稲田将人のレビュー一覧

  • 戦略参謀

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    フィクション仕立てで書かれた経営の指南書という立て付けが面白い。著者の実践的なコンサルタント経験も生きている。

    人、性善なれど、性怠惰なり
    自分たちを律して行く真摯な姿勢が必須になります。

    経営プロフェッショナルの教科書と副題があるように、経営企画室が担当する業務の教科書とも言える内容であることが興味深い。

    起業から小さな事業が大きくなってくると、組織も大きくなり、経営企画という社長業務のサポート体制が必要となる。組織が大きくるなると腐敗する輩も出てくるので、社長は最後までリーダーシップを発揮するとともに、社員が働きやすい適切な場を作ることが必要。

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    2013年12月30日
  • 戦略参謀

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    お勧めします。
    本書は、ビジネス書でありながら、小説スタイルで内容が進むため斬新で読みやすいです。
    また、社内の政治的な側面も書かれており「ある、ある」と思えることも多数あります。
    さらに、「人、性善なれど、性惰性なり」は本質をつく言葉で心に落ちました。企業組織の発展、衰退はまさに先の言葉にあると思います。
    逆に、それに気がついた人間が1人でも一歩を踏み出すことが大切だと思いました。明日から、自分の組織でその一歩を踏み出せるように、日々努力します。

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    2013年11月04日
  • 戦略参謀

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    経営者視点でビジネスを考えるということがどういうことかが分かる。経営企画部門が求められていることが分かる。コンサルタントがどういうシーンで活躍するかが分かる。問題解決のあるべき思考ステップが分かる。会社で「ありそう!」って思える悪役が登場する(ちょっと半沢直樹みたい)。
    ビジネスマンとしての生き方について考えさせる内容で、のめり込んで読める!

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    2013年11月07日
  • PDCAマネジメント

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    TQCという言葉を知らなかったので、新たな学びだった。ビジネス系の本も読んでいこうと思う。小売業での例が多く記載されていたのでBtoCビジネスの方の方が読みやすいかもと感じた。

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    2025年02月23日
  • PDCAプロフェッショナル―トヨタの現場×マッキンゼーの企画=最強の実践力

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    ネタバレ

    ■PDCA,これほどビジネスシーンで単なる掛け声程度にしか使われていない言葉はない
    →トヨタ・マッキンゼーは、高度なPDCAを回して、自らの問題解決能力の追求・方法論を進化させている。

    ■トヨタ
    ・現状の課題、問題点について、適切な「見える化」「目で見る管理」をするための工夫に知恵を使う。
    ・その差異、異常値の理由を「5回のなぜ」で追求し、対策を行う

    ■マッキンゼー
    ・フレームワークを使った分析を駆使し、「事実」ベースでことの因果を明確にして、問題解決を行い、経営トップ向けの「提案」を提示する

    ■仕事のできる人=企画力・実践力のある人
    ・よく考えて企画を組み立て(Plan)、しっかりと実

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    2024年12月28日
  • 戦略参謀

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    経営企画の人向けの本。

    社長の最後の仕事はリーダーシップを発揮すること。

    問題解決は、現状把握、真因追求、解の方向性、具体策の比較検討、実行計画の明示の順で行う。

    PDCAを回せれば、すべての企業は経営できる。ちゃんとやるところまでみる。

    小説形式なのでスラスラ読める。
    会社は一人の創業者から始まり、徐々に社員に業務を委託し、最後に委託するのが経営企画。会社のことを考えること。

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    2024年05月11日
  • 経営参謀

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    企業内政治を描いた小説の側面があり、面白い。ちょっと池井戸的。
    成功した創業者が感覚知的に回してきたPDCAを、後継者がいかにその役回りを組織として事業継続していくのか。参謀の存在がカギだというお話。

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    2023年03月03日
  • 戦略参謀の仕事―――プロフェッショナル人材になる79のアドバイス

