坂本みねぢのレビュー一覧
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最高の面白さ
チベットを舞台に繰り広げられる幻の王国での政治劇
その政治劇でついにアトラス院の院長であるズェピアと時計塔のロード・エルメロイⅡ世との対決が火花を散らす・・・。
いやもうほんと、超面白いの。シャの国のキャラクター達も魅力的で
ペペさんの出番も個性もすごい良くて、それだけでなくFGOでのペペの行動原理の答え合わせもしていて
いつもどおりの飯の美味しそうさや異国情緒の良さもあって
丁寧な世界観と素晴らしいキャラクターと練られた作劇
文句のつけようがない作品。
・・・ただ、成長したアキラの挿絵が2巻やっていまだに0枚なのはどういう事なんざましょ。12月発売の11巻が待ち遠しすぎる -
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だいたい3時間半で読み終わる
1つの映画を観終わったような確かな満足感があります…
・大きな謎が解けたがその謎も既に「推理できる形」で既刊にある内容であって答え合わせまでに推理できなかった事に後悔するぐらい納得の内容だった
・本作は「Zero」「stay night」の続編であり「Fake」の前日譚でありそして「衛宮さんちの今日のご飯」の新作だった
・勝ち残った3人の予想やゲームの流れとかこれ予想できた奴いる!?ってレベルに中巻だけでも話が大きく進んで下巻がすぐ読みたくてたまらなくなる…
・「衛宮士郎、見参」だったかもしれないけどあの男もまた見参していた。あの男とは?ネタバレになるから言えない。ただ、本作はマジシャンによる -
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最初の頃に比べてセリフが順番に読みやすくなってきた気がする。(はじめ何巻かまではセリフの順番がとても分かりにくかった)
何より内容が以前よりも読み解きやすくなってきたかも。だから以前よりも面白いと感じられる。 -
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一気に読める爽快感
圧倒的に描写がいい。情景描写も心理描写も美しく膨大な量の情報が邪魔にならない。その上でキャラクター数も多いのにサクサク読めた。早く続きよみたい
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ウェイバーという男の生き方
ウェイバーに厳しい小説版ですが、私は心底良かったと思います。事件簿のせいで「可哀想な男が心底頑張って星に手を伸ばす」という癖が新しくできてしまいました。fgoで平安京が刺さったオタクは全員好きです。そして常に「成長できたのか」と苦悩する姿は最早愉悦すら覚えるほどウェイバーという男の姿になっています。ライネスと共感出来るようになってしまったのでこれからも可哀想なウェイバーを愛していきたいと思います。