大谷能生のレビュー一覧

  • commmons schola vol.2 Yosuke Yamashita Selections:Jazz

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    山下洋輔をゲストに迎え、わかりやすくJAZZについて解説。菊地ー大谷の諸本の前に手にすればちょうど良い内容。

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    2013年02月14日
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編

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    東大で行われた、伝説のジャズ歴史講義録。
    様々な音源と共にジャズの歴史を辿るが、回を重ねるごとに東大生以外のモグリが増えていくのも、納得のカリスマ講義!

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    2012年10月04日
  • JAZZDOMMUNE

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    あまりに面白く、貪り読んでしまった。
    内容は菊地氏と大谷氏のドミューン出演時の活字化なんだけど、二人の音楽知識は言うまでもなく高し、音楽好きが伝わってくる度も高し、めちゃくちゃに音楽をかける度もかなり高し…て感じで、色々な点数が高いです。
    たぶん活字になって理解できる部分も多分にあるので、無料のネット中継を今一度活字化して販売、という倒錯感もあまり無かった。少なくとも自分のような音楽素人にとっては。

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    2012年04月18日
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編

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    この本は、音源を聞いてこそ意味がある。Jazzはもちろんブルース、ファンク、モータウン、ロック、現代音楽、クラシックと幅広く膨大なので音源を集めるのに苦労したが、Jazzへの理解が深まったことはもちろん新しい音楽との出会いを作ってくれたことに感謝。それにしてもコルトレーンの鈴には笑った。

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    2012年02月25日
  • M/D 下

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    東大での講義録を元にした濃密に饒舌なマイルス・デイヴィス評論。
    菊地&大谷コンビの語り口が好きで読むべき本であって、間違ってもこれでマイルス入門しようなんて軽く考えて読み出すと痛い目を見るよ。

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    2012年01月11日
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編

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    異端のサックスプレイヤー菊池成孔による東大ジャズ講義録。
    ジャズの創世記から全盛期、衰退期までを追ったジャズ史を楽しく紹介している1冊。

    講義録ということもあって、紆余曲折あり、余談ありの楽しい講義録である。
    ジャズ史であり、理論的なことはほとんど出てこない。しかし、個人的に音楽家と会話することが多く、その音楽哲学の違いがこういうところから発生していたのかと納得させられる。

    ブルース、バークリーメソッドからMIDIへの系譜が説明されている非常におもしろい講義録だった。

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    2011年07月28日
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編

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    授業でかかっていた音源を実際に聞かないとちょっと理解が足りない感じかもしれないな。
    まあでも予備知識がほとんどない状態で読んだけど楽しめた。

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    2010年10月01日
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編

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    菊池成孔の語り口が個人的にかなり鼻につきますが、時折切れ味鋭い分析にやられます。コルトレーンのジャイアントステップの箇所とかね。

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    2009年12月26日
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編

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    ジャズってなに?と聞かれるときっとその魅力を理解している人ほどにその返答に窮する。あまりにも多くの要素を含みすぎた上にアカデミズムとフィーリングの世界の狭間、はたまた過去、現在、未来の時の狭間で揺れ動き、あるいは伝統の積み重ねの上に同時進行する伝統の破壊にこそその神髄があるとでも言えてしまったりもするような、なかなかにその正体を捉え難い音楽(つまりとても音楽らしい音楽でもあると個人的には思うわけですが)というのがその性質でもあるはずだから。その上にこういう実情もきっとある。例えば、日本のジャズ喫茶文化は往年の勢いを失ったジャズシーンをアンダーグラウンドで支え続け今にいたらしめる非常に重要な役割

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    2009年10月04日
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・キーワード編

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    目から鱗!鱗の嵐!自分の本を読む動機は、「疑問に思っていたことが愕然とわかる(わからないことがなにか認識させられるということすらある)その地平が開ける感じ」が核にあって、年に数回もないのだけど、これは7年くらい聴きまくってきた音楽を歴史眼的にまとめてくれた、というかそんな見方できんだと鱗な本。音楽にかかわらず、90年代以降のカルチャーが薬理的でその場がよければいい的な考え方で、文脈を切り落としてものを考える傾向がある、っていう考え方は、ウェブの世界に使っている自分には刺激的でかつ今後物事をどう考えていくべきか示唆的でした。やばい。

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    2009年10月04日
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・キーワード編

