牧野洋のレビュー一覧

  • NETFLIX コンテンツ帝国の野望―GAFAを超える最強IT企業―

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    Good
    ・スタートアップ経営のダイナミズム(ウォール街とのコミュニケーション、敵対企業とのやりとり、第三者企業との提携模索など)がよく伝わる
    ・ネットフリックスとブロックバスターとの熾烈なライバル関係がとてもエキサイティング
    ・マーケティング(顧客とのつながり、データ分析、モデルを使った敵対企業の損益分岐の予測など)における先進性
    ・トップの人間により組織がかくも変わるものかと驚かされる
    ・見栄えのいい事業計画ではなく、議論から次に試すべきことを抽出し、失敗から学びながら成功を手繰り寄せることの重要性

    Bad
    ・主役と言っていいヘイスティング氏に人間的な魅力が感じられない
    ・人間ドラマとし

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    2020年01月11日
  • ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる

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    私の教科書の1つである『ビジョナリーカンパニー② 偉大な企業になる』の進化版が本書。

    レベルファイブリーダーをさらに超えた永続的な成長をもたらすリーダーを”10X型リーダー”と定義し、その主要な行動パターンを洗い出していく。

    10X型リーダーが見せる主要行動パターンは、
    1. 「狂信的規律」
    2. 「実証的創造力」
    3. 「建設的パラノイア」
    この3点セットに命を吹き込むやる気の原動力が「レベルファイブ(第5水準)野心」

    と定義づける。

    本稿の中で参考になった新たな概念が、”SMaC”という概念。

    それは、具体的で整然とした一貫レシピのこと。
    SMaCとは、"「具体的である

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    2020年01月04日
  • NETFLIX コンテンツ帝国の野望―GAFAを超える最強IT企業―

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    ▼成功企業と衰退企業の違いとは
    ■競合企業を意識するのか顧客に目を向けるのかの違い
    →CX向上によるLTVを意識

    ◉成功する企業は、長期的な視点を持ち、顧客を意識

    ☆何か新しいことを始めるときはwhyやwhomを意識

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    2020年01月01日
  • NETFLIX コンテンツ帝国の野望―GAFAを超える最強IT企業―

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    日本に来る前がほとんどなので、ここがすごいぞNetflix!みたいなものではなかった。
    郵便DVDサービスから始まっているとは知らなかった。ブロックバスター倒産したのは知ってたけど、結構ギリギリの闘いだったんだなあ。

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    2019年12月16日
  • NETFLIX コンテンツ帝国の野望―GAFAを超える最強IT企業―

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    一番記憶に新しいからだけど、Netflixの創業者は中年サラリーマンであり、今を働く人々のアメリカンドリームかも。

    アルゴリズムを一般?に募集するのは印象的だった。
    1ヶ月お試しにお世話になりました!

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    2019年11月30日
  • 福岡はすごい

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    福岡本の一種か。
    福岡に住んでいる身からすると嬉しいが、課題も多くあり鵜呑みにするのは危険かもしれないと思った。

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    2019年08月15日
  • NETFLIX コンテンツ帝国の野望―GAFAを超える最強IT企業―

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    ブロックバスターとの戦いのところが楽しい。ネットフリックスよりもブロックバスターの方が情報量が多い。取材ベースでの本だから、読み応えあります。分析してその通りやってても、マスコミがその分析を信じないとか普通にあるんだねというとこが大変勉強になりました。

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    2019年07月22日
  • NETFLIX コンテンツ帝国の野望―GAFAを超える最強IT企業―

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    大胆な方針転換のダイナミックさに感動した。2012年からの足跡があるともっと楽しめたのでは?と思う。

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    2019年07月22日
  • ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる

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    ネタバレ

    P.96 なぜ一定のペースで成長しなければならないのか
    これは一貫性の問題なのか。不確実な状況下であるから一定の規律を維持することが、成功の確率を高めるということか。P.102の記述をみるとそうらしい。一定の定量的な目標は文化や規律を維持せしめる。つまり、狂信的規律を具体化したものが二十マイル更新である
    若干ドルコスト平均法的な雰囲気がある


    ・そのうち内容をクイズレットに入れようと思う。

    読んでいると、
    失敗した企業も10exer 的な行動を避けるという意味で共通性が見出せる。
    では、なぜ彼らはそのような意思決定をしたのか。
    一定の合理性に基づいて行った判断が破滅へと繋がっている。

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    2019年06月22日
  • ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる

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    今回は企業が偉大になる為の要素を、比較企業とともに分析している。
    前作が、企業の衰退へ向かう流れを分析し自分の立場と照らし合わせ暗い気持ちになったが、今回は同じような企業でありながら偉大になって飛躍する
    点にスコープがあたっていて、興味深い。

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    2019年06月12日
  • ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる

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    10X成長型企業の経営の在り方を紐解く第4弾。経験値を積み重ねていく中でいかに経営判断の精度を上げていく試行を小さく回していく習慣づけがあるか、がとにかく問われている様に感じた。継続的に新たな試行を繰り返すには、創造性と狂信的規律の両立が求められると。

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    2018年12月27日
  • 福岡はすごい

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    ネタバレ

    <目次>
    はじめに
    第1章  すごい福岡とすごいアメリカ西海岸
    第2章  住みやすさがすごい~人口増加率日本一の秘密
    第3章  起業家がすごい~日本のシリコンバレー
    第4章  イノベーションがすごい~有機ELとバイオ
    第5章  都市戦略がすごい~「日本のシアトル」を目指す
    第6章  多様化がすごい~「人種のるつぼ」の可能性
    第7章  エンターテインメントがすごい~音楽・映像の拠点
    おわりに

