高千穂遙のレビュー一覧
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同著者のもう1つの代表作「ダーティ・ペア」とのコラボとして有名な作品だったので、以前から読んでみたいと思いつつ中々手が出なかったのが、今回のシリーズ全て新規文庫化を機に購入♪ これで既刊のクラッシャーシリーズをようやくコンプ♪ ^^ 満足です♪ ダーティ~の方は… とりあえず、いいかな? そっちにはあまり食指が動かないw なぜだろ? ^^;
ジョウの父親にしてクラッシャーの最高指導者の地位に上り詰めたダンの、現役時代の活躍を描いていますが、良くも悪くもジョウチームの活躍と同じといえば同じw
ただ、地味にカッコよく、最後はド派手すぎるくらいに派手なお約束の “最新鋭・難攻不落の巨大要塞に立て篭 -
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ネタバレ巻頭に声優・久川綾氏への謝辞があります。
そこには氏の作詞した“水のラビリンス”という楽曲から着想を得た、と記述してありました。
本の帯にも氏の感想が記述されてありましたが、読み始める時は全く意識していませんでした。
読み進めていく内にこれまでの作品と趣を異にしているな、と感じ始めました。
それは主人公達、クラッシャージョウ・チームの面々が脇役になっている、という事でした。
物語は、水棲生物に特化した人口生命体・アプサラの主観に近い形で描かれていたので、それは当然のことでしたが、何となく違和感を覚えながらも快調に読み進めていくことができました。
ある程度読み進めると次が気になってドンドン読み -
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未だシリーズ続いていたのか?! という驚きと共に手にした新刊 最新作を、早速読破♪
相変わらずの満足感・安心感でした♪ ^^ 新登場する美女が出生の秘密を抱えながら傭兵しててメッチャ強くて、クラッシャーたちと深く関わっていき事件・巨大な陰謀に巻き込まれていき、人類を超える知的生命体を巡って敵と戦う♪ なんという王道♪ このシリーズはこうでなくっちゃ♪と思わせてくれるのがニクイ♪♪
この文庫シリーズが刊行開始されてから、「全巻買って読むぞ~」という気になっていたので、途中で止まってしまったのはナゼ?と疑問に思ってたんですが、まさか最新刊に着手していたとはw 驚きでした♪ もうとっくに完結して -
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WWWAの新米トラコン、1年目のユリとケイ。
新米ながら優秀な2人は、ダーティペアという有難くない通り名を合わせ持っていた。
今回、2人が派遣された惑星アムニール。
かつて独裁者による恐怖政治が布かれていたが、今は革命が成功して非情皇帝は処刑され革命政府が立ちあがっていた。
しかし独裁政府残党による反抗が執拗に続けられており、2人の仕事はその残党を排除することだった・・・。
あとがきを読んで初めて知ったんですが、この作品はインターネットで公開されたコンテンツだったようです。
アドレスを辿ってみましたが、もうリンク切れになってしまっていました。残念。
あとがきによると、「ダーティペアの大脱走」 -
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とある惑星の一つの大陸を丸ごとテーマパークにした「バーバリアン・エイジ」
剣と魔法、ヒロイック・ファンタジーの世界に潜入捜査として潜入したケイとユリは、その世界にどっぷりと浸かっていた。
だが、何者かによるシステム改竄が続々と進み、事態は緊迫の様相を呈してくる・・・。
途中からちょっとダレてしまいました。
なかなか読み進められず、予想以上に時間がかかってしまいました。
いや、面白くないって訳じゃないんです。ちょっと他の事に時間を取られてしまっていました(^^ゞ
物語の最終局面の展開は、ちょっと予想外でした。
何だか随分とあっさりした展開で、こういう終わり方にするのか、って。
一言で言うと、 -
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惑星を丸ごとテーマパークにした「バーバリアン・エイジ」
そこは剣と魔法の世界であり、ヒロイック・ファンタジーの世界だった。
しかし、そこに犯罪の影があるということでケイとユリが派遣されてきた・・・。
犯罪組織「ルーシファ」が絡んでいる、というので潜入捜査を始めた2人が剣と魔法の世界に入り込んでドタバタを繰り返す。
まぁ、いつものパターンで楽しく読み進めていったんですが、いつまで経っても「ルーシファ」の影すら出てこない。仕舞いにはファンタジーの世界のイベントに掛かりきりになっていくケイとユリ。
(これ、終わるのか?)
なんて思っていたら、残り3~4ページとなったところで・・・
「第6章 実は、 -
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前回の任務で強制的なワープをした結果、広大な宇宙で遭難してしまったケイとユリ。
遭難時のセオリー通り、冷凍睡眠装置に入り救助を待つことにした2人。
彼女たちを起こしたのは意外なモノだった・・・。
そういえばそうだったなぁ、なんて思いながら読み始めた本作。
前回の経緯を簡単に説明してくれているから前の作品を読み返す必要なく、そのまま新しい世界に没入できました。
は? そうくる・・・ってアレ??
って思いながらも読みすすめると、これがやっぱり面白い。
クラッシャージョウ・シリーズと違って、ケイの一人称視点で描かれており、かなり趣の異なる作品と言えますね。
舞台世界はクラッシャージョウの父親、ク -
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太陽系国家ゴーフリーにある城塞都市ダイロンから要人の護衛移送の依頼が来た。
聖なる力を持つといわれるネネトが負傷し、その治療の為にダイロンから銀河連合が派遣してくる病院船に移動しなくてはならなくなったからだ。
しかしそのネネトを太陽系国家ゴーフリーの独裁者が執拗に狙っていた・・・。
まず敵役のサイボーグの描写があり、その後でクラッシャー側の描写。
途中、クラッシャーチームが2つに分断され、描写は3面交互に変わりますが、それも許容の範囲内。
なによりも物語がテンポ良く進んでいくので読みやすいです。
宗教関係やエスパー関係の別の話が何度か出てきますが、これは別の話。気にしなければ、この本から読 -
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やり手と言われる2人の実業家からクラッシャーへ身辺護衛の依頼が来た。それぞれにひと組のクラッシャーを護衛として。
主催するミスコンを襲ったテロリストを見事に撃退したのもつかの間、次はお忍びでの狩猟旅行に出かける依頼主。
そして、その目的地は派遣された調査隊がすべて消息を絶っている危険な惑星だった・・・。
自分としては全く意識していなかったのですが、クラッシャージョウやダーティペアは「ライトノベル」に分類されてもおかしくない作品みたいです。
実際、読者の対象年齢は中~高生くらいが対象なんじゃないかな。ただ、80年代を代表するSF小説で、当時はライトノベルという定義自体がなかったので、ライトノベ