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Posted by ブクログ
感情の起伏も物語の盛り上がりも、劇的と言えるほどテンション上がらないのだが、その淡々ぶりが逆にイイのである。山田章博を彷彿とさせる絵柄が更にイイ。黒と白のモノクロのコントラストが際立つ絵面もイイ。吸血鬼同志になると、吸血=食欲抜きに、愛情から性行為を行えるようになるんだな、と言う結末で、フィルが成長している様から、子供のままのフィルではなく、同等な肉体に成長するまでエドが待っていたのか、と思うと、エドの気の長さとフィルへの愛情の深さに微笑ましくなってしまう。
ハリウッド的な大仕掛けの吸血鬼ものではないが、まるでミニシアター系のヨーロッパ映画の様な作品。
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小説・文芸