    <内容>
    著者も大変楽しそうに書いているのが伝わる本であった。著者はジャーナリスト、文筆業。奥様は大学教授。この組み合わせで、東京、アメリカ西海岸、福岡と住んで、現在は奥様の仕事の関係で東京にお住まい。そ

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    2018年07月02日
  • ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる

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    ビジョナリーカンパニーの4冊目。3冊目がでたのが2年くらいまえなので、かなり早いスピードだな。3冊目のなかでもこの本の話しがあったので、同時並行でプロジェクトをやっていたんだろう。
    それにしても、このシリーズのスゴさは、実証の方法論的なソフィスティケーションと徹底的な調査を踏まえつつ、事前の予想、当たり前の結論とはかなり違う答えを見つけ出す事だ。
    これは驚くべき事で、通常、調査を徹底的にやると訳が分からなくなって、調べなくても分かっていることしか言えないことになることが多いからだ。
    今回は、先行きが見えないなかで、企業はどうやって成長するか、というのがテーマ。これは今自分が直面している状況にぴ

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    2017年05月01日
  • ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる

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    不確実・カオス的な環境下に置かれながら、業界平均と比べ10倍以上の成果を長期に出し続けている企業である10X型企業がどのようにして生まれたのか調査結果を書いた一冊。

    どんな状況下でも着実に歩みを進める20マイル行進、確実に精度調整済みの大砲を放てるだけの裏付けをとったり、リスクには直面しているが、それに対応できるだけのバッファーを準備していることやSMaCレシピをつくることなど前3作同様に著者ならではの表現で書かれており、非常に勉強になりました。
    また比較対象企業としてアップルが挙げられていますが、スティーブ・ジョブズ以後の戦略についても解説されているところも興味深いものがありました。

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    2016年10月30日
  • メディアのあり方を変えた 米ハフィントン・ポストの衝撃

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    ネタバレ

     女性実業家を主として始まったネット新聞、ハフィントンポストの裏話。ふーん、なるほど、の連続で、メディアの今後を占うのにも良い本だと思う。
     ただし、講読料なしでどうやってビジネスモデルを構築するかっていう肝心な部分にはっきり答えられてないのが不満と言えば不満、かな。
     マスコミ関係者、興味がある人は読むべき本だと思います。

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    2015年01月02日
  • ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる

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    VCの第4作は「不確実かつ不安定な環境下で偉大さを実現した企業の特徴」がテーマ。
    シリーズの1と2と立て続けに読んだ時の衝撃があまりに大きかったため、その時ほどのインパクトはありませんでしたが、良書であることに違いはありません。

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    偉大な企業(10X企業)のリーダーは、取り立ててリスク志向で大胆、創造的というわけではない。
    イノベーションが成功の鍵というわけでもなければ、運に特別恵まれているわけでもない。

    10X型リーダーの行動における特徴は、以下の通り。
    1.狂信的規律:一貫した価値観・目標・評価基準を持ち、行動がぶれない。
    2.実証的想像力:不

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    2014年10月16日
  • ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる

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    どんな企業にも(そして、人生にも)幸運と悪運がある。
    幸運を最大化し、悪運の影響を最小化するために必要なことは?を述べたほん。

    突出した天才がいても、ただの天才で終わるパターンは多く、非凡な凡才が成功するパターンも多い。

    なにをみて、なにを軸にしてコツコツやるかが重要であって、コツコツやることそのものに価値があるわけではない。

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    2014年09月03日
  • メディアのあり方を変えた 米ハフィントン・ポストの衝撃

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    山崎豊子の「運命の人」を読みつつメディア論も読みたくなり選択。

    新書としてハフィントンポストの隆盛を紹介する本かと思いきや、ジャーナリズムの本質を論じている本。伝統的な紙メディアとハフポのようなネットメディアの対比にとどまらす、報道の在り方や、日本の記者倶楽部ジャーナリズムが目標とする「エゴスクープ」の弊害なども論じている。

    本書の主題であるハフポの成り立ち、社主マリアナ・ハフィントンの様々な逸話、ハフポの収益基盤、といった内容も分かりやすい。

    スティーブ・ジョブズとウォーレン・バフェットによるメディアへのアプローチをそれぞれの言葉や投資家レターを抜粋して紹介しているくだりも参考になる。

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    2014年05月27日
  • 最強の投資家バフェット

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    元証券マンの父親に勧められて読んだ本。

    世界で最も成功し、ウォールストリートに愛されたウォーレンバフェットはオマハという田舎町に住んでいた。

    「一生株を持つ気で投資する」
    集中投資のスタイルを取る彼の生き方に驚くと共に、そんな彼に投資されるような会社を作りたいと感じた。

    そんな私は、移り変わりが激しいので彼が投資を避けているIT業界で働いているのだが…

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    2013年11月26日
  • メディアのあり方を変えた 米ハフィントン・ポストの衝撃

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    アリアナ•ハフィントンさんの経歴について詳しく書かれていたところが個人的には読んでみて一番良かったポイントです。著書は留学経験のあるのでアメリカのマスメディア事情も分かりやすく説明されていました。

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    2013年08月04日