大谷能生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ジャズってなに?と聞かれるときっとその魅力を理解している人ほどにその返答に窮する。あまりにも多くの要素を含みすぎた上にアカデミズムとフィーリングの世界の狭間、はたまた過去、現在、未来の時の狭間で揺れ動き、あるいは伝統の積み重ねの上に同時進行する伝統の破壊にこそその神髄があるとでも言えてしまったりもするような、なかなかにその正体を捉え難い音楽(つまりとても音楽らしい音楽でもあると個人的には思うわけですが)というのがその性質でもあるはずだから。その上にこういう実情もきっとある。例えば、日本のジャズ喫茶文化は往年の勢いを失ったジャズシーンをアンダーグラウンドで支え続け今にいたらしめる非常に重要な役割
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Posted by ブクログ
「瀬川先生の代わりに書きました」的な1Qは置いといて、2Q~4Qの75冊に大谷さん「らしいジャズ名盤ガイド」の姿が見えるとして、そこに挙がっている名前より、落ちている名前に、やはり特徴が出てる、気がする。
ディジー・ガレスピー
オスカー・ピーターソン
ジミー・スミス(だけでなく全コテコテ、ジャズではなく「ブラック・ミュージック」枠なのかな)
ウェス・モンゴメリー
ハービー・ハンコック/チック・コリア
ラムゼイ・ルイス(これ書きながら、「太陽の女神」を聴いてたりする)
トランペッターが、サッチモ⇒クリフォード/マイルスで終わってる(一応、オマケでウィントンは出てくるけど)あたりは、 -