【感想・ネタバレ】NETFLIX コンテンツ帝国の野望―GAFAを超える最強IT企業―のレビュー

ユーザーレビュー

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Posted by ブクログ 2022年11月04日

こんなに面白い本はいつぶりだろう?

Netflixだけではなく、ライバル企業の目線からも物語が展開されているおかげでフラットに見れる。

起業を志す人には是非見てほしい一冊。

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Posted by ブクログ 2021年10月02日

Netfilxの創業期の話をまとめた本!
「事実は小説より奇なり」を体現した最高の本だと思う。

ジャーナリストが詳細を徹底的にしらべて書いた本だが、
そのリアリティと生々しさに驚いた。

そして、会社の成長フェーズと共にぶち当たる壁とその乗り越え方、またライバルの大企業ブロックバスターとの死闘、そ...続きを読むして企業内のいざこざ、別れと成長。。。

書き口は、ジャーナリスト的だが、その圧倒的リアリティにのめり込むように読んでしまった。
経営者がそれぞれの手腕を発揮し、壁を乗り越えようとする姿に心を打たれた。

Nexflixの成長の原点を見た気がする。
素晴らしかった!!

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Posted by ブクログ 2021年09月12日

Netflixの創業からの今につながるストーリーが緻密な調査から鮮明に描かれている。鮮やか成功ストーリーだけれど、その瞬間瞬間は生きるか死ぬかのNetflix版の桶狭間の戦いやら関ヶ原の戦いやら色々な戦いをなんとか生き延びて今に至っているのである。ゴツゴツしたリアルなストーリーでとても面白かった。

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Posted by ブクログ 2019年08月12日

‪Netflix創業物語。月並みな言い方だけど凡百の小説よりよっぽど面白い!2012年時点までの話のためGAFAに並ぶ規模に成長する部分が無いのが逆に物語の密度を高めている。敵役のブロックバスター側の視点が充実しているのも厚みが増して良かった。あと一歩まで追い詰めていたとは…まさに歴史の分岐点。‬表...続きを読む紙や帯の印象と異なりビジネス書ではないのでその点はミスマッチが起きないように注意が必要。

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Posted by ブクログ 2023年03月22日

ネットフリックスの設立から今の地位に至るまでを競合の動きを含めて描かれていた。ブロックバスターのceoとなったキーズの動きは印象的で,自分の経験と今の売り上げのバランス,ブロックバスターがこれまで築いてきた成果、それらを総合して店舗型に投資をすることを選択し,結果として大きな業績後退を招き,ブロック...続きを読むバスターは倒産した。自分がそれまで見てきた文化への愛着や関係性があればあるほど正しい判断ができなくなるのは,このレベルの経営者でも起こり得ることで、時代の変化が複雑化してる現代では,とても勉強になった。また最後に書かれていたアメリカの現状に驚かされた。アメリカでは,店舗型DVD店,CDショップ、大手書店屋などが10年前ほどに潰れ,オンライン化が進んでおり,日本の遅れを感じた。日本のイノベーションの浸透度が低い点には,多少の怒りを感じながら,本気の経営者の動きを読み,これからの学習意欲が高まった書籍であった。


映画ストリーミングを通じた顧客分析についても面白かった。映画を見る人はどこでスキップし,どこまで止めずに見ているのか、顧客の年齢だけでなく細部のデータから分析をし,コンテンツを作っているのだと感じた。

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Posted by ブクログ 2021年04月04日

ネットフリックスvsブロックバスターの長期にわたる戦いが面白い。読み応えのあるノンフィクション本。

ただ、日本語訳が出たのは2019年だけど、原著は2012年に出ていて、時間差がだいぶあるのが残念。今やネットフリックスは巨大グローバル企業となっている。

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Posted by ブクログ 2021年01月10日

ネットフリックスの創業物語。ネットフリックスの宿敵ブロックバスターを中心とした競合他社との壮絶な競争を繰り広げ、今や誰もが知る勝ち組となった。そのストーリーなのだが、読み進めるたびに、「このような決断や選択を迫られてきたのか」「このような(経営者などの)考えや行動、出来事があって今があるのか」とおも...続きを読むしろさが染み渡ってくるとともに、起業や特にマーケティングの話なんかもあって、学びが深まった。

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Posted by ブクログ 2020年11月12日

おすすめでお客の要望を誘導したり行動分析をしたりと高度な解析をしているのが面白かったのと怖くもあった

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Posted by ブクログ 2020年10月31日

20年も前からABテストってやはり本物はすごい。


 それだけに採用方針も徹底している。ネットフリックスに入る人材はトップクラスに限られる。いったん入社すれば「完璧な大人」として振舞わなければならない。スケジュールや有給休暇取得、経費請求いついて百パーセント自分で判断するのはもちろん、上司・同僚の...続きを読む辛辣な評価も甘んじて受け入れる度量を求められる。ウォールストリート・ジャーナル紙はネットフリックスについて「ここには直言と透明性が何にも増して美徳とされる文化がある。問題社員を解雇すべきかどうかをめぐって公の場で活発に議論が交わされる。それは一種の儀式であり、ありふれた光景でもある」と伝えている。

 結局、赤字を垂れ流してきた小さなシリコンバレー企業が生き残れた決め手は、経営チームの規律と集中だ。

 オンラインストアは単なる「ネット上のカタログ」ではない。顧客の想像力をかき立て、愛着を刺激することで、実店舗でのショッピングと比べて遜色ない魅力を出す必要がある。

