KRNのレビュー一覧
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ネタバレ確かに「意地っ張り」だったなあ。
皇帝の方が。
変な建前を用意したせいで、主役二人が素直に結ばれるまでには結構時間がかかった。
うっかり悪手を選んでしまうあたり、彼に余裕がない、つまりはそれだけ最初から本気だったということだ。
一方でイルゼがなまじ生真面目なので、皇帝からの分かりやすい好意でも建前の方を鵜呑みにしてしまっているので、全然察してくれないという。
もどかしい二人である。
もどかしいと言えば、イルゼの元婚約者さまが話をややこしくするので(それでいて解決の糸口にもなってはくれるが)その点ももどかしかった。
彼の背後にいる奴が邪魔で仕方がないという。
主役二人にしても、国としても。
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Posted by ブクログ
ネタバレ魔法も存在するファンタジーな世界観だが、フローラのことを推しや他の方の恋愛を見守れるだけで幸せな女性同人作家さんと思うと非常に理解しやすいかと。
事実、同人活動してますから、彼女。
転生系の話ではなく、素でこの世界は同人創作イベントもあるようで。
印刷機の話をしているところは、どこの同人作家さん同士の話かと笑ってしまうほど。
そんな同人作家さん気質のフローラなので、まさか自分が恋愛の主役になるだなんて思ってもいない。
しかもその相手が話の合う友人と思っていた軍服の似合う騎士団長さまとは、それこそ思ってもいない。
彼の方は最初から彼女に惚れまくっていて、結婚できると分かっただけで浮かれて後で痛 -
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溺愛メインだと☆4
主にヒーローがヒロインを溺愛して終わりました。
ちょっと変わり者のヒロインがなかなかヒーローの本心に気付かず、結婚したものの初夜はおあずけ状態。我慢しているであろうヒーローがなかなか美味しかったです。そして可愛らしかったです。
陰謀的なものも出てくるのですがサラッと終わってしまうので物語としての読み応えまではないです。
ただただ溺愛していて可愛いお話でした。 -
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悩める后
ストーリーの導入部分で中華風にしては珍しく、雰囲気良さげだと思って読んでみたけども、二代に渡り后となるヒロインの悩む心情を語りすぎたのか、読み進めると、ちょっと飽きてくる。
うーむ、何かが足りない。スパイスか?塩か?ヒロインは謙虚で従順なお嬢さまと、ヒーローも賢帝で、何でも合理的に独断で進めてしまうところもあるけど総合的によくできたイケメンという組み合わせだけど、条件が揃いすぎてくっ付くのが早すぎたのか。何かもう少しアクシデントがいるかな。 -
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割と普通だった
お互い貴族の夜会や派手なことが苦手なヒロインとヒーロー。お見合い相手を取り違えて出会ったら、その瞬間からお互い一目惚れしちゃうので、お話はトントンと進んで行きます。途中、ヒロインが事件に巻き込まれてしまうけど、割とあっさり解決します。無口な大型犬みたいなヒーローは可愛いけど、ホントに単語しか発しないから、よく会話が続くなぁと、ヒロインに感心しました(笑)
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イマイチかなぁ。
うーん…どうもこのヒロインにイライラしてしまって。斜め上の思考もここまでくるとアホなの⁈って思えてきて。
ヒーローは、ハイスペックな男が初めて好きになった女に本気で落としにかかる!という、好きな設定だったのになぁ。惜しい。 -
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うーん
あらすじ読んで、好きな設定だと思い期待して読みました。
それなりに良かったのですが、ちょっと?いや、かなり物足りなかったかなぁ
2人の子供の頃のエピソードもほとんど無いし、もっとブライアンの気持ちがシルヴィアに惹かれていく辺りを書いて欲しかったです。
領民や使用人と気さくに触れ合う活動的な設定のシルヴィアなのに、侯爵家に入ってからは勉強とお菓子作りとブライアンとの情事以外特に何かをする訳でもなく‥
性格悪い伯爵出て来るけど、大した障害にもならず。
うーん、もうちょっと話を膨らませてくれると良かったのにな。
あと、記憶をなくしてたのに、どうしてヒーローが1歳年下ってわかったのかな?
私がどこ -
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甘々です。
極貧花売り娘と王弟
甘々なヒーローと、鈍感純真娘。
もうちょっとコミカル系かと思ったら、そんな事は無かった。王も出てきてドタバタ系かと思ったら最後まで出てこなかった。
ヒロイン父親、年齢合わなくない?祖父なら分かるけど。
イラストのヒーローが小説のヒーローと合わないのが残念。 -
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ネタバレモチーフは魔女狩りっぽいもので、医術に長けた一族メルヴェイユの一人、リディが傷ついた鳩を助けたことでアルフォンスに連れて来られて、だんだん惹かれあうって感じですが、けっこうとんとん拍子に話が進みます。アルフォンスの母親は最初から好意的でしたし、メルヴェイユを忌み嫌うはずの教会側とももめることはなかったです。(裏でアルフォンスがかなりがんばったみたいですけど)
アルフォンスが元々メルヴェイユを求めていた理由のセレスティーヌもジャンの言動とかを見るに、たぶんこっちとくっつくんだろうなぁって思ったとおりで、予想外はセレスティーヌの侍女のヴァネッサがしたことでしょうか。アルフォンスねらいだったとは・ -
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ネタバレソーニャっぽいといえばソーニャっぽいのかもしれないんですけど、ヒーローのはずのノーランの悪徳詐欺師っぷりに、ちょっとひきました。リリィローズが使用人にも慕われるいいお嬢さんだったからかもしれないんですけど、ノーランの欺しようはちょっとひどいなあって。
欺されて媚薬入りのチョコレートを食べさせられたリリィローズを助けたあと、そのままリリィローズをいただいちゃったノーランでしたけど、欺すはずのリリィローズに惹かれちゃって、自分を止められなかったって感じ?
最後の最後でソーニャらしく、リリィローズの父親の死に関係していることが出てきましたけど、もっと早く出逢っていたら、リリィローズの父親も死なな -
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ネタバレヒーローとヒロインが幼い頃に出会っていて、大人になって再会ってパターンはくさるくらいありますが、10代後半だったラディアスは10歳の少女リティシアに対してやり過ぎな感じがして、最初ちょっとひきました。
しかもあの儀式。あんなの付けた状態でってのはなしでしょう(^^ゞ
逃げ出したリティシアは、お嬢様って感じが満載で、ラディアスとの掛けあいもよかったです。最後のエピソードを読むと、ほんとにリティシアが好きだったってのが分かります。(儀式は成功したはずなのに、逃亡したって聞いて、かなり焦るラディアス。このあと、あの泉のシーンに続きます。)
斎王さんの作品は巫女モノが多くて、外れをひくことも多いで -
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タイトルほど
巻き戻り前にナイフで胸を刺され亡くなったヒロイン。気付くと2年前に巻き戻っていました。
亡くなることが嫌だから、王族と閨をともにし身ごもれば守ってもらえるという安直な考えのもと行動を起こすヒロイン。恨まれないようにヒロインなりに努力はしますがたびたび浅慮な感じがしました。またヒーローも優秀でありながら影に徹する身として登場しますが、本文中に優秀なエピソードがそれほどでした。ヒロインが出奔し命を狙われる場面がありますが、全て後手後手に回っている感じであまり優秀な感じがしませんでした。私は値段の割には残念に感じました。