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    マッキンゼー出身の経営コンサルタントによる、企業の参謀役がやるべきことを纏めた1冊。辟易するくらいPDCAが出てきます(笑
    「まぁ知ってるなぁ」と思うコトもありますが、それこそMECEに内容が纏まっている印象を受けました。社内政治っぽい話まで触れているのは勤め人を読み手と想定しているんでしょうか。

    少し小粒ですが、まず面白いと感じた3点をメモします。
    ①本質的な解決が求められる時の鉄則は、「聞きやすい人ではなく、(たとえ怖くても)聞くべき人に聞け」
    ⇒そう、そうなんですよね…(^^;

    ②「PDCAの精度が下がると市場から乖離する」
    ⇒ある意味PDCAを無敵の存在と捉えていて、いや、問題を解

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    2022年09月04日
  • 戦略参謀の仕事―――プロフェッショナル人材になる79のアドバイス

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    「慣れ」により経営に欠陥、それは創設して3〜5年位、または10〜15年位の企業に起こりがちな企業内の不安定材料で低迷する時期がある。そこで必要なことは外部からの刺激だ。危機感が薄れると企業成長は鈍化し、社風も低落する。往々にして会社の社長含め上役が先導している場合もあるが、そこで重要なのが「外部からの参謀」の役目が重要視されている。この書はその参謀の役割の参考になる。

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    2021年10月13日
  • 経営トップの仕事―――戦略参謀の改革現場から50のアドバイス

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    リソースアロケーションのようないわゆる欧米的な経営論でなく、ゴリゴリ実務をやってきた人向けの書。Do thisで動かない日本の組織における学習する組織を構築するための文化づくりに目を当てており勉強になる。

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    2021年06月02日
  • 戦略参謀

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    発行から7年遅れで読んだが全く色褪せることなく読めた。

    印象深いフレーズ 
    P254
    「企業は、働く者がそこで力を高め、自身の力を発揮して事業に貢献し、そして企業が市場に貢献する。結果としてその存在自体が意義のある会社として発展していく。こう考えるのが一番収まりがいいと思う。市場も企業も、そしてそこで働く者も皆が幸せなれるからだ。」
    P255
    「世の中に足跡を残してきたのは、保身に走った人たちではなく、道を開こうとあがいた人たちだ。どういう人性にするかは、自分で選ぶことだ」

    経歴が華々しいので、すかした感じかと思いきや、日本向けの共感しやすい内容で、小説としても結構楽しめた。(社長秘書が誰

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    2021年01月31日
  • 経営トップの仕事―――戦略参謀の改革現場から50のアドバイス

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    凡を極めて非凡に至る。
    シンプルながら経営トップがなすべき仕事について学ぶことができます。
    ・目指すは、組織が自律的に事業の発展に取り組む企業文化づくり
    ・ビジネスの低迷は「組織のPDCA」の機能不全からはじまる
    ・経営トップに必要な「気づき」を得るための工夫と「躾」の必要性を解説

    トヨタ、マッキンゼーを経て、アオキインターナショナル、ロック・フィールド、日本コカ・コーラ、三城などで、経営改革や事業再生を手掛けたコンサルタントが、経営トップに向けて書いた骨太の経営論。
    骨太ですが、非常に見やすい構成であり、必要な部分だけ読むような飛ばし読みもしやすい。経営者、優れたリーダー以外は肚落ちしにく

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    2021年02月01日
  • 経営参謀

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    ストーリーが面白くあっという間に読み進んでいく。教科書的な理論だけでなく実際の現場で起こりうる人の業の部分もリアルに書かれていて面白い。

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    2019年01月13日
  • 戦略参謀の仕事―――プロフェッショナル人材になる79のアドバイス

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     戦略は社長自ら実践しない限りは、ほとんどの場合うまくいかない。コンサルに大金をはたいてその分給料をくれたらいいのに、がお決まりの文句。日本企業は、現場や現実を知り得る人が、その感覚を持ってして策定する方がうまくいくらしい。
    なぜそういう戦略をとるのか、このWhyが大事。例示されているポルポト派による虐殺も、Do thisしかないオンカー制度によって、自らの身を守るには、疑わしきを殺すしかなくなってしまったことにある。本部はえらいのではなく、経営の意図をなぜそうするのかという部分から、腹落ちする状態に持っていけるかがキーとなる。
     会社トップに正確な情報をあげることも、経営判断をあやまたない要

