小倉広のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マネジャーは何をすべきかが具体的に書かれており、自分にとってはバイブル的な本。
「人を通じて事をなす」という定義がとてもわかりやすかった。
普段、どうして部下が自主的に動いてくれないのだろう?と思っていたが、「自分を指さす」ことからはじめようという解説はなるほどと思った。やはり自分が変わること、自分に何ができるかを考え行動することが大事である。
ナンバー2をつくること、2:6:2の6の底上げが大事なことなどとても参考になった。(どうしても下の2割に時間を割かれがちだったので)
緊急ではないが重要な仕事に早めに手を付ける、ことは実感をもってその重要さがわかる。それを後回しにしてきたツケがいまさらきているから…。いまからでも遅くない、やってみよう。 -
Posted by ブクログ
社会人になり立てで、上手く仕事ができていないと感じている今の時期、この本を読んで救われる部分があった。
特別、驚くようなことは書かれていない。
やればいい。でも、そんなことでも行き詰まり不安になると、そんな当たり前のことでも途端にできなくなる、そんな自分に本書はどうすればいいのか、どう考えればいいのかを教えてくれている。
苦しみから逃れるには結果にこだわりをやめるしかない。
でも、結果が出るまでは、徹底的にプロセスにこだわる。
過去や未来を見てはいけない。とにかく今だけに集中する。
そして、間違った時は何百回も、千回もやり直す。
結果が出たら、それまでのこだわりを捨てる。上を向いていればよい。
ただ、その現実(結果)を受け入れられること。自分の限界を知ること。
受け入れ納得し、、出た結果を自分で評価して挙げられると良い。
他人の評価なんていらない。
自分にOKを出すのは自分だけなのだから。
結果から自分の至らなさを感じたら、そこには次につながる学びがある。
そのことに感謝すること。
そうすれば、苦しみが消える。。
とか、
ほかに印象に残った内容として、(p33)
「「会社」で働くの苦しいときに、アフター5に逃げてはいけない。それは一時しのぎの痛め止めにしかならない。... 正面から「会社」で働く苦しさに立ち向かうことが唯一の解決策なのだ。」
これから、何度もお世話になる本のような気がする。 -
Posted by ブクログ
・足を引っ張る部下の3タイプ
アンチ・リーダー
リーダーの力を奪う
同僚の力を奪う
傍観者
指示待ちの風土をつくり生産性を低下させる
「それはわたしの仕事ではありません」
「わたしごときでしゃばっては」
風見鶏
・リーダーは完ぺきであるはずだ、という誤解が蔓延。
プロフェッショナル・フォロワー
自分の意思でリーダーの方針に深く賛成し、積極的に行動し、リーダーの弱い点をこっそり補い、リーダーを楽にする存在。
1自我を捨てる。チームのために
2現在のリーダー人選を最適と認める
3リーダーの弱点を補う
4リーダーが強みを発揮できるように手伝う
5チームメンバーの弱みもこっそり補う
「すべてはチームの勝利のために」
「僕がやります!」
「リーダーに協力しようよ」
「サーバント・リーダーシップ」
エリート士官学校で教えられる教訓「フォロワーシップを発揮するものだけが次のリーダーとなる」 -
Posted by ブクログ
■任せる技術
A.要点:まず無理してまかせる。
1.作業ではなく責任を任せる。
2.部下の恐怖を取り除く。
3.我慢して手を貸さない。
4.隣を一緒に走る。
5.締切のない仕事に締め切りをつくる。
6.定期的にチェックする仕組みをつくる。
B.「できるようになってから」任せるのではない。任せるから「できるようになる」。
C.部下の仕事とは、「今日」の食い扶ちを稼ぐことにある。一方で上司の仕事とは「今日とは違う明日」を創ることである。
D.既に「課長の仕事」をしている人を後から課長にする。課長になってからやります、という人はなってもやらない。
E.相手に矢印を向ける人は成長しない。
F.「高いレベルの要望をすること=厳しさ」と、「選手に敬意を払うこと=優しさ」を両立させる。
G.1秒で理解できないものは見えるかではない。 -
Posted by ブクログ
職場で新入社員との関係に悩み、手にした本。
アドラー心理学がベースなので、理解しやすかった。
教示型、回避型、共創型にわけて、
マンガの実例を元に解説。
とても具体的で参考になった。
「そういう場合はこうした方がいいよ」
って言っちゃダメなんだって!
