、これほど多様な物語にまで膨らませて作品に仕上げる作者の力量に驚かされる。「エンダーのゲーム」の長編も読んでみたいと思えた。
  • 第七の封印
    エンダーのゲームの著者の作品。
    少女が主人公で仲間を集めて世界を征服しようとする怪物を倒しに行く話、でありながら哲学やキリスト教の要素を大量にぶち込んでいる。
    記憶の継承、自由意志への疑い、絶対的な正義の存在への疑問、などなど進撃の巨人の終盤を思わせるテーゼが出てきて、おっとなった。宗教という軸があ...続きを読む
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)
    昆虫型異星人バガーの第三次攻撃に備えて、優秀な艦隊指揮官にすべく過酷な訓練を課せられた少年・エンダーの苦悩と成長を描いたSF小説。

    下巻は、人類の命運を握る存在であるエンダーの苦悩と成長、周囲の思惑と世界情勢の変化が描かれています。
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)
    昆虫型異星人バガーの第三次攻撃に備えて、優秀な艦隊指揮官にすべく過酷な訓練を課せられた少年・エンダーの苦悩と成長を描いたSF小説。

    上巻は、将校たちが仕組んだ仕掛けによって周囲との対立を余儀なくされたエンダーが苦悩しつつも好成績を上げていく姿が描かれます。
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)
    ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞作品。指揮官の立場になり下克上を達成するエンダーだが、さらなる教官の無茶振りにより次第に追い詰められていく。
    リーダー論、戦術論といった部分に読み応えを感じつつも、どうしても主人公たちの年齢に終始違和感が拭えず。閉塞感やストレスを積み重ねた上でのオチの展開は感動がある。た...続きを読む
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)
    異星人との戦争に備えて軍事訓練を受けるという、序盤の設定は「宇宙の戦士」っぽい。しかし訓練の場が少年少女を集めたバトル・スクールであり、主人公も6歳というのがあまりに独特。天才児であるエンダーがスクールでのいじめを乗り越えてのしあがっていくのは痛快。上巻のラストでは、ネットで偽名を使って不穏な動きを...続きを読む