坂本みねぢのレビュー一覧
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常に熱い展開
常に展開が目まぐるしく、それでいて今までの縁を繋いだ話となっていて、シリーズの最後として相応しい話となっています。
下巻を読むまで死ねないと強く思うレベルで続きが気になってしまうので上中下は一気に揃えるのがお勧めです。 -
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こんなところで終わるな……
正直、上巻のラストがコレなのは続きを買わざるを得ない処か続きが得られなかったら心が死ぬレベルなのでリアルで追ってた人は凄いと思います。
私は耐えきれないので即続きを読みましたが、2世がどう動くのか、何を思うのかを考えるだけでかわいそうに……と親目線になってしまいます。 -
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くそでか感情に震えるしか無い
正直、二世とグレイの関係がわからなくなるような感情を浴びてしまった気分です。何が起こった?と思いながら毎秒読んでました。Fateシリーズの中で1番まともな親子関係もみれるので、初心者にも優しい作品です。
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Fateファンは全員見ろ
サブタイトルでわかるようにアトラス院が出てきますが、ここで事件簿の世界線がどうなのかが少しわかります。そして事件簿は過去1番で優しいので本当にわかりやすく魔術師とは、アトラス院とはを説明してくれます。そして2世とグレイの関係がどうなるかが目が離せません。物凄く良いです。
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遠坂凛がいる……
これは遺言ですが、私の最推しの遠坂凛が遠坂凛として出てきます。fgoをやってる方は知ってるかと思いますが、イシュタルやエレシュキガルのガワの見た目の子です。
何が最高かといえば「stay night」で見た遠坂凛がどのルートを辿ったとしても得られるであろう経験からの学びを吸収し成長した姿ででます。
stay nightを見たことのある人は涙をこぼすかもしれません。
stay nightも見た事がない方も遠坂凛の魅力を十分に理解出来るでしょう。
彼女が彼女らしく成長し、面影もあり、美しく強く生きる様はファンとして感涙せざるを得ないものがありました。
こんなに素敵に書いてくださるとは思って無かった -
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伏線回収が鮮やか
上巻でばら撒いた伏線を鮮やかに拾い上げつむぎあげ繋いで一つの糸にする、そんな推理をしてくれるので物凄く気持ちいいです。
伏線をいかに鮮やかに回収するかはミステリーを読む上で重視するところの一つだと思います。少なくとも私はそうですが、もう本当に素敵です。読んでください。 -
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アニメで見たけど
アニメで先に見ていた魔眼列車ですが、小説を読んでもラストがわかってるからつまらないかもと思っていました。杞憂です。最高でした。
小説には小説にしかない呼吸、息遣いがあります。
私はこれを愛していたんだと再確認できる良作でした、私は文字が好きだった。
アニメで異変されてたところを認識して読むのも凄く楽しいですが、何よりも「息が聞こえる、今ここで」という気分で読めるこの作品に感謝しかありません。 -
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事件解決が鮮やか
魔術師らしい動機で魔術師らしくトリックが組まれてるだけでも素敵なのに、ホワイダニットを突き詰めて解決するロードエルメロイ2世の推理が爽快感がある。
魔術師らしい動機に柄にもなくテンションが上がり、これが見たかったと膝を打つレベルだったので全人類見てほしい。 -
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やってくれた!!!
