坂本みねぢのレビュー一覧

  • ロード・エルメロイII世の事件簿 1 「case.剥離城アドラ」

    クオリティ、世界観、設定の本

    Fateというでかい箱の中の作品の一つとしてこの本を私は読み始めましたが、読んでみてとても驚きました。
    わかりやすかったのです。
    Fateに触れたことのある人なら共感していただけると思いますが、Fateというのは実に難しい(理解をきちんとすることが困難である)作品だと思っています。
    しかしこのロード...続きを読む
  • ロード・エルメロイII世の事件簿 4 「case.魔眼蒐集列車(上)」

    アニメで見たけど

    アニメで先に見ていた魔眼列車ですが、小説を読んでもラストがわかってるからつまらないかもと思っていました。杞憂です。最高でした。
    小説には小説にしかない呼吸、息遣いがあります。
    私はこれを愛していたんだと再確認できる良作でした、私は文字が好きだった。
    アニメで異変されてたところを認識して読むのも凄く楽...続きを読む
  • ロード・エルメロイII世の事件簿 2 「case.双貌塔イゼルマ(上)」

    やってくれた!!!

    正直、2巻、それも上下巻に分かれてるので「片方はだれたりつまらんかったりするだろ」と思っていたところがあったのですが、想像以上にガチで魔術にとっての美、根源としての美、魔術師にとっての美、人間にとっての美、知性生命体にとっての美を突き詰めて解釈して書かれていて本当に良かったです。この緻密さに厄介オタ...続きを読む
  • ロード・エルメロイII世の事件簿 5 「case.魔眼蒐集列車(下)」

    伏線回収が鮮やか

    上巻でばら撒いた伏線を鮮やかに拾い上げつむぎあげ繋いで一つの糸にする、そんな推理をしてくれるので物凄く気持ちいいです。
    伏線をいかに鮮やかに回収するかはミステリーを読む上で重視するところの一つだと思います。少なくとも私はそうですが、もう本当に素敵です。読んでください。
  • ロード・エルメロイII世の事件簿 3 「case.双貌塔イゼルマ(下)」

    事件解決が鮮やか

    魔術師らしい動機で魔術師らしくトリックが組まれてるだけでも素敵なのに、ホワイダニットを突き詰めて解決するロードエルメロイ2世の推理が爽快感がある。
    魔術師らしい動機に柄にもなくテンションが上がり、これが見たかったと膝を打つレベルだったので全人類見てほしい。
  • ロード・エルメロイII世の事件簿 1 「case.剥離城アドラ」
    FGOでのイベントコラボから気になっていたシリーズで、漫画判を少し読んだが細かいところが解らないので小説の方を今回読んでみました。漫画の方もよかったけれど小説でないと分かりにくいところがあるので続きも活字の方で楽しみたいと思います。Ⅱ世はカッコいいしグレイはかわいい。ルヴィアの堂々とした振る舞いはさ...続きを読む
  • ロード・エルメロイII世の冒険 1 神を喰らった男

    帰ってきたエルメロイ2世

    事件簿から変わらないエルメロイ2世やグレイの活躍はもちろん、他のシリーズのキャラクターも登場してますます面白くなっています。
    また、エルメロイ2世の生徒に対する接し方はブレる事なく真摯で格好良かったです!
  • ロード・エルメロイII世の冒険 1 神を喰らった男
  • ロード・エルメロイII世の事件簿 (5)

    面白かった

    魔術の展開やストーリーの流れがミステリらしく、読んでいて面白かった
  • ロード・エルメロイII世の事件簿 10 「case.冠位決議(下)」

    完結巻

    この巻ですべての謎と伏線は繋がり、物語は完結しました。

    本当に面白かったです!
    最後まで楽しませて頂きました!

    息もつかせぬ展開の連続でした。
    この後の時計塔も書いて欲しかったですね。
    絶対に面白いのにっ!

