あらすじ
【本書の特徴】
・話題のChatGPTと生成AIについて、その仕組みから活用の可能性までがわかる
・技術に強くない読者にもわかるように、生成AIの何がすごいのかをやさしく説明
・ビジネスでどのように活用できるのか、業種別/業界別で解説
・グローバルな覇権争いについて読み解きながら、どのようなプレーヤーがいるのかをざっくり紹介
・法規制、倫理的な問題を含めてどんな議論があるのか、ざっくりわかる
・先端テクノロジーに強く、未来予測に定評のある野村総合研究所のコンサルタントたちが執筆
【主な内容】
・従来のAIとの違いは?
・なぜ今、生成AIが注目されているのか?
・どんな業界で導入されている?
・シンギュラリティはほんとうに来る?
・オープンAIって、どんな会社?
・ChatGPTが得意な業務とは?
・ChatGPTには、どんな競合サービスがある?
・トランスフォーマーって何?
・ステーブルディフュージョンはどうやって生まれた?
・人間との役割分担は?
・プロンプトエンジニアリングとは?
・独自技術による生成AIを提供する日本の企業は?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ChatGPTが個人でも手軽に使えるようになり、やや流行に遅れる形でアプリを使用し始めた。通常の検索とは違い、必要な情報を入力すると、見事な自然体テキストとなって帰ってくる。テクノロジーの進歩を実感した瞬間だった。今までも人工知能や人工無能が持て囃された時期はあったが、比較的収束は早かったように記憶している。
本書は、ChatGPTの開発過程、事業への応用可能性やリスクについて分かりやすく読みやすい解説が素晴らしい。
まず、ハルシネーション等の用語には必ず説明がある。いちいち調べる手間はないので内容に集中できる。
また、豊富に表やグラフが挿入されているので、視覚的にも飽きがこない構成になっている。
そして、各項の説明に深入りしすぎない丁度よい塩梅の説明量なので、入門書としても十分に機能するように思われる。
逆に言えば、上記のような基本が頭に入っている人にとっては文章が冗長に感じるかもしれない。
生成AIやChatGPTがどのようなものか気になる方の最初の一冊におすすめしたい。
Posted by ブクログ
250ページとコンパクトな本だけど内容は濃い。
生成AIそのものの理解が深く書かれている。それを利用する企業や生活者の立場で理解しておくことが十分に書かれている。
野村総研が数名の研究員に書かせているだけの価値ある内容。
Posted by ブクログ
後半が耳寄り情報ばかりだった。
なぜ日本が世界的にもAI先進国となるのかデータがある。
open AIの国別トラフィックでは米国、日本、インド ドイツ、中国とはかなり差がついている
データサイエンス人材も日本は豊富
内閣府 AI戦略 策定
AIガイドライン策定で日本は先行している
AI利活用原則