稲田将人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ上司から薦められて読んだ本。
物語形式で企業成長のための考え方、会社員の人事模様を描いている。
・成功した創業者はPDCAを回している。ユニクロの柳井社長が1勝9敗という著書を書いているように、優れた経営者であっても事業が計画通りにうまくいくことはなかなかない。しかし成功した創業者は事業を振り返り修正することで成功に繋げている。
うちの会社は振り返りをしていない。だから同じ失敗を繰返す。
・経費削減ではなく経費低減。優れた企業は急に経費をバッサリ切るのではなく、日頃から費用対効果を見たり相見積もりをとったり、細かな工夫を重ねて経費低減に努めている。
・人事制度、組織はモチベーション。全 -
Posted by ブクログ
企業トップの参謀役である経営企画室を舞台に、企業改革の在り方を描いた、小説風のビジネス書。経営企画的な仕事がどの様なもので、どの様に在るべきで、どの様に考えるべきか、が描かれている。
第一章は企画機能、参謀機能について、端的に語られている。大きく頷けた。その後の章もPDCAの回し方、経費削減のありかた、人事制度、マーケティング、新規事業の立ち上げ、など様々な内容を小説風に語りながら説明している。なかなかに解りやすい。
ただ、小説風の体裁をとったストーリーのほうはいただけない。ちょっとリアリティがなさすぎだと感じました。ビジネス小説としては全く評価できません。もっとも、私も現職以外における経営の