オオタケのレビュー一覧
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最後まで飽きさせない
意外な始まりから、強引に求愛してくる王子ですが、だんだん惹かれていく心の動きが良いです。少しサスペンスもあり、この作者の作品をまた読みたくなります。
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購入済み
うーん
異世界ではないので、スイスやイギリスなど、実在の国の名前が出てきてわかりやすいです。
仲の悪い家同士のロミオとジュリエットなのですが、基本仲の悪いのは母親同士で父親が欠片も出てこなくて、ホントに仲悪いのこれ?と疑問でした。
ダドリーも遊び人のフリをしたと言う割に手慣れてるというか、ホントにアリアが遊ばれてる感が凄かったのであまり印象良くなかった。
最後も解決したというより、周囲の力で無理矢理ゴリ押しした感が強く、確か二人共跡取りなのに根本的には何も解決してなくて、今後が不安になりました。その辺しっかり終わってたら☆5にしたいくらいには、嫌味の応酬や手紙のやり取りが面白かったです。 -
購入済み
面白かった
いつもこの作者さんのレビューには書きますが、会話のテンポややりとりが素敵で好きです。
今回☆4で−1だったのはヒロインがちょっとかわいそだったから…最終的には幸せになるのですが。
それと毎回思いますが、あとがきに書いてある続きを読んでみたいです。 -
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ネタバレ以前、あまり好きな作家はいないと言ったことがありますが、ラノベに関してえば、京極れなさんは間違いなく好きな人です。作家買いをあまりしない私か名前を見て、「この人の書いたものならハズレなし」と買います。
今回も期待どおり、最後まで興味深く読ませてくれるお話でた。少し強引な俺様キャラのシークも健気で良識的な日本人の女の子も、キャラの好感度も高かったと思います。
ただ、一つだけ残念なのは、最後のヒロインの出生の秘密が判る下りです。
女の子が母だと信じている女性が実は叔母で、その叔母の姉が王子(シーク)の乳母であり、彼女の実母であったというところまではまだ良いのですが、それから先、その乳母(実母)が -
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期待して無かったけど面白かった
ライトノベルに分類してあり、あまり期待してませんでしたが、面白かったです。
都合よく記憶喪失でしたが、色々事件あり、飽きずに読みました。
絵も良かった。後書きに書いてあった口絵が、この電子書籍にはありません。カットしてないレーベルも有るのだから、残念です。 -
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ネタバレ没落した子爵家の令嬢の琴音は、家計のたしにと酔客相手にピアノを弾いていたけど、酔った客とトラブルを起こし、そこを助けてもらったのは伯爵の鷹臣。
鷹臣が自分がずっと読んでいた作家であることも知り、彼の作品のモデルという仕事を引き受けますが、だんだんHなことをされています。
琴音は鷹臣を好きになり、鷹臣も琴音を好きそうなのですが、鷹臣側の心情があまり語られないので、最後に過去に出逢っていて鷹臣が琴音に一目惚れしていたって明かされても、もうちょっと心情が分かる感じだったらよかったかなぁって思いました。
琴音の兄の事件についても、裏側では進んでいたみたいですけど、琴音があとから知ったって描写だけだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ6歳のとき初恋の相手のレオバルトに辛辣な言葉で振られて、彼を見返してやろうと、見た目も中身もいい女になるべく努力してきたティア。10年後、その機会が訪れて、見返すどころかいきなりレオバルトに求婚されて、やっぱり好きと、混乱するティアがかわいいです。
すでに結婚する予定があったから、必至にレオバルトに嫌われようとして、いろいろやってるけど、全部裏目に出て、結果レオバルトにおもちゃにされちゃってます。
レオバルトもなんで下僕発言なんだろう。
普通に当時の状況を先にティアに説明したら、ティアも納得できるし、こんなにこじれなくてもそのまま結婚ってなりそうだったのに・・・。
(ただ、お話にはならない -
Posted by ブクログ
ネタバレ小国の王女リーアは、政略結婚の相手アルフレート王子にお忍びで会いに行く途中で刺客に襲われて、記憶喪失。倒れているところを偶然通りかかったアルフレート王子に助けられて、恋におちる。事件が解決したころに、記憶が戻る。
なんともご都合主義のお話ではありますけど、リーアとアルフレートのそれぞれの側から話が書かれていて、心情は分かり易かったと思います。
ただ、リーアが刺客の仲間だと、捕らえた刺客から聞いたあとのアルフレートはちょっとねぇ。いくらなんでも信じなさすぎ。それなのに、リーアが助けた男の子の証言だけでリーアの言い分を信じて謝罪って、ダメでしょう。
あと、あれだけ国王と確執があったのに、リー -
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ネタバレ隣国の第二王子アイザックと婚約した王女ユリアナは、お互いに両思い。なのに、結婚前に隣国に行った際にアイザックが次期王に指名されて、結婚できないってことに。
結婚できない理由の詳細は説明されないのに、監禁されて初めてを奪われて・・・。うーん、なんでアイザックは説明しないんだろう。いくら王家の秘密と言っても、まわりの家臣達の様子からどんなものか分かってそうだし、その気のない姫様をその気にさせるっていうなら、すでにその気だったら、問題ないんでは?なんて。
敵であるはずの第一王子も最終的にはあっさり王冠を渡してしまうし、なんだかなぁ。
媚薬ものは結構あるけど、ちょっと分かりづらいお話でした。