三木俊哉のレビュー一覧
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ネタバレ2006/9/22、ある普通の青年が交通事故、死亡事故を起こす。それは裁判となる。原因は何だったのか?青年は何も原因となることを覚えていないと言う。
これは、携帯メールのながら運転の危険性が、裁判、法整備へ向かった記録である。メールしながらの運転は危険だと誰もが感じながら、やってしまう、そのメカニズムを神経学者・心理学者の解説と歴史的背景を挙げると同時に、事故当事者の苦悩を描いた実録です。個人的には各人の成育歴など、詳細すぎてる点と、注意の科学の歴史的背景は、詳細すぎて、むしろだれてくる感じがありました。科学的知見の蓄積より、個人的体験者の叫びが、社会や政治を動かすのだなと感じました。 -
Posted by ブクログ
ヴァージングループの創業者、リチャード・ブランソンさんの著書。
80年代カルチャークラブなどを姉の影響で耳にしていた自分としてはヴァージンはクールで魅力的なイメージがある。
しかしブランソンさん自身のイメージは、冒険家のほうが強かったが、これを読むを実業家としてのブランソンさんを知ることができた。
彼の事業に関するポリシーは非常にシンプルだが、世間一般のビジネス書から見ると逆張りのようなことをしている。しかしそれがヴァージンの魅力なんだろう。
また上場した事で事業の自由度に制限がかかってしまうことを嫌い上場をやめてしまったことなど、創業者の特権といえばそれまでだが、コンサルやマーケティン -
Posted by ブクログ
権力の横暴は普遍的であり、支配に用いるテクノロジーと、掲げる大義名分は交換可能な小道具のように映る。スノーデンの暴露した事実は、支配-被支配の構図そのものこそは典型的であり驚きは少ないが、謀略の射程距離(ほぼ地球の全表面)の巨大さには目を見張る。
地球全体が檻の中だとしたら恐ろしいが、それがものの例えではないところに言葉を失う。
ノンフィクションとしての出来栄えは、スノーデン個人を掘り下げるのか、英米の迷走する背景を辿るのか、暴露に活躍したジャーナリストを追うのか、どれも中途半端。しかし本件は経緯が整理されているだけでも報道価値が高いので、特に気にならない。 -
Posted by ブクログ
帯の佐藤優さん推薦とのフレーズで購入。
読みどころを4点に絞っているのがわかりやすく感じました。
そして、著者(&訳者)のように、決してスノーデン氏の擁護一色、
というわけではないのもまた、興味深く思います。
“国家の干渉を憎むスノーデンが、国際政治の複雑なゲームに巻きこまれた結果、
国家主義的なロシアの庇護を受けるようになるというのも興味深い”
高邁な理想を持ちながらも、それを阻む現実の理不尽への憤り、
そうしたスノーデン氏の想いは、非常によく理解できます。
でも、その理不尽さを超えるために選んだ手段が、
その理想自体を否定している手段であるという矛盾、
そしてその“現実”か