高千穂遙のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんと、クラッシャー・ジョーのシリーズが復活していました。
安彦画伯のイラストも健在。思わず手にとってしまった・・・
作者のSF的な主義で、これまでは簡単には描かれなかった地球外知性について、痕跡ではありますが描かれていることにもびっくり。隔世の感がありますね。また、人口生命とのからみもあり、重たい課題が内在されていますが、そこはスピード感優先で意図的にさらっと流しています。気づいた人は深堀っていくと結構なテーマが埋まっているので興味深いです。その分、ジョー達の人物としての深みが薄れた感はありますが。
いずれにしても、モダンな感じで再開したシリーズ。どんな風に変わっていくか楽しみです。 -
Posted by ブクログ
GW積読解消週間続行中。
もともとは朝日ソノラマ文庫で出されたんだよなぁ。中学生の頃読んでたのが懐かしく思い出されます。
そのころはジュヴナイルといわれていましたがラノベの走りですね。そのため、女性戦闘員なんてでてくるものの、戦闘中に半裸状態になると顔を赤らめて戦意喪失。ここまでくるともう、爽やか!しかもアクション・シーンの連続でほとんど脳みそは使わない。
しかし、このシリーズのハードなところは異星人を簡単には出さないところ。1000光年にもわたってワープでつながっている世界でも、現れない。今回も事件の中心は超能力者集団。決して、開発中の惑星の生命ではない。人類は孤独なのか?!