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    後期。内容は難解になる。「ダンス」と「即興」の項がおもしろかった。20世紀に入ってからのさまざまな世界の動き-技術・思想・カルチャー・etc…-を音楽史を軸にダンスや即興を題材に話す。ジャズの定義は「常に新しいものを生み出す」ならば、定義が定義の不在を示しているのだな。と思う。われわれが「jazz」と呼ぶのはその歴史の断片の1ジャンルに過ぎないのですよ。

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    2009年10月04日
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・キーワード編

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    長いことほったらかしてたけれど、この3日間くらいでがーっと読んだ。最後の講義、ラング・メソッドについては楽理の知識がないからか、ちょっと難しくてよくわからなかったけれど、やっぱり根本的に面白い。流れを知るってことは、歴史なんかもそうだけど、いつの間にかその流れ自体に飲み込まれて(魅入られて)、夢中になってしまう。(06/12/11)

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    2009年10月04日
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・キーワード編

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    その2(「赤アル」)。Bluesや、Club MusicとJazzの関係など僕自身は「青アル」よりなじみやすい。

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    2009年10月04日
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編

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    いわゆる青本ですね。最近出たのが赤本とすると。ほんと、この時の東大授業、何度もモグリに行こうと思ってたのに、結局行かなかったんだよなぁ。ばっかだなぁ。くそばかだよ。。何で、赤本は青本よりも500円も高いんでせうか?この前の奥多摩でやっと全部読み終わったので(途中で読むのやめて他の読んでた)、赤本買いますけど、明日にでも。マイルスの聴き方変わった。やっぱり背景とかわかるとより面白いなぁ。(06/5/8)

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    2009年10月04日
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編

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    2004年度に東大で菊池氏と大谷氏が行なった一般教養の講義録.この講義を東大でやったというのがまず面白い.やっぱり音楽理論をわかっていないとジャズをちゃんと楽しむことはできなんでしょうか.コルトレーンの「Giant Step」とかマイルス・デイヴィスの「Kind of Blue」の解説には,なるほどそうだったのか〜,と感心しました.

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    2009年10月04日
  • たのしむ知識

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    「wanted」と「東大アイラー」のお二人の本。坂本龍一が死んだばかりのときの対談で前半はYMOの話多い。
    あとは自分たちの昔の仕事の自画自賛がすごい。そんなにすごい人たちなのか?
    大谷さんが「ユンピョウ」好きとか好きな映画がキャノンボールとか意外だった。

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    2025年02月14日
  • 20世紀ジャズ名盤100

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    内容は著者の感想程度だが、この手の本にありがちなモダンジャズの名盤紹介に終始せず、日本人ミュージシャンやロバート・グラスパーのような現代のアーティストにもスポットを当てているのは興味深い。

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    2024年08月23日
  • 20世紀ジャズ名盤100

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    「瀬川先生の代わりに書きました」的な1Qは置いといて、2Q~4Qの75冊に大谷さん「らしいジャズ名盤ガイド」の姿が見えるとして、そこに挙がっている名前より、落ちている名前に、やはり特徴が出てる、気がする。
     ディジー・ガレスピー
     オスカー・ピーターソン
     ジミー・スミス(だけでなく全コテコテ、ジャズではなく「ブラック・ミュージック」枠なのかな)
     ウェス・モンゴメリー
     ハービー・ハンコック/チック・コリア
     ラムゼイ・ルイス(これ書きながら、「太陽の女神」を聴いてたりする)

    トランペッターが、サッチモ⇒クリフォード/マイルスで終わってる(一応、オマケでウィントンは出てくるけど)あたりは、

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    2024年04月20日
  • 憂鬱と官能を教えた学校 上

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    今なら読めるかも、と思いSpotifyで参考音源を探して聴きながら読む。
    楽器や音楽の素養がない立場からすれば、後半の実学部分はちんぷんかんで、それまでの饒舌・衒学的な部分を半信半疑で楽しむ感じ。知らない音楽も多いし、陰謀論ぽい話も多くて面白い。
    とはいえ、この正確を度外視して、ホンマかいなと思いながら読み進めるドライブ感を楽しむの、もう昔の感じだなと思う。

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    2023年11月02日
  • ニッポンの音楽批評150年100冊

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    労作だとは思ふけど
     いやね労作だとは思ふけど、1章までの大谷能生の文体が気になる。おしゃれに気どってゐて少し読みづらいのである。メソッドやヒアリング、バックラッシュ、ヘゲモニーといったカタカナや、常体と敬体が混ざってゐるのも違和感。いはゆる評論的な書き方もある。読みづらい。

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    2023年03月09日