オースン・スコット・カードのレビュー一覧

  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)

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    タイトルは知っていたので読んだ。昆虫型宇宙人というのはある種の定型らしい。宇宙の戦士もそんな感じだった。翻訳物にありがちな読みにくさはあるものの読みやすいと思う。

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    2023年04月10日
  • 無伴奏ソナタ〔新訳版〕

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    「エンダーのゲーム」が気になって読み始めたが、宇宙を舞台としていないわりと現実に則した短編も多く、読んでいてダレることがなかった。友人や家族との何気ない会話や出来事をきっかけに、これほど多様な物語にまで膨らませて作品に仕上げる作者の力量に驚かされる。「エンダーのゲーム」の長編も読んでみたいと思えた。

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    2023年03月10日
  • 第七の封印

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    エンダーのゲームの著者の作品。
    少女が主人公で仲間を集めて世界を征服しようとする怪物を倒しに行く話、でありながら哲学やキリスト教の要素を大量にぶち込んでいる。
    記憶の継承、自由意志への疑い、絶対的な正義の存在への疑問、などなど進撃の巨人の終盤を思わせるテーゼが出てきて、おっとなった。宗教という軸があることによりまた違うアプローチを行っているのが面白い。

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    2022年12月31日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

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    昆虫型異星人バガーの第三次攻撃に備えて、優秀な艦隊指揮官にすべく過酷な訓練を課せられた少年・エンダーの苦悩と成長を描いたSF小説。

    下巻は、人類の命運を握る存在であるエンダーの苦悩と成長、周囲の思惑と世界情勢の変化が描かれています。

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    2022年08月13日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)

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    昆虫型異星人バガーの第三次攻撃に備えて、優秀な艦隊指揮官にすべく過酷な訓練を課せられた少年・エンダーの苦悩と成長を描いたSF小説。

    上巻は、将校たちが仕組んだ仕掛けによって周囲との対立を余儀なくされたエンダーが苦悩しつつも好成績を上げていく姿が描かれます。

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    2022年08月11日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

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    ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞作品。指揮官の立場になり下克上を達成するエンダーだが、さらなる教官の無茶振りにより次第に追い詰められていく。
    リーダー論、戦術論といった部分に読み応えを感じつつも、どうしても主人公たちの年齢に終始違和感が拭えず。閉塞感やストレスを積み重ねた上でのオチの展開は感動がある。ただ、そこからのラストにまた違和感。話が飛躍するのはSFらしくていいのだが、もう少しエンダーの感覚と読者の感覚をつなげてほしかった。やっぱり天才にはついていけないということかなぁ。

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    2021年11月05日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)

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    異星人との戦争に備えて軍事訓練を受けるという、序盤の設定は「宇宙の戦士」っぽい。しかし訓練の場が少年少女を集めたバトル・スクールであり、主人公も6歳というのがあまりに独特。天才児であるエンダーがスクールでのいじめを乗り越えてのしあがっていくのは痛快。上巻のラストでは、ネットで偽名を使って不穏な動きをするエンダーの兄と姉が賢すぎて違和感しかない。幼くして大学を飛び級しちゃうような、天才の少年少女ってこんなんなん?汗

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    2021年11月04日
  • 消えた少年たち(下)

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    ネタバレ

    まず最初に書いておきます。
    泣きました。
    でも、文句ならたくさんあります。

    まず、タイトルの『消えた少年たち』。
    上下巻合わせて1000ページ近くになるのに、実際に連続少年失踪事件のことが書かれ出したのは下巻の280ページを過ぎてから。
    そして、それが動き出したのは、430ページ以降。
    で、470ページで作品は了。
    これでは消えた少年たちが浮かばれない。

    ほぼほぼ、両親の思うに任せない社会生活と、育児の苦労。
    会社の人間はことごとく裏に何かありそうだったのに、結局何もなかったね。
    才能のあるコンピュータプログラマーを雇ってしたことといえば、才能の飼い殺しの上に数々の嫌がらせ。
    そんなことに

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    2021年09月18日
  • 消えた少年たち(上)

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    ネタバレ

    タイトルと表紙から鑑みるに、複数の少年が消えてしまう話と思われる。
    序章替わりの「ぼうず」という章で、なんとなく誰かが少年たちをさらう話だということがわかる。
    しかし、本編ではまだ、誰も姿を消してはいない…と思う。

