野村総合研究所のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ChatGPTが個人でも手軽に使えるようになり、やや流行に遅れる形でアプリを使用し始めた。通常の検索とは違い、必要な情報を入力すると、見事な自然体テキストとなって帰ってくる。テクノロジーの進歩を実感した瞬間だった。今までも人工知能や人工無能が持て囃された時期はあったが、比較的収束は早かったように記憶している。
本書は、ChatGPTの開発過程、事業への応用可能性やリスクについて分かりやすく読みやすい解説が素晴らしい。
まず、ハルシネーション等の用語には必ず説明がある。いちいち調べる手間はないので内容に集中できる。
また、豊富に表やグラフが挿入されているので、視覚的にも飽きがこない構成に -
Posted by ブクログ
マンガなので情報量は薄いですが、大きく2つのテーマ(入力チェックとロック)しか取り上げていないので、その部分の知識がピンポイントで必要な人間にとっては十分な情報量です。こういうマンガ形式は広くやろうとすると薄くせざるを得ないので、テーマを極狭にして専門的な内容かつマンガでわかりやすくしている点ですごく良かったです。
・業務トランザクションとDBトランザクションを意識した排他制御
・楽観ロックと悲観ロック、行ロックの組み合わせ
・オンライン処理とバッチ処理の組み合わせ
上記を意識した設計とそれぞれの問題がわかりやすく、実務で謎のロックが起こる際の原因箇所の想定、ロックのテストをするときのポイ -
Posted by ブクログ
エラー制御はどのようなエラーがあるかや、エラー発生時のエラーメッセージ、画面でのユーザーの誘導方法を体系的に押さえられた。
また、排他制御についても、体系的に抑えられた。OLとBTがぶつかるケースが現状あまりないが、要件として今後あがることは想定されるので、押さえられてよかった。
【エラー】
◆エラー制御
・単項目
・複数項目間
・業務チェック(DBや、外部システムとの整合性)
・その他(認証、タイムアウトなど)
◆エラーメッセージ内容
・何が起こったかだけではなく、何をすべきか(解決策)をメッセージに簡潔に詰める。
◆エラーメッセージ箇所
・ポップアップ(エラーを見ながら入力不可なのに -
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Posted by ブクログ
ネタバレデジタルケイパビリティ=既存企業を対象としたデジタル化組織能力
デジタルネイティブ企業はそのまま参考にできない
1.デジタルビジョン構想力
Disruptor 創造的破壊者 業界ごと変わる
どのような価値を提供したいのか?
パイプライン型(物理資産に比例し拡大)
プラットフォーム型(マッチングで利用者増大し指数関数的に拡大)
デジタル化=変革:うまくいかないのはマネジメント
VSPRO :Vision/Strategy/Process/Resource/Organization
デジタルガバナンス:ヒト/モノ/カネ/データ の調整共有→会議体/全社組織
2.デジタル事業 -
Posted by ブクログ
OracleやSQLを使っている人はもちろん、私のような別のシステムでデータベースを設計構築している人も抽象化して読めばかなり参考になる。NRIの画面設計やデータベース設計のポイントが詰まっている、しかも分かりやすくまとめてあると考えると、とてつもなくコスパがいい。
中身は、アプリで問題発生→解決方法の解説というかなり実践的な内容。マンガや図が多く視覚的に理解できるので、最後まで難なく読める。
情報システムに配属されたばかりの頃購入したが、使用するのが対象システムでなかった上に当時は抽象化できるほどのシステムの知識もなくあまりよく分からなかった。しかし、今はこの本を参考にして設計するイメージ -
Posted by ブクログ
野村総合研究所ICT・メディアコンサルティング部が毎年発行しているIT分野の最先端のトレンドと、今後5年間の行方を占う書籍である。
全般的に、2013年のキーテクノロジーはスマートフォンであり、エネルギー、住宅、自動車、テレビ、ゲームなど一般家庭のITを大きく変革する可能性があると推測している。また、企業(Enterprise)では、クラウドの利用が促進されるとともに、BYODが進み、従来のPCだけではなく、タブレット端末やスマートフォンをシーンに応じて使い分ける時代の到来を予言している。
基本的には、技術トレンドをきちんと追えているなら突拍子もないような予測はない。しかし、流れの速いIT