 エバンジェリストが期限厳守を求め過ぎた面も否めなかった。例えばアクセンチュアのチームだ。期限を守るためにスピードを上げなければならず、ウェブサイトの主要機能―ユーザーインターフェイス、DVD仕分け、物流システム―をそれぞれ別のプラットフォーム上に構築した。これによって予定通りにウェブサイトをローンチできたものの、ローンチ後のシステム増強を難しくしてしまった。結果としてシステムの容量は恒常的に足りなくなり、そのあおりを受けてエンジニアチームはいつも仕事に追われる羽目になった。

 プロファイルとフレンズの停止で浮き彫りとなったのは、マーケティングチームとエンジニアチームの連携不足だ。エンジニアチーム内では技術革新が自己目的化し、本来の目的である顧客ニーズが忘れ去られたようだった。カルトシュネーの見立てでは、ヘイスティングスは傲慢で頑固になり、顧客の声にまったく耳を傾けなくなってしまった。ネットフリックスのビジョンに向けて全力で走っているというのに、ゆっくりのペースでしか前へ進まない顧客にいら立ちを覚えているのだった。

 契約者500万人がエバンジェリストの目標だった。そこに到達できれば、出費が先行する立ち上げ局面を終えて、投資回収局面に入れる。ブロックバスターが現在1人の契約者を獲得するために50ドルも投じているのに対し、ネットフリックスは38ドルしか使っていなかった。

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Posted by ブクログ 2020年05月29日

Netflixの創業期、ライバルとの戦い
現在多くの映像ストリーミングサービスがあるが、何故Netflixがその中でトップを走り続けているのかがわかる作品。
ストリーミング配信が始まる前のNetflixの闘いが現在の強さに繋がっている。

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Posted by ブクログ 2020年01月11日

Good
・スタートアップ経営のダイナミズム(ウォール街とのコミュニケーション、敵対企業とのやりとり、第三者企業との提携模索など)がよく伝わる
・ネットフリックスとブロックバスターとの熾烈なライバル関係がとてもエキサイティング
・マーケティング(顧客とのつながり、データ分析、モデルを使った敵対企業の...続きを読む損益分岐の予測など)における先進性
・トップの人間により組織がかくも変わるものかと驚かされる
・見栄えのいい事業計画ではなく、議論から次に試すべきことを抽出し、失敗から学びながら成功を手繰り寄せることの重要性

Bad
・主役と言っていいヘイスティング氏に人間的な魅力が感じられない
・人間ドラマとしての面白さはあまりない
・アクティビストってその程度なのか・・
・2012年ごろに書かれたものなので、最近のさらに破竹といえる動きについては言及がない

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Posted by ブクログ 2020年01月01日

▼成功企業と衰退企業の違いとは
■競合企業を意識するのか顧客に目を向けるのかの違い
→CX向上によるLTVを意識

◉成功する企業は、長期的な視点を持ち、顧客を意識

☆何か新しいことを始めるときはwhyやwhomを意識

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Posted by ブクログ 2019年12月16日

日本に来る前がほとんどなので、ここがすごいぞNetflix!みたいなものではなかった。
郵便DVDサービスから始まっているとは知らなかった。ブロックバスター倒産したのは知ってたけど、結構ギリギリの闘いだったんだなあ。

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Posted by ブクログ 2019年11月30日

一番記憶に新しいからだけど、Netflixの創業者は中年サラリーマンであり、今を働く人々のアメリカンドリームかも。

アルゴリズムを一般?に募集するのは印象的だった。
1ヶ月お試しにお世話になりました!

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Posted by ブクログ 2019年07月22日

ブロックバスターとの戦いのところが楽しい。ネットフリックスよりもブロックバスターの方が情報量が多い。取材ベースでの本だから、読み応えあります。分析してその通りやってても、マスコミがその分析を信じないとか普通にあるんだねというとこが大変勉強になりました。

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Posted by ブクログ 2019年07月22日

大胆な方針転換のダイナミックさに感動した。2012年からの足跡があるともっと楽しめたのでは?と思う。

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Posted by ブクログ 2021年04月30日

ネットフリックスによる0年代のジャイアントキリング物語。という事で相当期待していたのだけど、あまりカタルシスは感じられなかった。
お相手のブロックバスターは最初からグダグダで、後半ようやく本気になり資本力をバックに兵糧攻めをしだすも、内部分裂で自滅。勝手に倒れてるだけ。
ネトフリの世界一のレコメンド...続きを読むアルゴリズムの出番がもうちょいあれば、よかったのかも。
池井戸さんあたりに日本人向けに書き直して欲しい。

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Posted by ブクログ 2021年05月05日

ネットフリックスとブロックバスターの熾烈な競走の中に、リード・ヘイスティングスの人格が露わに記されていて、またネットフリックスの社風や頭角現すベンチャーの勢いの様子が興味深く描かれている。

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Posted by ブクログ 2020年08月16日

消費者との感情的な繋がりを大切にすること、理屈抜きに特定のブランドに思い入れを持たせること、これらはとても大事なことだと思った。

小説のようで楽しく読めた。

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Posted by ブクログ 2020年02月18日

Netflix
どこよりも先を見ていた。
DVD郵送、動画ストリーミングに手をつけ、行動していた。


ブロックバスター
トータルアクセスでNetflixを苦しめた
トップが変わると会社も変わる※トップが情弱に

どのようにNetflixが動画配信の覇者に君臨していったかが書かれていた。ブロックバス...続きを読むター側の目線でも書かれていたところもある。

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