大谷能生のレビュー一覧

  • ニッポンの音楽批評150年100冊

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    前半は歴史の整理の成果に感心し、後半は自分の経験と照らすことができて楽しい。栗原さんの視点がフェアで素敵。

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    2022年01月07日
  • JAZZDOMMUNE

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    書籍化する必要性はわからんがdvd化するのも違うと思うので書籍化がベターか。二人のこれまでの共著から教養を抜いた感じ。ust2,3回しか見てないから有難いし笑ったけどね。読んでもジャズには詳しくならない笑

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    2012年02月04日
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・キーワード編

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    後編は題名にあるように東大で行われた講義のうちゼミ、対談形式で行われた後期のものをまとめたもの。
    ブルース、テクノなど比較的広範な分野からのゲストとの豊富な知識を基にした対談である。
    特に注目すべきは最終章の「ポスト・バークリー」の部分での非常に野心的な音楽理論であろう。
     最後に寄せられた物理学者による非線形振動子としての聴覚研究のレビューとあわせて
    自然科学と音楽に少しでも興味をもつものなら興奮を禁じえない。

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    2009年10月04日
  • 東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録・歴史編

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    ジャズの歴史をその独特な音楽進行を理論的に説明した「バークレー メソッド」を主軸として講義した講義。
     音楽、特に商業音楽の歴史を作家性や市場的観点より音楽が内在する構成に基づいて議論したという
    点で稀有な一冊である。
    敷居が高いと思っていたジャズを統一的な見方で再構成した上で所感を述べるという形が入門書としても
    最適である。
    もちろん実際のジャズあるいは音楽の歴史というものはそう簡単に語られるものでないことも確かであり、
    実際のしかし実際に講義に出て曲を聴くのが一番いいのは確かだが、そうした観点からも
    序文の「およそ人間が編纂する歴史は総て偽史である」という言葉を謙遜でも不遜でもなくそのとお

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    2009年10月04日