これ、上から言ってるから
部下の考えを否定してることになる。
まずは、部下のいる、登山口まで降りていくこと。
わー!これ難しい!
教えないといけないこともあるから、
新入社員の場合、さらに難しい。
間違えることも多いし。
うー。頭では理解できても実践は難しい。
ビジネス書だけど、
著者は心理学やコーチングも学んでいるから、子育てにもそのまま当てはまりそう。
あー、これまた難しい。
声かけの仕方、
会社でも家でも
気をつけてこ。
反省ばっかりじゃ。 -
Posted by ブクログ
本・Audible『もしアドラーが上司だったら』:「嫌われる勇気」を仕事現場で実践するための手引書
Audibleにて鑑賞。 一言で表現するなら、本書は「嫌われる勇気」×「夢をかなえるゾウ」を掛け合わせたような一冊だ。
アドラー心理学の根幹である「課題の分離(自分と他者の課題を分ける勇気)」や「共同体感覚(見返りを求めず、他者の喜びを自分の喜びとする感覚)」といった教えは、『嫌われる勇気』で学んだものと共通している。また、導き手となる「先生」と悩める「青年」の対話によって物語が進む構図も同じだ。
しかし、本書はそれよりもはるかにキャッチーで、実生活(特に仕事)への落とし込みがスムーズに設計されている。
■ キャラクターの妙:『夢をかなえるゾウ』を思わせる親しみやすさ
『嫌われる勇気』の哲学者と青年はどこかストいっくで抽象的な議論が多かったが、本書の登場人物は非常に身近だ。
・ドラさん(上司):『夢をかなえるゾウ』のガネーシャを彷彿とさせる、チャーミングなビジュアルと強烈な個性を持った愛すべき上司。
・僕(部下):東京の企業で働く、等身大の若手サラリーマン。
この二人のやり取りだからこそ、高尚に思える哲学が「日々のオフィスでの悩み」へと見事に翻訳されている。アドラー心理学を実際のビジネスシーンでどう使えばいいのか、その具体的なイメージが湧きやすい。
■ ミスをした時、私たちはどこに「注目」しているか
特に腑に落ちたのが、仕事でミスをした時の心の持ちようだ。
何か問題が起きると、私たちは「できていないこと」や「失敗」にばかり焦点を当て、そこで思考も行動も止めてしまいがちになる。しかし、一つの仕事の中には、失敗した部分がある一方で、正常に「できている部分」も必ず存在する。
・できていない部分:全体の何%なのか? ・できている部分:どこが機能しているのか?
同じ事象であっても、捉え方によって「失敗」にも「成功」にもなり得る。 失敗から目を背ける(見過ごす)わけではない。ただ、「失敗という事実だけ」を見て立ち止まるのをやめよう、ということだ。 ネガティブな要素は「見る(認識する)」ことは必要だが、そこに過剰に「注目(囚われる)」するのをやめる。できている部分に着目し、そこを起点に次の行動を起こしてスパイラルアップを図るアプローチは、非常に実用的だと感じた。
■ コミュニケーションの黄金ルート:「共感」から「提案」へ
他者と協働する上で、会話の順番がいかに重要であるかを本書は教えてくれる。
▼ 正しいルート:
1. ① 共感(主語は「相手」:相手の立場や感情を受け止める)
2. ② 提案(主語は「自分」:自分の意見をアイディアとして差し出す)
▼ 誤ったルート(やりがちな失敗):
1. ① 反対(主語は「自分」:相手を否定する)
2. ② 意見(主語は「自分」:自分の主張を押し付ける)
この順番を間違えると、どれだけ正論を言っても相手の心には届かない。相手を敵ではなく「共同体(仲間)」として捉え、まずは相手の主語に寄り添うことが、スムーズに仕事を進める上での鉄則だ。
作中では、優秀な同期という「対比キャラクター」が存在するため、良い例と悪い例がビジネスの文脈で実演され、すんなりと頭に入ってくる。
■ まとめ・推しポイント
・「嫌われる勇気」の理論をビジネスの実践に翻訳した構成 ・「ドラさん」のキャラが立っており、物語として単純に面白い ・ミスとの向き合い方、コミュニケーションの順序など、明日から使える具体策が多い
『嫌われる勇気』を読んで「言っていることは素晴らしいが、実生活でどう使えばいいのかわからない」と感じた人にとって、まさにその実践編として最適なバイブルになると思う。