井上ナヲのレビュー一覧

  • いつか君とはなれ【単行本版】

    Mo

    ネタバレ 購入済み

    やっぱり義父が思ってたひとって。こういうお話は心がジリジリします。次郎さん喜一の生活も告白することで変化していくし。BLでも禁断ですがでもドロドロとかなく安心して読めます。

    #じれったい

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    2025年09月26日
  • ふたりのはなし。

    購入済み

    じわりと心に残る

    とても良かったです。
    最初の頃の飛馬は印象悪かったけど、上巻から下巻まで読み終わる頃には心から幸せを願っていました。海東は、包み込むように優しいけど、飛馬の心の変化を読み切れておらず、なかなか両片想いから抜け出せずにもだもだしている期間が長かった。結局、飛馬が待ちの姿勢から脱して関係を進めることでしか進展しない2人だった。

    #エモい #じれったい

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    2025年05月03日
  • いつか君とはなれ【単行本版】

    ネタバレ 購入済み

    とても雰囲気のある作品

    高校生の喜一には、血のつながらない父親がいる。シングルマザーだった母が唯一頼った次郎さんは、やがて母親と結婚し喜一の父親になった。
    それぞれみんなが、どことなく傷ついているのが切なかった。

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    2025年05月01日
  • いつか君とはなれ【単行本版】

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    【ふたりの間に出来たその男の子を一目見た瞬間に・・・もう会えない人にもう一度会えたような気がした(次郎)】

    エロス度☆

    喜一と次郎♡
    息子と義父が紡ぐ純愛。゚(゚´ω`゚)゚。
    喜一が抱く次郎に対する家族以上の想いや少しずつ歪んでいった2人の関係・・・喜一の想いを拒絶しながらも手放せない次郎の心境がすごく刺さりました・・・(n´ω`n)
    また、喜一の実父に対する次郎の気持ちや過去も切なさなどが押し寄せ、想い人の息子である喜一を見たときの次郎の心境・・・終わったはずの初恋が戻ってくるような夢を見てしまう・・・がたまらなかった( ; ; )

    次郎への恋に一生懸命な喜一の姿が本当に眩しい・・・

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    2023年12月06日
  • 捨て猫の家

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    感情の起伏も物語の盛り上がりも、劇的と言えるほどテンション上がらないのだが、その淡々ぶりが逆にイイのである。山田章博を彷彿とさせる絵柄が更にイイ。黒と白のモノクロのコントラストが際立つ絵面もイイ。吸血鬼同志になると、吸血=食欲抜きに、愛情から性行為を行えるようになるんだな、と言う結末で、フィルが成長している様から、子供のままのフィルではなく、同等な肉体に成長するまでエドが待っていたのか、と思うと、エドの気の長さとフィルへの愛情の深さに微笑ましくなってしまう。
    ハリウッド的な大仕掛けの吸血鬼ものではないが、まるでミニシアター系のヨーロッパ映画の様な作品。

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    2013年10月07日
  • 猫のためいき。

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    ネタバレ

    ゲイの店長×ノンケ大学生。前半は会話のテンポがいい。雰囲気が柔らかく、かみ合わない会話が面白い。中盤からはお互いを思いあい、大切に愛を育んでゆく二人の姿が甘く切なく微笑ましい。ゲイとして人を愛し、生きてゆく事によってもたらされる障害や、生涯の伴侶を得るという現実の困難さ、幸福の裏側に付きまとう不安等、丁寧に描きこまれている。ライトなスタートの割に読破するには体力を使う。

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    2013年02月01日
  • ふたりのはなし。

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    きみのはなし、の続き。やっぱりこの話の空気が好きだなと改めて思った。難しい表現もお洒落でかっこいい表現もないけれどそれがいいというか、作品にあっていて、この二人にあっていて。
    飛馬が凄い可愛いな!って思えたりとか海東良かったね!なんてじんわりしながら読めて凄く楽しかった。
    最後はこの二人の話がもう読めなくなるのかと思うと少し寂しくなったりもした。有意義な時間を過ごせたなあって思える作品。

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    2012年01月09日
  • きみのはなし、

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    海東の不器用で優しい愛が胸にくる話でした。
    飛馬と海東の二人の話。二人が友人から恋人になっていくまでを緩やかに流れるような心地良い文章で描かれていきます。
    最初はあまり好きになれなかった飛馬も読んでいくとただ鈍くてそれでいて純粋なのだなと解り早く海東を幸せにしてやってくださいと思うようになりました。
    海東の話にあった「空気になりたかった~」の件が個人的には一番好きです。海東の飛馬に対する思いがこの数行に詰まっているのだと思います。
    続編のふたりのはなし。で一つの話らしいので、早くそちらも読みたいです。
    胸がぎゅってなってそれでいてほっこりする素敵な本でした。

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    2011年12月31日
  • きみのはなし、

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    ただイチャイチャしてるだけのBLよりこういうのが読みたかったので。
    切ない感じのBLおいしいです(´~`)

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    2011年12月13日
  • ふたりのはなし。

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    「いま、初春のはなし」では心の距離が悲しかった。柊さんが再び登場には驚かされたけど。しかも、あの時の彼女・・・。可愛い奥さん、イラストでも見たかったな。
    別れよう、と言ったあとそのまま離れてしまうのかと思ったけど、遊馬から同居を言い出して嬉しかった。家族になる、という二人の距離も好きだなあ。
    同居してからは遊馬のほうがリードしてる感じ?海東に自惚れさせようとしてるところが楽しかった。二人が変化していく様子がよかった。特に遊馬が可愛くなったな。