正直、2巻、それも上下巻に分かれてるので「片方はだれたりつまらんかったりするだろ」と思っていたところがあったのですが、想像以上にガチで魔術にとっての美、根源としての美、魔術師にとっての美、人間にとっての美、知性生命体にとっての美を突き詰めて解釈して書かれていて本当に良かったです。この緻密さに厄介オタクたる私は救われました。この辺りの解釈を読むのが好きな人は全員読んでほしいレベルです。
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クオリティ、世界観、設定の本
Fateというでかい箱の中の作品の一つとしてこの本を私は読み始めましたが、読んでみてとても驚きました。
わかりやすかったのです。
Fateに触れたことのある人なら共感していただけると思いますが、Fateというのは実に難しい(理解をきちんとすることが困難である)作品だと思っています。
しかしこのロードエルメロイ2世の事件簿はFateの魔術の根源、根幹、設定に実に忠実でありながら難しい言葉でお茶を濁すことなく話の構成ができています。
これはとても凄ことで、この本を読めば「わかっていた気になっていた魔術がよりわかる気になる」という素晴らしい魔法がかかってます。
なにより話のストーリーも物凄く天才です -
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FGOでのイベントコラボから気になっていたシリーズで、漫画判を少し読んだが細かいところが解らないので小説の方を今回読んでみました。漫画の方もよかったけれど小説でないと分かりにくいところがあるので続きも活字の方で楽しみたいと思います。Ⅱ世はカッコいいしグレイはかわいい。ルヴィアの堂々とした振る舞いはさすがだなぁとキャラの描写もいいです。
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帰ってきたエルメロイ2世
事件簿から変わらないエルメロイ2世やグレイの活躍はもちろん、他のシリーズのキャラクターも登場してますます面白くなっています。
また、エルメロイ2世の生徒に対する接し方はブレる事なく真摯で格好良かったです! -
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完結巻
この巻ですべての謎と伏線は繋がり、物語は完結しました。
本当に面白かったです!
最後まで楽しませて頂きました!
息もつかせぬ展開の連続でした。
この後の時計塔も書いて欲しかったですね。
絶対に面白いのにっ!
久しぶりに小説のFate/Zeroが読みたくなったのに、電子書籍版がないのが残念でなりません…
何故ないのか… -
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素敵な物語の終わり方です。
タイプ・ムーンすべての世界観を繋げていく難行を、読者の次はどんな展開になるのだろうという期待に応えつつ見事に物語を織りなした作者の手法に感心しました。
英霊イスカンダルとウェルバー・ヴェルベットとの再会はなるのか。その期待に対し最も相応しい一つの締めくくりを示してくれました。
とても素敵な物語の終わり方です。 -
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ゲームが先のほうがいいかな
あれがコレになった証明を読みました(アバウト)。最初にその事実を知って衝撃が凄まじかった。ただ原作のゲーム設定があって、初めて発動される伏線があるので、完全な初見がどこまで楽しめるかは別問題だなと感じました。これから巻数が進むにつれて三田節がどこまで出せているのか楽しみです。とりあえず、全巻制覇が楽しみです。
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第四次聖杯戦争から十年、成長したウェイバーの物語……。
原作者陣から「Fate/Zero最萌えキャラ」とまで称されたウェイバー君がスピンオフの主役となって再臨! 現在の彼は魔術師の総本山「時計塔」の講師となり圧倒的な魔術師育成力を発揮してロード・エルメロイII世を冠する程の権威に。型月的第三次成長期が訪れたのか、身長は征服王もビックリの157cmから186cmへ! 本当にもう立派になって……( ノД`)
本作では魔術師ならではの事件に巻き込まれ、そのスバ抜けた洞察力で解決していく事となります。魔術が絡むので常識外な所はあるものの、これが本気の推理物! 謎を解き真実に迫る様子はもうガッチリ練 -
Posted by ブクログ
純粋な対象の能力だけを見極めて自分の主を選ぶ電子妖精。そして彼女たちに選ばれることはそのまま艦隊を率いる提督になることを意味する。そして今回選ばれたのは誰もが認めるエリートであるロイ、そして式典会場の給仕レンだった。
超面白い。スペースオペラでは銀河英雄伝説以来のヒット。電子妖精に選ばれた天才たちによる艦隊戦、それに伴う凡人たちの憧れ、反発、畏れ。第一巻では敵の英雄アレンティーノとの壮絶な戦闘が描かれる。次第に明らかになるレンの天才性。アレンティーノもとても魅力的で単なるやられ役などではない。
骨太な熱い作品。
蛇足ですが電子妖精といっても萌え要素はほとんどありません。悪しからず。