オースン・スコット・カードのレビュー一覧

  • 消えた少年たち(下)
    まず最初に書いておきます。
    泣きました。
    でも、文句ならたくさんあります。

    まず、タイトルの『消えた少年たち』。
    上下巻合わせて1000ページ近くになるのに、実際に連続少年失踪事件のことが書かれ出したのは下巻の280ページを過ぎてから。
    そして、それが動き出したのは、430ページ以降。
    で、470...続きを読む
  • 消えた少年たち(上)
    タイトルと表紙から鑑みるに、複数の少年が消えてしまう話と思われる。
    序章替わりの「ぼうず」という章で、なんとなく誰かが少年たちをさらう話だということがわかる。
    しかし、本編ではまだ、誰も姿を消してはいない…と思う。

    怪しいのは、主人公一家の長男であるスティーヴィ。
    ベストセラーのパソコンゲームをデ...続きを読む
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)
    上巻を読み終わった時点で、なんでダブルクラウンなんだろう...?と思いました。下巻まで読んで、確かにこれはエンタメ小説として面白いなあと思いました。書かれた年代を考えて、ロシアとの話も面白かったし、これがアメリカ海兵隊の推薦図書というのも興味深い。そういう意味でアメリカで評価され、ダブルクラウンを取...続きを読む
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)
    緊張感を保ったまま、結末直前のどんでん返しと次への展開の予告を含めて、さすがに、名作といわれるだけのことはあると思いました。
  • 消えた少年たち(上)
    ラストは衝撃でした。いろんな出来事や人間関係に悩まされながらも、懸命に生きる家族の姿も良かったです。信仰が生活の中心にある家族なのですが、宗教に懐疑的な立場からの指摘もあったりで、とても丁寧に書かれた本だと思いました。
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)
    伏線だと思ってたエピソードは、思ってたのとは違う使われ方をしていたし、なかなか本筋に入らないと思ってたらいつのまにか本筋に入ってたり、ラスボスも思ってたのとは違ってたり、思ってた展開とはかなり違ったけど、面白かった

    エンダーが追い込まれていく展開がシビア

    中高生の頃の全能感をなぜか思い出し、うわ...続きを読む
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)
    主人公が天才的な頭脳の持ち主だと、読んでるこちらも頭が良くなった気がして読んでいていい気分になってしまう。我ながら頭悪い読み方だなぁ、と思う。

    ラスボスは異星人だと思っていたら、実はそうでもないのかも?

    この先の展開が読めず、下巻が楽しみ
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)
    SFの名作だけど読んでなかったので。上巻は話の導入という感じで主人公の成長記。ここまでは、とりたてて、おぉ、すごい、というところはない。これからだと思うので、下巻が楽しみ。
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)
    SF。映画視聴済み。
    分かってはいたけど、流石に面白い。
    主人公・エンダーが子供ということで、感情移入しやすく、読みやすい。
    ヴァレンタインのパート、映画であったっけ?覚えてない。
    下巻へ。
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)
    この作品がヒットした理由として、当時のアメリカとソ連の冷戦に重なる部分もあるからなのかな。
    バトルスクールでの戦い、エンダーの成長は読み応えあるが、バガー達っていったい何だったのか最後の方まで書かれずに焦らされた気分だ。
    僕らは平和な日本で育ち戦争を知らない世代だ。読み終わった後の、戦争の無益さ、な...続きを読む
  • ゼノサイド(下)
    記憶のい~かげんさんを思い知った。
    エンダーシリーズの中に日系が出てくるのがあったよな?禅のサイドでゼノサイドだったか??とか思ってた(^^;
  • シャドウ・オブ・ヘゲモン(上)
    エンダーズシャドウの続編。ピーターの世界統一への道を描く物語。エンダーの子供たちで、ちょっと宗教的な雰囲気の話になっていたが、こちらは、正統派エンダーズサーガの続き。ワクワクドキドキで一気読みできる話だった。
  • 死者の代弁者〔新訳版〕(下)
    ヒューゴー・ネビュラ ダブルクラウンのれっきとしたSFだが、推理小説っぽい雰囲気もある。ルシタニア星の謎、ピギーの謎を鮮やかに解いていく代弁者の活躍は、ある意味推理小説における探偵の謎解きを思わせる。

  • シャドウ・オブ・ヘゲモン(下)
    てっきり、ピーターの話だと勘違いしていた。これは、正真正銘、エンダーズシャドウの続編であった。ビーンとアシル、ペトラを軸とした話に、ピーターが絡んでくる。非常にありそうな未来史を読んでいる気になった。
  • ゼノサイド(上)
    エンダーシリーズの続き。ペケニーノとデスコラーダの新たな解釈を軸に、中国人の星を絡めて、物語は進んで行く。しかし、人間の狂気というのは恐ろしいと思わされる話だった。下巻に期待。
  • エンダーズ・シャドウ(上)
    エンダーのゲームをビーンの立場から描いた話。エンダーのゲームから読むこと推奨。エンダーのゲームも面白いが、こちらの裏話もそれにおとらず面白い。
  • 死者の代弁者〔新訳版〕(上)
    さらっと読むつもりだったが、そうはいかなかった。読ませる本だ。エンダーと死者の代弁者を軸に謎ときをしていく。読み進めずにはいられない話だ。
  • ゼノサイド(下)
    エンダーの物語第三弾。カード恐るべし。ただエンダーの世界に浸るだけと思っていたが、それ以上の面白さに我を忘れて読みふけってしまった。
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)
    上巻読んだら、下巻読まないというのはないでしょう。皆さんにも、是非読んでほしい。SF好きになれるんじゃないかなと思う。
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)
    旧版が出た時に読んだはずなので、17年ぶりの再読と思ったら、2008年に読んでいた。
    映画もおもしろかったけど、原作のほうがもっとおもしろい。
    ただ、最後の戦いの後の話はいるかなぁ。作者は宗教家らしいから、「赦し」と「癒し」を入れたかったんだろうけど、無宗教な自分にはわかりにくくなってしまっているだ...続きを読む