    久しぶりに小説のFate/Zeroが読みたくなったのに、電子書籍版がないのが残念でなり...続きを読む
  • ロード・エルメロイII世の事件簿 10 「case.冠位決議(下)」

    素敵な物語の終わり方です。

    タイプ・ムーンすべての世界観を繋げていく難行を、読者の次はどんな展開になるのだろうという期待に応えつつ見事に物語を織りなした作者の手法に感心しました。
    英霊イスカンダルとウェルバー・ヴェルベットとの再会はなるのか。その期待に対し最も相応しい一つの締めくくりを示してくれました。
    とても素敵な物語の...続きを読む
  • ロード・エルメロイII世の事件簿 1 「case.剥離城アドラ」

    ゲームが先のほうがいいかな

    あれがコレになった証明を読みました(アバウト)。最初にその事実を知って衝撃が凄まじかった。ただ原作のゲーム設定があって、初めて発動される伏線があるので、完全な初見がどこまで楽しめるかは別問題だなと感じました。これから巻数が進むにつれて三田節がどこまで出せているのか楽しみです。とりあえず、全巻制覇が楽...続きを読む
  • ロード・エルメロイII世の事件簿 1 「case.剥離城アドラ」
    第四次聖杯戦争から十年、成長したウェイバーの物語……。
    原作者陣から「Fate/Zero最萌えキャラ」とまで称されたウェイバー君がスピンオフの主役となって再臨! 現在の彼は魔術師の総本山「時計塔」の講師となり圧倒的な魔術師育成力を発揮してロード・エルメロイII世を冠する程の権威に。型月的第三次成長...続きを読む
  • 神無き世界の英雄伝
    純粋な対象の能力だけを見極めて自分の主を選ぶ電子妖精。そして彼女たちに選ばれることはそのまま艦隊を率いる提督になることを意味する。そして今回選ばれたのは誰もが認めるエリートであるロイ、そして式典会場の給仕レンだった。
    超面白い。スペースオペラでは銀河英雄伝説以来のヒット。電子妖精に選ばれた天才たちに...続きを読む
  • 神無き世界の英雄伝
    スペースオペラです。好きです、コレ。内容は
    驚異の演算能力を誇り宇宙戦艦(及び艦隊)を司る「電子妖精」に選ばれたのは誰もが能力と家柄を認める巨大複合企業の御曹司と会場に居合わせたコック。
    電子妖精が選んだ者は例え軍人ではなくとも望めば電子妖精の司る旗艦の提督として就任するという不文律で艦長になるコッ...続きを読む
  • ロード・エルメロイII世の事件簿 (9)
    ずーっとレールツェッペリン続きますね。
    若い頃の師匠の話を耳にするグレイが、興味津々といった感じでいい。
    そして相変わらず一度読んだだけではなかなか理解できないおのれのオツム。
  • ロード・エルメロイII世の事件簿 (1)
    原作5巻まで読破済み。
    あの小説向きの話をよく漫画に落とし込めたなと感心した。
    絵もとても細かく綺麗。
    元が小説で説明も多いのもあって文章力は非常に多い。
    手早く原作の復習をするのにはもってこいだと思う。
  • 神無き世界の英雄伝
    不幸な生い立ちだが実は天才的な頭脳を持つ主人公が、電子妖精に選ばれたことをきっかけに戦場に身を置き、持ち前の頭で奮闘するお話。
    設定が小難しくて理解しきれない所は感じましたが、レンが作戦を駆使して敵をうまいこといなしてゆく展開は良かったですね。
  • 神無き世界の英雄伝(3)
    スペースオペラだということはあると思うが、全体を通して設定がちょっと小難しかった印象。何故レンは家族からあんなに毛嫌いされているのか、などもイマイチピンとこないし。
    とはいえ、強敵との戦いなど、手に汗握るバトル展開などは良かったですね。
  • ロード・エルメロイII世の事件簿 (7)
    好きなジャンルの話(魔法とか魔術とかそれに関わる自然とか歴史諸々)ではあるのですが
    毎度のことながら字が多い。セリフじゃなくて字、ほぼ小説の背景に絵があるみたいなページがあるので何度も反芻しないと頭に入りにくい。
    そして小節で区切って、さて次は左なのか下を先に読むのかと迷うこともまだある。
    ...続きを読む