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    2011年11月23日
  • きみのはなし、

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    遊馬と海東、二人とも可愛かった。遊馬の無自覚なところや海東の不器用なところが読んでてほわほわした。心が温かくなるお話でした。遊馬の心の変化が読んでて楽しかった。「ふたたび、いまのはなし」では遊馬が海東を自覚し始めてから、海東との距離が悲しかった。二人の気持ちがわかるようになっているので、両方の視点に立てるのがよかった。

    海東は美人さんらしいけど、イラストからはあまり伝わってこなくて少し残念。

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    2011年11月23日
  • きみのはなし、

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    切なかったです。
    キスでの愛情表現ひとつとっても、
    こんなにも想いがこめられてるなんて。

    やわらかい文章がとても読みやすくてハマります^^
    さすが朝丘先生。

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    2011年11月20日
  • ふたりのはなし。

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    愛ってなんだろうと考えされられました。
    好きだから身体を繋げるというのは簡単なんだな、と。
    恋人になってからもキス以上に進めないもどかしさに、自分が時間をかけて海東をそうさせたから俺がふりむかせないと、と捨て身で海東に立ち向かう飛馬。
    始めの頃に比べたら別人の様です。それくらい愛って人を狂わせるんですね。ずっとキスしかしてもらえないというのも辛い物がありますし。初めて身体を繋いだ時も、抱く側の海東の方がぽろっと泣いたりして。
    泣きたいのはこっちなんだと飛馬が叱責しますが(笑)
    「ふたり暮らしのはなし」では、やっと本当に恋人になれて、二人っきりの時間を過ごしたかったのにまたもや突然、永峰と柊が家

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    2011年09月09日
  • きみのはなし、

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    高校時代からの友達、海東と飛馬は友達以上恋人未満。
    海東は飛馬を愛しているけれど、綺麗でぶっきらぼうで喧嘩っ早い飛馬の気持ちは違うだろうと決め付けて、けれどキスだけは許してもらう関係。
    海東は両親がいなくて祖母と二人暮らしという環境からとても気遣い屋さんで、マイペースで他人と係わるのが苦手な飛馬が唯一心を許しているのは海東しかいなくて。
    二人の会話が普通によかったです。
    勝手に自分だけが飛馬を愛していると思い込んで、お母さんのように優しく世話を焼いている海東の存在がどれだけ飛馬にとって大きいんでしょう。
    挿絵も二人の雰囲気そのままに素敵でしたが、何だろう、二人の感じが似ているのでしょうか。

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    2011年09月09日
  • ふたりのはなし。

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    二人の幸せが心にじんわりと染み入ってくるようなお話。目頭が熱くなったことも。自分の感情を飲み下してでも飛馬の幸せを優先しようとする海東はもどかしくもあるけれど、そんな海東だったから飛馬は自分の気持ちを自覚することができたのだろうと思う。そしてそれは立ち止まってしまう海東の手を取って引き寄せる原動力にもなった。感情に素直に従い、海東を煽り、誘う飛馬がとても可愛い。補い合い支え合う二人の未来がずっと温かいものだと思える、そんな優しい作品に巡り会えたことが嬉しい。携帯サイトの番外編も可愛くて心和むお話だった。

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    2011年08月25日
  • ふたりのはなし。

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    どんな幸せな恋愛小説・漫画を読んでも
    その二人が間違いなく生涯添い遂げると思うか、
    と聞かれると、どれもうーん?と言わざるを得なかった。
    それなのに、この二人の場合は
    周りの人間から見ても(もちろん読者も)
    「え?お前たち、どうせずっと一緒にいるんだろ?」
    と当たり前に思えるほど 二人の絆は深く強いものだとわかる。

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    2011年06月09日
  • ふたりのはなし。

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    こんなに優しくて暖かくて切ないくらい綺麗な恋愛がどこかにあるかもしれない、海東と飛馬がどこかにいるかもしれない、と想像するだけで幸福で胸が痛くなるようなお話。これと「きみのはなし、」は朝丘先生の作品中でも「あめの帰るところ」と並んで最も好きな作品になりました。

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    2011年04月27日
  • きみのはなし、

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    この切ない距離感ともどかしさと甘さがすっっごく良い。
    文章も情景も雰囲気も挿絵も綺麗で、透き通ってる気がする。夜明けの薄明るい空みたいなイメージ。下巻が楽しみです。

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    2011年03月22日
  • 猫のためいき。

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    めちゃくちゃでちょっとネガティブでどうしようもない"店長"の言動をサラリと流して、愛してくれる"雅くん"。
    この二人の関係が好きです。
    こんなに一生懸命に恋愛をしているBLを初めて読みました。だいすきな作品です。しあわせになりました。

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    2010年08月10日
  • 猫のためいき。

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    [雑貨店店長×バイト大学生]

    人物設定は結構オカシイ。
    しかしそれを上回る表現力。
    細かい表現ですが、絶妙に感情が乗っかってくる。
    良かったです。
    朝丘さんの本を読んだのは初めてですが、
    面白い文章を書かれる方だなと思いました。
    若干読みにくいけど、きちんと読めば心地いい。

    人物設定は完全にネタっぽいですが、感情は凄くよく分かる。
    とても良かったです。

    ☆あらすじ☆
    雑貨店でアルバイトする坂上雅は、なにかと絡んでくるので嫌っていた店長の灰原志郎から突然「好きです」と告げられた。嫌悪されることを覚悟しながらも、恋情と欲を抑えられないと泣く志郎が切なかった。過去の恋にたくさん傷ついてきた志郎

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    2010年06月20日