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    2018年12月04日
  • 経営参謀

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    ネタバレ

    物語のなかで経営戦略、pdcaのイロハを学ぶ本。検証可能なpの設定が全ての肝!を改めて再認識。ストーリー展開も面白く、スゴい本だなぁと感心!

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    2018年08月22日
  • 戦略参謀

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    書店にて、大前研一『企業参謀』を彷彿させる刺激的な表題につられ、思わず手に取り著者の略歴を眺め驚愕した。〜早稲田大学大学院理工学研究科修了〜中略〜マッキンゼーアンドカンパニーに入社〜おいおい、これは本当に大前氏の正式な後継者が現れたのではないか?しかも本書が処女作品だって??←ここから購入決断の思考に至るまでおそらく一秒も掛かっていないだろう。これが本書との出会い。これで期待を裏切られたら、そのショックは計り知れなかった事だろう。だが心配無用、おかげさまでショック死せずに済んだ。あまりにも満足してFBで著者に直接感想メールを送った程だ。

    本書には複数の登場人物が出てくる。通常、読者が自

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    2018年07月12日
  • 戦略参謀の仕事―――プロフェッショナル人材になる79のアドバイス

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    第一印象として、タイトルの「79のアドバイス」あたりが若干安っぽい感じがしていたが、読み進めるにあたり、本当に修羅場をくぐってきた人が書いたんだなと、痛感する箇所が多く、非常ににリアルで勉強になった。
    組織は人体みたいに有機的であると感じることが最近多く、だからこそ一辺倒な打ち手ではいかないところに面白さを感じているが、この本もそれを十二分に理解して書かれてある感じがして、勝手にシンパシーと尊敬の念を著者に感じてしまうくらい面白かった。

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    2018年05月27日
  • 戦略参謀の仕事―――プロフェッショナル人材になる79のアドバイス

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    トップをサポートする戦略参謀として仕事をするために、
    どういうことを考え、どう行動し、何をする必要があるのか?を綴った内容。
    人付き合いや習得すべき知識にまで言及されており、内容は幅広く網羅されている。
    そのためにやや長すぎ、焦点がぼやけている面も否めないが、
    どれもその重要性は理解できた。

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    2018年03月09日
  • PDCAプロフェッショナル―トヨタの現場×マッキンゼーの企画=最強の実践力

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    PDCAサイクルを回すヒントを知りたくて手に取った本。実践力の観点からは、大変有益だった。トヨタや、クライアントのこぼれ話もちょいちょい挟んでいて、面白い。
    PDCAサイクルを回す仕組みを運用する上で大事な点は前半の2章に凝縮されていて、残りの章の迫力がやや落ちるのが、惜しい点ではある。しかし、PDCAのスキルに留まらず、サイクルが機能するためのや心構えや具体例が揃っており、企業で働くリーダーに是非読んで欲しい。

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    2017年01月18日
  • 経営参謀

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    ネタバレ

    ===2016/8/23 佐藤匠======
    【概要】
     アパレルのグローバルモード社が不振のハニーディップ事業を建て直すため、コンサルタントを送り込む。不振事業のたてなおしをストーリー形式で描いたビジネス書。

    【評価】
     80点

    【共有したい内容】
    組織の変革をするために最も重要なのは結局人だということ。

    【読んだ方がいい人】
    大きな組織に所属し、自分の利益以外も考えなくてはならなくなった人向け。

    【悪いところ】
    ストーリー形式でポイントが明確に示されている訳ではないので、通常のビジネス書のようにすぐにポイントを理解できる訳ではない。
    ただし、事例をベースとしてポイントを自分で考

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    2016年09月07日