大谷能生のレビュー一覧

  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・キーワード編
    一時期貪るように読んだ。楽器が上手く弾ける、とか、歌が上手い、とかと違うベクトルで音楽を楽しめることを発見させられた。
  • commmons: schola vol.14 Ryuichi Sakamoto Selections:Traditional Music in Japan

    勉強になる

    坂本龍一によるこのシリーズは 機会があれば何冊か買っているが 本当に勉強になる。今まで縁がなかった音楽への入り口として役立っている。電子版ではCDが付かないが Spotifyのプレイリストやyoutubeで曲を確認しながら内容を理解している。
  • M/D 上
    マイルスが”マイルス”になっていく過程が、ミュージシャンならではの勝手な共感の元にうまく解釈されていて面白い。リディアン・クロマチックと濱瀬理論によるそれぞれの『ソーラー』の分析が付録についていて貴重。
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・キーワード編
    はじめて本著を読んだとき世の中にこんな面白い本があるのかと衝撃を受けた。論旨は明確で、小気味良い。死ぬ気で勉強して東大にもし行けたらこんな面白い講義に触れる機会があったのかなと、ちょっと悲しい気持ちにもなったが・・・。内容には賛否両論あると思うが、一つの方向性を学ぶことができるのではないかと感じた。
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編
    はじめて本著を読んだとき世の中にこんな面白い本があるのかと衝撃を受けた。論旨は明確で、小気味良い。死ぬ気で勉強して東大にもし行けたらこんな面白い講義に触れる機会があったのかなと、ちょっと悲しい気持ちにもなったが・・・。内容には賛否両論あると思うが、一つの方向性を学ぶことができるのではないかと感じた。
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編
    すごく面白い。

    ただ、文字だけで音源がないとあんまり入ってこない。

    憂鬱と官能~もそう。
    この講義自体があった頃はあんまりだった気がするが、
    今ならyoutubeとかで聞きながら読めるかもw

    CSで番組やってたやつも見たいんだけどなーw
  • 憂鬱と官能を教えた学校 上
    バークリーメソッドとは、アメリカのバークリー音楽院で教えられている音楽理論。20世紀商業音楽の作曲、編曲に多大な影響を与えたと言われている。この本は、とにかく二人の講義内容、語り口が面白い。

    『さて、商業音楽が発展する起爆剤っていうか、根本的なエネルギーは何か? それは今あるものに飽きるってことで...続きを読む
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編
    浅いJazz聴きですが、知った曲も多々あり、読みやすく。
    また、音の表現方法・理論も納得しきり。
    そして、新たな切り口にはびっくり。菊地氏・大谷氏・・・一筋ではいかない方だなぁ。そこが好き。
    嗚呼、学生だったら絶対モグり混んでいた講義だわ。
    こうやって活字にしてくれるのが、ありがたい。
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・キーワード編
    まだ、読んでないのですが、この授業はほぼ全部行って聞きました。ほんとに楽しかった授業でした。とくに、大友良英さんと最後の濱瀬元彦さんの授業が印象的でした。あと、ナンのはなしとか。
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・キーワード編
    二〇世紀、記号化への欲望がジャズのモダニズムをドライヴした。菊地・大谷コンビによる東大ジャズ講義シリーズ第一弾。十二音平均律―バークリー・メソッド―MIDI、新たな視点でジャズ史を捉え直す。
    (「BOOK」データベースより)

    資料番号:010820447
    請求記号:764.7/キ
    形態:図書
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編
    二〇〇四年度、東大教養学部でおよそ三〇〇人の学生とモグリを熱狂させたジャズ史講義、ついに刊行!ジャズ史の新たなスタンダード。
    (「BOOK」データベースより)

    資料番号:010820264
    請求記号:764.7/キ
    形態:図書
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・キーワード編
    講義毎にゲストを呼んで講釈して頂くスタイルなので、菊地さんの語り口は少ないですが、前期の歴史編よりは難しい内容となっています。
    特に倍音についての解釈については、学生の頃にピアノプレイヤーに説明してもらったのですが、その内容がこの本のおかげでやっと繋がりました。
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編
    Jazz研の学生の頃に読んでいれば良かったなあとつくづく思いました。そのときに疑問に思った事が全て語られてます。
    講義がそのまま説明として掲載されていますので、読み進めやすいです。
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・キーワード編
    ついにでました。東大講義の後編です。
    前回は歴史、今回はキーワードということで
    大きく四つのキーワードをもとに書かれています。
    1. ブルース ゲスト:飯野友幸
    バークリーメソッドだけではうまく説明できない内容と、ラングメソッドの前段階として。

    2. ダンス ゲスト:野田努
    世界のダンスと、音楽と...続きを読む
  • ニッポンの音楽批評150年100冊
    江戸から今までの日本における音楽の変遷が、詳しくまとめられている本。知らなかったことばかりで非常に勉強になった。
  • ニッポンの音楽批評150年100冊
    ペリー来航からストリーミング・メディアに至るまでの、ニッポンの音楽が歩んだ150年を振り返るのが今回の本だ。




    これだけ見ると学者によるアカデミックな本に思うがそうではない。評論家と批評・音楽活動をしている2人があるトークイベントで「最近は良い音楽批評の本がたくさん出ているよね」という会話から...続きを読む
  • M/D 下
    「ミスティフィカシオン」とか、そういうオレオレ用語がすごい気になった。何語?! 下巻は、おそらく著者の意図とは違ってマイルスがどんどん大したことのない奴に見えてきて面白い。けっこう張り子のトラで、ジミヘンとスライになりたくて『ビッチェズ・ブリュー』『アガルタ』『パンゲア』を生み出し、プリンスとマイケ...続きを読む
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・キーワード編
    確かに前編と比べると難しかった!特に最後の講義。ただ、常識を疑えと言うアティチュードも含めて、最後の講義のためにこの授業があったのだということも心から納得。
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編
    東大(前期課程)教養学部での菊地によるジャズに係る講義を記録し出版したもの。

    「テスト」のときに話した「批評とは」という話が印象的。客観的な(外からの)情報・知識と、自己の(内面からの)感情との相克を、文章としてねじ込むこと――それが(菊地のいう)批評。どちらかだけ、ではダメなのだ。
  • M/D 上
    持っているのは文庫ではなく(ご本人曰く)レンガのようなハードカバーの本です。

    まず装丁の美しさは、持っている本の中ではダントツかもしれません。

    読み応えは十分。

    楽器や音楽の経験があったほうがのみこみやすいかもしれませんが、そうでなくてもジャズの巨星MD(マイルス・デイビス)がより面白く、そし...続きを読む