    怪しいのは、主人公一家の長男であるスティーヴィ。
    ベストセラーのパソコンゲームをデザインしたことのある父が、今や日々の生活にも事欠くほど収入が減ってしまったため、アメリカ南部の片田舎の学校に転校することになった。
    元々繊細で大人しいスティーヴィは、南部なまりを聞き取ることができなかったためにクラスメイトと担任の先生にいじめられ、学校に行きたくないと思っている。
    東部育ちで標準語を

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    2021年09月04日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

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    上巻を読み終わった時点で、なんでダブルクラウンなんだろう...?と思いました。下巻まで読んで、確かにこれはエンタメ小説として面白いなあと思いました。書かれた年代を考えて、ロシアとの話も面白かったし、これがアメリカ海兵隊の推薦図書というのも興味深い。そういう意味でアメリカで評価され、ダブルクラウンを取ったのは理解ができるなと。あとエンダーが「サード」であることと「終わらせる者」であることがかけられている所は最初からキュンポイントだったけど、エンダーが6歳からはじまるのは天才少年といえど無理があるんでは...?笑と思いつつ、銀英伝のラインハルトを思い出していた。あとバガー関連のの話はマクロスFで見

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    2021年08月21日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

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    緊張感を保ったまま、結末直前のどんでん返しと次への展開の予告を含めて、さすがに、名作といわれるだけのことはあると思いました。

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    2021年08月10日
  • 消えた少年たち(上)

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    ラストは衝撃でした。いろんな出来事や人間関係に悩まされながらも、懸命に生きる家族の姿も良かったです。信仰が生活の中心にある家族なのですが、宗教に懐疑的な立場からの指摘もあったりで、とても丁寧に書かれた本だと思いました。

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    2021年08月07日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

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    ネタバレ

    伏線だと思ってたエピソードは、思ってたのとは違う使われ方をしていたし、なかなか本筋に入らないと思ってたらいつのまにか本筋に入ってたり、ラスボスも思ってたのとは違ってたり、思ってた展開とはかなり違ったけど、面白かった

    エンダーが追い込まれていく展開がシビア

    中高生の頃の全能感をなぜか思い出し、うわーって気持ちにもなった。

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    2021年01月31日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)

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    主人公が天才的な頭脳の持ち主だと、読んでるこちらも頭が良くなった気がして読んでいていい気分になってしまう。我ながら頭悪い読み方だなぁ、と思う。

    ラスボスは異星人だと思っていたら、実はそうでもないのかも?

    この先の展開が読めず、下巻が楽しみ

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    2021年01月07日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)

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    SFの名作だけど読んでなかったので。上巻は話の導入という感じで主人公の成長記。ここまでは、とりたてて、おぉ、すごい、というところはない。これからだと思うので、下巻が楽しみ。

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    2020年07月12日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)

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    SF。映画視聴済み。
    分かってはいたけど、流石に面白い。
    主人公・エンダーが子供ということで、感情移入しやすく、読みやすい。
    ヴァレンタインのパート、映画であったっけ?覚えてない。
    下巻へ。

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    2019年11月12日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

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    この作品がヒットした理由として、当時のアメリカとソ連の冷戦に重なる部分もあるからなのかな。
    バトルスクールでの戦い、エンダーの成長は読み応えあるが、バガー達っていったい何だったのか最後の方まで書かれずに焦らされた気分だ。
    僕らは平和な日本で育ち戦争を知らない世代だ。読み終わった後の、戦争の無益さ、なぜもっと分かり合えないのか、ニュースで見る国家間の悲しいニュース、きれいごとと現実の違いに考えさせられる。
    僕としては敵だと思っていたバガーと、エンダーの葛藤をもっと読みたい。続編がすごく気になる。

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    2019年06月18日
  • ゼノサイド(下)

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    記憶のい~かげんさんを思い知った。
    エンダーシリーズの中に日系が出てくるのがあったよな?禅のサイドでゼノサイドだったか??とか思ってた(^^;

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    2019年03月17日
  • シャドウ・オブ・ヘゲモン(下)

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    てっきり、ピーターの話だと勘違いしていた。これは、正真正銘、エンダーズシャドウの続編であった。ビーンとアシル、ペトラを軸とした話に、ピーターが絡んでくる。非常にありそうな未来史を読んでいる気になった。

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    2018年11月12日
  • シャドウ・オブ・ヘゲモン(上)

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    エンダーズシャドウの続編。ピーターの世界統一への道を描く物語。エンダーの子供たちで、ちょっと宗教的な雰囲気の話になっていたが、こちらは、正統派エンダーズサーガの続き。ワクワクドキドキで一気読みできる話だった。

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    2018年11月12日